はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

一般質問で動議・・・

2010-06-15 | 議会

2010年6月15日(火曜日)
今日は一般質問の2日目・・・
敦賀市が補助金を出している団体への元職員の
天下りについての一般質問の最中に、
地方自治法132条に抵触する発言があったとして
動議の声があがった。

*第百三十二条  
普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、
議員は、無礼の言葉を使用し、
又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。

議会運営委員会が開催され、当該議員より
発言の取り消しを求めたいという申出があり、
発言が不適切であったことと、
本会議を中断し混乱させたことに対し謝罪があった。

本会議が再開され、発言の取り消しを認めるかどうかが
はかられ、異議なしとなり、本人による謝罪が行われたあと
一般質問が再開された。

ことの起こりは、補助金を出している団体等へは
今後、市の職員を派遣しない・・・と前の議会で発言した
副市長に対し、退職した職員を団体に天下りさせたことを
追求する質問に対し、副市長が元職員の役職名や名前、
年収についてまで質問していない内容について
言及した答弁があった。
聞いていて天下りを正当化しようとしているとしか
思えない発言なのに・・・

それを受けた再質問の
「紹介した市も悪いし、受けた本人も悪いと思う。
断ればいいと思う・・・」
のくだりで、動議がだされたのである。

副市長の答弁に対し、
質問していない年収の話や団体へ天下りした経緯は
退職した元職員のプライバシーの侵害になるので
発言を取り消し謝罪するよう求め、
質問に対する回答がないことをつっこめばよかったのに・・・
と思ったわたしです。

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6月14日(月)のつぶやき

2010-06-15 | 日々の暮らし・議会・市民運動など
06:02 from web
介護社会のこれから~上野千鶴子さんに聞く(中日新聞) http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/1534eeebdd36b9e6f3f733aec7ca7d8e
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上野千鶴子さんロングインタビューの続き

2010-06-14 | 医療と健康関連

2010年6月14日(月曜日)
わたしの一般質問は休憩をはさみ15:40から開始。
質問時間30分と答弁を含めほぼ1時間。

質問した回数をおぼえきれないほど、
たったり座ったりを繰り返し、
終わったときには、汗でびっしょり・・・
体温も上昇し、ポッカポカ。
きっと免疫力もアップしたことでしょう・・・

夕飯の後、まだ体があつくて、頭もボ~としていたので
検温したら、7度2分。
ゲッ! 熱がある!
どおりで体がふらついていたんだ・・・

上野さんのロングインタビューの続きをアップして
風邪薬を飲んで、今日は休みます。

************************

▼老いを迎えて最期をどうしたいかを
決めなければいけない世の中になっているのに、
意識が追いついていないところに悲劇が起きている。

▽サービスにも消費者教育が必要だ。
日本はサービスが商品になった歴史が浅い。
特にこういったケア関係のサービスはタダだと
思われてきたため、消費者教育が一層遅れた。
介護サービスが始まってからの10年間で、
サービス提供者側は情報や経験を蓄積したが、
利用者側はまだまだ。
利用者は今まさに、自分たちが良いケアを
受けるためには賢い消費者になるしかないと学んでいる。
措置時代とは違い、介護保険で介護サービスの
疑似市場ができた。
基本的には各種の事業者にイコールフッティングで
競争してもらい、消費者が比べて選ぶことを通じて、
質の悪いサービスには退場していただく。
それしかコントロールの方法はないだろうと思う。

問題なのは、自治体が介護施設の供給を
制限しているため、選択肢が少なすぎることと、
利用料に上限があり、ひとり世帯で終末期を迎えるのに
必要なケアをじゅうぶんにまかなえないよう
設定されていることだ。
家族介護ありきの制度は改める必要がある。

 ◇ ◇ ◇

▼これまで隠れていた、いわゆる専業主婦(嫁)が
背負わされていた膨大な介護のコスト。
これをどう社会で分担していくべきか。

▽私はその研究をしている。
家族がいないと家では死ねない、というのが
これまでの常識だったが、現在でも
「おひとりさま」が在宅で最期を迎えることは可能だ。
今、病院死と在宅死の割合は8対2。
病院死の意思決定者はほとんどが家族。
家族が抵抗勢力にならない限り、
最末期のがん患者さんでも、在宅で看取りはできる。
その実践現場も見てきた。

