金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【競馬】 アイビスサマーダッシュ(GⅢ)!

2020-07-26 09:57:46 | 競馬

 普通に考えれば、新潟1000mのスペシャリスト、⑬ライオンボスが好枠順も引いて、2連覇濃厚ということになります。しかし、1000mのスペシャリストはけして彼だけではありません。ざっと挙げても、④カッパツハッチ、⑤ナランフレグ、⑦レジーナフォルテ、⑧ダイメイプリンセス、⑨ジョーカナチャン、⑯クールティアラ、⑱ミッキードラマーと7頭、8頭と出て参ります。

 もし、ライオンボスがスタートで後手を踏んだら‥。もし、途中で不利があったら‥。当然ながら、ガラッと結果が変わります。

 ここは、昨年の1着・2着の⑬ライオンボスと④カッパツハッチの馬連・ワイドで勝負。併せて、④⑬⇒⑤⑦⑧⑨⑯⑱の三連複6点も。

 


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【猫】 あぁ、スナネコ君に会いたい!

2020-07-25 07:37:09 | 

 新型コロナを考えると、海外旅行なんて何年も先にならないと無理。また、演劇やオーケストラを愉しもうと思っても、けっこうな制限がかかる。これも時間がかかりそう。そうなると、新たな感動を得る機会が、圧倒的に少なくなって、だんだんと生きる活力が失われていく‥。

 そんな時に、この写真を見て、生きる活力を貰いました!

 あぁ、スナネコ君に会いたい!

 ちなみに、うちのもなか姫と眼がソックリなんですよね、このスナネコ君。


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【雑感】 戦闘機 飛燕の美しさ!

2020-07-24 08:07:05 | 雑感

 昨日の東京都の感染者数は遂に366名となり、政策研究大学院大学の土谷隆教授が6月の段階で予見した、7月中に400名超という事態が近づいてきました。何もしなければ7月末には600名超となるそうなので、もう頭がクラクラしてきます。

 本日は、コロナ関係はその辺にして、戦闘機「飛燕」の美しいフォルムをお送りいたします。

 岐阜かがみがはら航空宇宙博物館に展示されている、本物の機体です。日本軍唯一の液冷エンジン搭載、独のメッサーシュミットを彷彿させるスマートで流線形のフォルム、本当に美しい。

 連休で遠くに出かけれませんので、去年撮った写真で気分に浸っております!


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【将棋】 羽生善治と藤井聡太の共通点(再掲)

2020-07-23 07:58:53 | 将棋

以下は、先週の土曜日の午前中にアップした内容です。競馬予想と重なり、読めなかった方がいたため、再掲いたします。

 


 藤井聡太七段が史上最年少でタイトルを奪取したニュースが駆け巡りましたが、これは序の口、ここから藤井聡太を巡っての壮大なスペクタクルドラマが、日本中を巻き込んで開始されると言っても過言ではありません。棋聖位奪取の際、NHKのインタビューに対して、藤井七段が「盤上の物語は無限」と答えた報道がありましたが、この言葉は、自分にとってはデジャヴーの瞬間でした。

 というのも、今から10年以上前に、ある財界の会合で、羽生善治氏に講演を依頼して、講演後のQAで、私から「なぜ羽生さんは、先に仕掛ける将棋が多いのか?」と聞いた時に、羽生氏は「将棋の可能性は無限であり、その無限の先を切り開いていくためには、自分で仕掛けて、棋譜の主導権を握る必要があると考えているからです」と答えられました。単に、勝ち負けの戦術論ではなく、無限の先を切り開く先導役としての自覚を語られたのを記憶しています。

 一方で、渡辺明氏の考え方をまとめた本「渡辺明の思考 盤上盤外問答」の中で、私が応募した「質問」が採用されたのですが、その質問「将棋の神様がいるとして、一つだけ答えてくれるとしたら、何を訊ねてみたいですか?」に対して、渡辺明氏は「将棋に神様はいません。最後まで読み切った方が勝つのです」という返答。すなわち、将棋は有限の世界だから、すべてを読み切る力を身に付ければ負けないという、自らの戦闘スタイルに対する意志表示でした。

 この2つのスタンスの違いが判りますか? 前者は、大局的な戦略論であり、後者は局地的な戦術論なのです。藤井聡太新棋聖は、羽生永世七冠の後を継ぐ存在だということが、このことからも明らかなのだと思います。


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【雑感】GO TO キャンペーン 世論70対30の構造

2020-07-22 06:48:54 | 雑感

 GO TO キャンペーンで混乱が発生していますが、本日は、その根底にある世論の構造の話を少し。

 このキャンペーンの趣旨ですが、そもそも毎年国内から海外へ旅行する人達だけでも大変な経済効果が流出していますが、コロナ騒動でインバウンドが期待できない中、アウトバウンドのエネルギーを国内に取り込むべく、何とか補助金で実現しようとしたのが発端。

 この施策自体は非常に正しい。ただし、趣旨の説明が不足していたということだと思います。今の世論は、反対が7割以上で賛成は30%弱。この背景をもう一度、認識しておく必要があります。

 まず、日本の人口のうち、公務員・大企業・中堅企業の社員とその家族の比