これまでは家族介護者がいない高齢者、
家族から見捨てられた高齢者が施設へ送られた。
介護保険のおかげで、この10年間で大きな変化が生じた。
老後の暮らし方にも多様な選択肢が登場してきた。
夫婦がそろっていたら世帯分離が当たり前、
3世代同居の多くは配偶者が死別した後の中途同居。
1人の世帯も増えた。
それから、施設の種類が増えた。
ピンからキリまであり、問題も抱えているが、
お年寄りが単身であっても、暮らしを支えて
ターミナルまで支えるという仕組みをつくることは可能だ。

終末期にサービスを自己負担する覚悟があれば、
相当なことができる。
日本の高齢者の貯蓄率も貯蓄額もけっして低くない。
つつましい生活をしている高齢者でも
貯蓄を持っている場合が多い。
老後の不安が強いからだ。

高齢者の資産を、高齢者自身が自分の生活の満足のために
使うことの抵抗勢力になっているのは家族。
貯蓄だけでなく、場合によっては年金も管理して使わせない。
家族が年金に依存している例もある。

▼自分に資産がある人だけの話にならないか。

▽終末期の看取りケアに費用がかかるとしたら、
自己負担分については、負担能力のある人は払い、
ない人には減免制度でサポートする仕組みをつくればいい。
それでも、終末期の過剰医療が問題になっている
現在の病院死よりは、コストを抑えられるはず。
本人の満足度も高い。

▼社会の状況が変わりつつあっても、そこには性差がある。

▽相当ある。孤独死は男性が圧倒的に多い。
確かに、選択縁づくりをできる人とできない人がいる。
それでも最後の最後には、孤立した人でも
第3者に支えてもらいながら最期を迎えられるように
できるはず。それが介護保険の理念。
男性の単身高齢者に孤立は多いが、定年後
ソフトランディングをした男性の中には、
選択縁を持って機嫌良く暮らしておられる方もいらっしゃる。

▼老後をどう生き、どう最期を迎えたいのか、
1人ひとりが考えなくてはいけない時代に。

▽選択縁が結ぶつながりは、家族に代わる
「代替資源」にとどまらない。
今日、介護をサポートする先進的な非営利事業の多くは、
選択縁を出発点にした女性たちが始めたものだ。
介護保険制度とNPO法を追い風に、
ケアハウスや小規模多機能共生型施設などに挑戦し、
地域密着のビジネスモデルを生んだ。

介護の人材崩壊と言うが、彼女らが
「これだけあれば続けられる」と掲げる賃金の目標は、
ささやかにも年収300万円台。
一部上場企業のように、700万円、800万円なんて
ことを言う人はいない。
問題はそれさえも保障できないこと。
せめてこの程度の報酬水準は満たしてほしい。
無理な注文ではないだろう。

うえの・ちづこ 社会学者。
東京大大学院教授。専門は家族社会学、女性学。
介護問題への積極的な提言を続け、
シングル女性に向けた「おひとりさまの老後」が
ベストセラーに。
続編に「男おひとりさま道」。
主な著書に「近代家族の成立と終焉」「老いる準備」
「『女縁』を生きた女たち」など。
富山県出身。61歳。

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介護社会のこれから~上野千鶴子さんに聞く(中日新聞)

2010-06-14 | 日々の暮らし・議会・市民運動など

2010年6月13日(日曜日)
昨日とは打って変わって、気温がさがり、
午後からは予報どおり、雨がぱらつき始めた・・・

夕方には半袖では肌寒いぐらいの気温になり、
風も強くなってきた。

低気圧が上空を覆うと、体調がとたんに悪くなる・・・
頭痛に悩まされ、体がだるくて、力も入らない。

明日の朝までに頭痛が治まっていますように・・・

さて先週の火曜日から中日新聞で
「介護社会のこれから~上野千鶴子さんに聞く」
連載が始まったけれど、WEBには見当たらない・・・

かわり(?)に載っていたのが
「上野千鶴子さんロングインタビュー」
これをまとめたのが紙面の記事になっていた。

ぜんぶアップすると1万字を超えるので
2回に分けて掲載します。

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/kaigo/list/201006/CK2010060702100012.html

世界的にも例のない超高齢社会に突入した日本社会。
介護をめぐる問題には、人と人とのきずなが薄れた
日本社会のありようが、根底にある。
今、過去から何を学び、新たなきずなを
どこに求めればよいのか。
「介護社会」を築くための道筋を
「おひとりさまの老後」著者の東京大教授、
上野千鶴子さんに尋ねた。
(聞き手・秦融、後藤厚三) 
発言は▽が上野さん、▼が本紙

▼なぜ家族間の介護をめぐる殺人・心中事件が
増え続けているのか。

▽まず、現在のお年寄りは非常に問題を抱えている。
これまでの高齢者は家族依存のなかで老後を迎えてきた。
ところが本人の予想を超える超高齢化が進み、
今は予期しない長期の老後と要介護期間を迎えている。
昔も高齢者問題はあったと言われるが、
量、質とももっと少なかった。
これほどまでに介護期間が長期化したのは、
医療、衛生、栄養、介護の水準が上がったから。
超高齢化が本人の予想を裏切るほどだった。
これが第一。

次に、1980年代までは、日本は
「家族は福祉の含み資産」と言われてきた。
年金制度等が確立するまでは、
高齢者は家族に経済的に依存しており、
別居していても仕送りに頼ってきた。
現在は家族依存度が高いにもかかわらず、
家族のキャパシティーが非常に小さくなっている。

理由はまず子どもの数が少ない。
そして家族の安定性も著しく損なわれた。
結婚も一生ものではなくなった。
子世代そのものも高齢化しており、
子どもが生きているとは限らない。

▼いわゆる逆縁。

▽そう。高齢逆縁ともいう。
首都圏近郊の高齢者を調査したデータでは、
生存子がいる高齢者は全体の5割を切っている。
今の高齢世代は、自分たちは多産少死、
生んだ子どもは少産少死という時代の転換点にいる。
この調査によれば、高齢者が頻繁に往来している相手は、
子どもが生きていれば子どもの家族、
息子よりは娘の家族。
子どもがいない人は兄弟姉妹。
何が分かるかというと、今の高齢者の人間関係が、
親族関係の中で閉じているということ。
今後、家族はますます脆弱(ぜいじゃく)に
なっていくのに、家族に代わる代替ネットワークがない。
ここに一番の問題がある。

かつては家族のないお年寄りが一番不幸だった。
「おひとりさま」の老後は悲惨だった。
措置時代の高齢者福祉は、家族からはみ出したり、
不幸にして家族を失った高齢者が対象だった。
家族がいれば行政は何の手も打たなかった。

▼家族の安定性が損なわれている、という点を詳しく。

▽婚姻の安定性がなくなり、結婚がかつてのように
一生ものではなくなったということ。
2005年の国勢調査によると、配偶者がいる
男性の割合は60代後半がピーク。
死別の可能性が高まる70代に低下するのは分かる。
ところが60代より下の世代でも
男性有配偶率は低下している。
40代男性非婚者の4人に1人、30代の非婚者の
3人に1人は生涯結婚せずにいるだろうと予測されている。
離婚率だけでなく、結婚しない「非婚率」が
上がっているからだ。

家族頼みの福祉が、高齢者側の「超高齢化」と
家族側の「家族の脆弱化」という二つの事情で
持ちこたえられなくなった。
追い詰められた人たちが「姥(うば)捨て」
「介護殺人」に至る事情は、責められない。

▼戦後の家族の解体が背景にあるか。

▽2点申し上げたい。
「かつて家族の介護力が高かった」というのは
神話でしかない。
これは多くの専門家の共通認識だ。
そもそも昔はお年寄りが今のように長生きできなかった。
高齢期を迎えるお年寄りがこれほど多くなかった。
これが第一。
それから、要介護期間がもっと短かった。
昔は介護水準も低く「床ずれをつくらない介護」
なんてなかった。
感染症で簡単に亡くなった。
「昔は良かった」なんて、安易に言ってもらっては困る。

▼現実に対応していかなければならない。

▽そう。家族研究の経験から、
はっきり分かったことがある。
危機が起きたとき、家族は結束するより
壊れる傾向がより強い。
家族の結束が美談になるのは、
それがめったにないことだからだ。
変わってしまった社会や家族の現実から
目を背けてはいけない。
冷静に認識して対応策を考えていくしか、解決の道はない。

 ◇ ◇ ◇

▼介護保険を「家族革命」とおっしゃっている。

▽10年前に介護保険制度が生まれたのは、
こうした流れの中で非常に大きな意味を持つ。
私はこの介護保険が実現したことを「家族革命」が
起きたと言ってきた。
「介護は家族の責任」という常識にずっと支配され、
寝たきりの高齢者を世間の目から隠すような社会で、
「介護は家族だけの責任ではない、
第3者の手を借りていい、高齢者福祉には
公的な責任がある」ということを、
国民的に合意することでこの制度ができたからだ。
これを革命と言わずして何だろうか。
その革命を快く思わなかった保守派の人たちが
たくさんいることは分かっていた。
今でもたくさんいらっしゃるだろう。

ただ、意識は現実の変化にあとから追いついた。
介護保険のスタート当時、訪問ヘルパーは
「家の前に車を止めるな」と言われたものだ。
介護の人手を家に入れるのは恥だという意識があったから。
今はどうだろう。この10年で人々の意識は確実に変わった。

もう一つ、介護保険の前に年金制度の確立があったが、
これが日本の親子関係を変えたと思う。
なぜかというと、稼得能力を失った高齢者はこれまで、
子どもの家計に統合されるか、
仕送りに依存するしかなかったから。
私は年金のことを「社会的仕送り」と呼んでいる。
個人的仕送りが社会的仕送りに変わった。
ポケットは同じ息子の税金であっても
公的なお金として再分配され、
それがお年寄りの所得になる。
自分のおカネがあれば、年寄りが孫に小遣いを
あげることもできる。
高齢者の同居世帯で、世帯分離が起きていない
場合でも、年金の効果で家計分離はすごく進んでいる。
ポケットは複数になっている。

▼年金制度が先行した。

▽問題は、無年金、低年金者の多さ。
特に現在の後期高齢者の世代は雇用者比率が低く、
国民年金だけの人が多いからだ。

▼家族にかわる手だて、介護していく手だてが
必ずしも十分ではない現状で、
今後そのモデルはどのようなものが?

▽友人カテゴリーのネットワークを持っている
高齢者の幸福度が高いことが、
研究結果から分かっている。
私はそれを「選択縁」と名付けた。
選択縁は脱血縁、脱地縁、脱社縁のネットワーク。
加入脱退が自由で、強制力がなく、
まるごとのコミットを要求しない。
「地域コミュニティーの復権」を言っている人がいるが、
大きなお世話だと言いたい。
地域は近隣共同体、居住の近接をもとにした
共同性を指すが、選択性の高い
友人というカテゴリーとは違う。

私は都市社会が悪いとは思わない。
都市とは、プライバシーのまったくない
息の詰まるような相互監視のムラ社会から
逃げてきた人たちが、望んでつくりあげてきたものだ。
関西弁で言うと「気の合わん隣と
仲良うせんかてよろしい」という社会だ。

最近「無縁」という言葉がはやっているが、
中世史家の故網野善彦さんがご健在なら、
さぞお怒りになっただろう。
ベストセラーになった著書の『無縁・公界・楽』
(平凡社、1978年/平凡社ライブラリー、1996年)
にあるように、土地に縛り付けられた村落共同体とは
離れたところ、例えば公権力が及ばない市の立つ場所や
神社仏閣の中などで、中世の人たちが築いた関係、
それが無縁という名のえにしだ。
字面通り「縁が無い」ことを意味するわけではない。
無縁の反対語は有縁。
わけあってつくる血縁、地縁、社縁などのえにしは、
降りるに降りられない。
今、それに変わるえにしができつつある。
それが「選択縁」というものだ。

▼選択縁に先立つ「女縁」があった。

▽選択縁を持ち、老後をソフトランディングしている
高齢者は圧倒的に女性が多い。
先行的に選択縁を作りあげたのは女性たち。
私はその集団を「女縁」と名付けて調査した。

ソフトランディングの女性は、
老後への準備期間が長いから、その間にそれぞれ
ネットワークをつくる。
力量のある人とない人がいるが、やれば身につく。
改めて事例を見てみたら、PTAや生協といった
活動をきっかけに実践力をつけ、血縁・地縁に
代わるネットワークを構築していった。
それが老後に切れ目なくつながっている。
詳しくは私の著書『女縁を生きた女たち』
(岩波現代文庫、2008年)を見てほしい。

   ◇ ◇ ◇

▼若いころから意識的にネットワークを作るのか。

▽調査して分かったのは、ニーズのある人しか
取り組まないということ。
孤立して追い詰められているからネットワークをつくる。
選択縁づくりのキーパーソンで一番多いのは、
転勤族の妻だった。
彼女たちは地域社会の「まれびと」(=よそ者)で、
本人は地縁、血縁の根っこを引き抜かれた人。
夫は社縁にコミットしているからニーズがない。
女性でも、地縁、血縁のネットワークに
組み込まれている人にはニーズがない。
選択縁のような代替ネットワークは、
このニーズがあるうえで、人間関係をつくる力量のある人、
両方が組み合わさった人が実践している。

▼条件に応じて、必要な努力の形が違う。

▽関係性のつくりかたは男性と女性で違う。
女性は社縁にコミットさせてもらったことがなく、
女性がつくった選択縁には社縁とは違う
つきあい方のルールがある。
そこに男性がうまく参入できない。
多くの男性に選択縁のニーズが生まれるのは定年後。
準備期間が少ない。
しかもそれまで属してきた会社組織のように、
タテ関係の強い軍事組織的な目的遂行型集団と、
選択縁とは社会化のしかたが違う。
男性が持っているノウハウとスキルが
なかなか通用しない。そこに難しさがある。

▼「おひとりさま」で生きていくのには、
相当の心構えと準備が必要な側面がある。

▽超高齢化がマクロトレンドになっていけば、
老後に対して予期ができると思う。
今は過渡期。本人たちの予想を裏切る超高齢化が
「死ぬに死ねない老後」を生んでいる。
結婚してもしなくても、長生きすれば最期は
「おひとりさま」、と予期しなければならない。
だが、私たちはすでに高齢期を生きている
「おひとりさま」をお手本として、学習できる。
このことは大きい。

この選択縁のネットワーキングが、
高齢者の幸福度を高めることは確かだと思う。
しかし、そのことと介護資源とは別。
友人に下の世話まではさせられない。
「介護はプロに、愛情は家族に」と言われてきたように、
家族が果たしてきた機能、つまり「世話や依存」と
「情緒的な満足」という二つの機能を
分離していく必要がある。

コミュニケーション欲求が高い度合いで充足されている
高齢者は、ヘルパーに話し相手を求めないという
興味深い事例がある。
今は高齢者がひとり世帯であることが
イコール孤立につながっているが、例えばしょっちゅう
家族が出入りしていたり、友達とのやりとりが
あったりしてコミュニケーションニーズが
充足されている人は、ヘルパーに話し相手を求めない。

▼家族や友達を大切にしていかないといけない。

▽あたりまえのこと。
あたりまえだが、人間関係は自然現象ではないので、
関係を保っていくためには、つね日ごろからの
努力を怠ってはいけない。

▼「看取(みと)りビジネス」のように、
制度のすき間をついた事業が問題になっている。

▽金もうけだけを考え、志のある先進モデルに
追随する業者はいっぱいいる。
すき間を狙えばどんなビジネスだって出てくる。
介護分野では事業者間格差や地域格差が非常に大きい。
今流行のケアハウスもピンからキリまである。
賄い付き高齢者下宿にすぎないところもある。
入居者も初期は要介護度が低いが、
要介護度が重くなっていった時、介護が外付けだから、
だれも責任を取らない。
近い将来、棄民状態が起きるのは火を見るより明らかだ。

医療と介護が切り分けられ、連携していないことも問題だ。
介護の地位が医療に対して低く、暮らしを支える
はずだったケアマネジャーの権限がものすごく弱い。
ケアマネの制度は制度の設計趣旨としては
すごく良かったと思うが、実態は全くそれに追いついてない。
ケアマネが事業所に対して独立性を持たないこととか、
独立しようにも報酬が低すぎることとか、
医療に介入できないとか、当初から予想できた問題を
抱えたままなので。
制度設計上ケアマネが独立性を保てないような、
事業者所属を認めたことがすべて尾を引いている。

私は介護、医療、そして資産管理などの
専門家らが連携し、ケアマネがリーダーシップをとる
「トータルライフマネジメント」という
制度の確立を提唱している。
ポイントは情報共有と相互監視。
裁量権を1人に持たせれば、変節や暴走を止められない。

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6月13日(日)のつぶやき

2010-06-14 | 日々の暮らし・議会・市民運動など
13:51 from web
一般質問 今日中に出来上がるかな・・・ http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/2a24a1866b27a87766a3bb964f6365d7
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一般質問 今日中に出来上がるかな・・・

2010-06-12 | 議会

2010年6月12日(土曜日)
小浜市では、33.3度を記録・・・
真夏日! のわりには、さわやかな1日でした。

この晴天も明日からはくずれるそうで、
敦賀も午後からは雨マークです。

体育大会を予定しているところも多いので
せめて夕方までは降らないで欲しいけれど・・・

今日はこれから、一般質問の内容を詰める作業・・・
なのに、眠気が作業をじゃましてます。

今日中に仕上がるのかしら・・・

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6月11日(金)のつぶやき

2010-06-12 | 日々の暮らし・議会・市民運動など
06:16 from web
参院選 24日告示 7月11日投開票 http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/a02daa7bb0c5cfb58e836768432b8581
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菅首相 所信表明演説

2010-06-11 | ニュースから

2010年6月11日(金曜日)
今日も市役所でヒアリング・・・
帰りがけに、ロビーの階段のところに展示されている
山野草を写してきました。
ヤマアジサイの紫に引き寄せられました・・・

           

       

                  

         

さて、菅直人首相の所信表明演説、
市民運動から政治をめざした
思いのたけは、よ~くわかったのですが・・・
もひとつ、心にズシ~ン! と響いてこない。

1万字以上というから、全文をアップしないかわりに
ニュース記事をどうぞ。
中日新聞の夕刊の記事がけっこうわかりやすい。

【毎日新聞】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100611dde007010002000c.html

菅首相:所信表明 
  消費税上げ、踏み込まず 
       政権交代「非世襲」アピール
 
菅直人首相の11日の所信表明演説は、
政治家「菅直人」の生き様を映し出している。
「地盤・看板・かばん(金)」を持たず、
初当選までに3回の落選を経験した政治活動を振り返り、
宰相として「1票の力が政治を変える」と訴える。
自民党政権から鳩山前政権まで世襲出身の首相が続いており、
首相は「草の根」出身の自らの存在こそ
「政権交代」を象徴すると位置づけた。【中村篤志】

首相は会社員の息子に生まれた庶民性を語り、
国会に向け「志をもって努力すれば、
誰でも政治に参加できる。
そういう政治を創(つく)ろう」と呼び掛ける。
一方で、橋本内閣の厚相としてかかわった
96年の薬害エイズ問題にもふれ、
「情報公開の重要性は、他の誰よりも強く認識している」
と強調。戦後行政の大掃除への決意を訴える。

菅政権を取り巻く環境は厳しい。
新政権発足で民主党の支持率はいったん回復したものの、
「政治とカネ」の問題や米軍普天間飛行場移設問題の
混乱により、昨年の政権交代時の熱気は霧散した。
首相は「非世襲」を強調することで、
改めて政権交代の意義を国民に訴えようとしている。

ただ、1万字を超える所信表明は
「経済・財政・社会保障を一体的に立て直す」
とうたうものの、具体論に乏しい。
財政健全化に向け、与野党の議論を呼び掛けたが、
消費税率引き上げには踏み込まなかった。
税制については「抜本改革に着手することが不可避」
「将来の税制の全体像を早急に描く必要がある」
との表現にとどまっている。

財政健全化や成長戦略への問題意識は、
歴代政権も共有してきた。
鳩山由紀夫前首相が残した最大の教訓は
実行を伴わない発言の罪深さにある。
国民の漠然とした将来不安が募るなか、
問われているのは思いより、具体的な政策の実行力だ。
民主党政権にも、首相にも、
国民が預けた時間はそう長くない。

【中日新聞】
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2010061102000224.html

財政再建へ超党派会議 菅首相、所信表明

菅直人首相は11日午後の衆院本会議で、
就任後初の所信表明演説を行った。
財政再建のために「税制の抜本改革着手は不可避」
として、消費税率の引き上げを視野に与野党による
「財政健全化検討会議」の設置を提唱した。
新たな年金制度についても基本原則を近く示し、
超党派の議論を呼び掛けた。
鳩山政権の混乱を陳謝し、「挫折を乗り越え、
国民の信頼を回復する」ことが最大の責務だと訴えた。

首相は内閣の政策課題として
(1)経済・財政・社会保障の一体的な立て直し
(2)戦後行政の大掃除の本格実施
(3)責任感に立脚した外交・安全保障政策-を挙げた。
その上で、「強い経済・強い財政・強い社会保障」
の実現に向け、公共事業などに頼らず、
高齢化、環境などの課題を解決する過程で、
新たな需要と雇用の創出につなぐ
「第三の道」を追求する考えを示した。

財政状況については、公的債務の増加を放置すれば、
財政破綻(はたん)の恐れがあるとの認識を表明。
今後3年間の財政運営の大枠を示す
「中期財政フレーム」、財政健全化への道筋を
明らかにする「財政運営戦略」
を月内にまとめる方針を示した。

環境、健康、アジア経済など6つを柱とする
「新成長戦略」も月内に策定し、
2020年度までの平均で、名目3%、実質2%の
経済成長を目指す決意を示した。
税金や社会保障の個人情報を一元管理するための
「共通番号」制度導入の必要性も指摘した。

外交・安保政策では日米同盟を基軸とする一方、
アジア諸国との連携を同時に強化する考えを示した。

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題では、
同県名護市辺野古に代替施設を設置する
日米合意を踏まえ、解決を図ると同時に沖縄の
基地負担軽減に取り組む姿勢を強調した。

郵政改革法案は、国民新党との合意に基づき、
早期成立を目指す方針を示した。

 【所信表明ポイント】

▼税制の抜本改革着手は不可避。
与野党の「財政健全化検討会議」設置を提案

▼新たな年金制度の基本原則を示し
超党派の議論を呼び掛け

▼鳩山前政権の混乱を陳謝。
挫折乗り越え信頼回復

▼日米同盟を着実に深化。
普天間問題は日米合意を踏まえ解決

▼「強い経済・財政・社会保障」を一体的に実現。
中期財政フレーム、財政運営戦略、
新成長戦略を6月中に策定

▼北朝鮮による拉致、核、ミサイル問題を
解決し国交正常化追求

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6月10日(木)のつぶやき

2010-06-11 | 日々の暮らし・議会・市民運動など
04:17 from web
6月議会・一般質問の通告一覧 http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/ca7a52316b7835c2bd3404ad3f02b88f
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参院選 24日告示 7月11日投開票

2010-06-10 | ニュースから

2010年6月10日(木曜日)
今日は時の記念日・・・
なのに、寝坊してしまった。
それにしても、さわやかなお天気が続き、
気分がいい。

さて、注目の参院選は
「6月24日公示-7月11日投開票」の
日程で行われることが固まったようだ。

これで、郵政改正法案は成立が見送りになる。
亀井さん、どないするんやろ?

連立政権は分裂か・・・それとも選挙のために
目をつむるのか・・・
明日もニュースから目が離せない。

今日のケータイ写真館(ケッタイやおへんで)は
妹んちの庭先のアジサイや
今も咲き誇るバラなどなどでおます。

妹のところのアジサイも、七段花・・・
七段花は1959年に神戸の六甲山で発見されるまでは
幻のアジサイとよばれていました。

わたしたちが普段、目にするアジサイは
西洋アジサイが多い・・・
でもわたしの好きなヤマアジサイは、
素朴で可憐な雰囲気を漂わせています。
妹のところは日当たりがいいせいか、
色も鮮やか!

    

         

     

  ここからは、バラやテッセンなどなど・・・  

      

       

  

      

         

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6月9日(水)のつぶやき

2010-06-10 | 日々の暮らし・議会・市民運動など
10:24 from web
癒されてます・・・ http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/002dcf54cc419b9efd4a7ebdefa45add
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6月議会・一般質問の通告一覧

2010-06-09 | 議会

2010年6月9日(水曜日)
まるで5月のようなさわやかなお天気の1日。
晴明保育園の園児たちが、市役所を訪問し
お花をプレゼントしたそうな・・・
「はるみバァバの働いている市役所へ
 お花を持って行ったよ・・・
 バァバはどこにいたの?」
「バァバはね、5階にいたの。
 いちばんテッペンだよ」
わたしに会えるかな~と期待していた孫は
とても残念そうでした・・・

さて、お騒がせしていたコメントについて・・・

まず、コメントの承認が遅れてしまい、
ごめんなさい・・・
そして、コメントをお寄せくださったみなさま
ありがとうございました。
その後、みなさまのお気持ちをざわつかせるような
コメントは届いておりません。
あらためて、みなさまに感謝!です。
これからも「はるみのちょっとTea-time」を
よろしくお願いいたします。

今日は、一般質問の通告締め切り日でした。

今回の一般質問は18人。
わたしは6番目・・・
6月14日(月曜日)の午後からの予定。

〔1〕原 幸 雄 君
1 敦賀スタンダードについて
2 生活保護について

〔2〕林 正 男 君
1 敦賀港について
2 日本海横断航路開設事業について
3 みなとオアシス賑わい創出事業について

〔3〕高 野 新 一 君
1 樫曲地区民間廃棄物最終処分場について
2 敦賀港鞠山南地区多目的国際ターミナルについて
3 子ども手当支給について

〔4〕平 川 幹 夫 君
1 大規模豪雨対策について
(1) 大規模豪雨災害の課題
2 向出山古墳出土資料と博物館館蔵品購入費について
(1) 向出山古墳出土品
(2) 館蔵品購入費

〔5〕北 條 正 君
1 敦賀のごみ問題とリサイクル基本計画について
2 介護保険、国民健康保険事業と健康づくりについて
3 観光振興について
4 JR敦賀駅舎改築と駅周辺整備について
5 公共施設の維持と管理について

〔6〕今大地 晴 美 君
1 高齢者外出支援について
2 敦賀駅周辺整備について

〔7〕増 田 敬 君
1 杉津パーキングエリアへのスマートIC設置について
2 コミュニティバスを6カ月試行しての成果と問題点について

〔8〕山 崎 法 子 君
1 交通バリアフリーの整備について
2 うつ対策について

〔9〕籠 一 郎 君
1 終の栖(ついのすみか)のまちづくり(最終章)について
(1) 敦賀港湾の進化
(2) 金ヶ崎緑地周辺

〔10〕渕 上 隆 信 君
1 救急車の一部有料化などによる医療現場の環境改善について
2 一般競争入札、指名競争入札などのあり方について
3 情報をガラス張りにすることについて

〔11〕上 原 修 一 君
1 市民アンケート結果について
2 原子力行政について

〔12〕前 川 和 治 君
1 市立博物館について
2 観光協会への天下りについて
3 敦賀駅周辺について

〔13〕堂 前 一 幸 君
1 市道櫛川1号線及び周辺道路側溝等について
2 有害獣対策について
3 放課後児童クラブについて
4 公立敦賀短期大学について

〔14〕三 国 房 雄 君
1 基本計画と予算について
2 市立敦賀病院のあり方について

〔15〕木 下 章 君
1 ライフラインの耐震性について
2 公民館の運営について
3 角鹿中学校の統廃合問題について

〔16〕常 岡 大三郎 君
1 敬老特別乗車証(敬老パス)について
2 子宮頸がんワクチン接種について

〔17〕和 泉 明 君
1 敦賀駅周辺整備について
2 博物館通り・舟溜り地区整備について
3 敦賀市―韓国東海市間外洋フェリー就航の可能性について

〔18〕山 本 貴美子 君
1 駅西地区の開発について
(1) 原発関係施設の集中立地
(2) JRのパーク・アンド・ライドサービス(無料駐車場)の減少
2 認知症になっても安心して住み続けられるまちづくりについて
(1) 認知症サポーター養成講座
(2) 日常生活圏域での介護事業
3 国民健康保険の政府の手直し文書の活用について

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6月8日(火)のつぶやき

2010-06-09 | 日々の暮らし・議会・市民運動など
04:48 from web
敦賀市議会も新体制・・・ http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/2970a13a19ca4eaa634f7534ab311cbb
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癒されてます・・・

2010-06-08 | 日々の暮らし

2010年6月8日(火曜日)
議員控室の廊下にもアジサイがお目見え・・・
6月ですなぁ~

              

今日はひさしぶりに、タミヨさん家の庭で
ホタルブクロや、アジサイ、ドクダミ・・・
などなど、かわいいお花を写してきました・・・

          

                               

                                            

              

                                           

                      

      こちらは七段花という原種のアジサイ
       幻のアジサイとも呼ばれています。

                     

    ヤマアジサイもありました・・・

      

      優しい気分にみたされ し・あ・わ・せなわたしです。

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6月7日(月)のつぶやき

2010-06-08 | 日々の暮らし・議会・市民運動など
05:30 from web
明日で議長が交代する? http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/d0d56dc22c68fa96e64ad69147717ee9
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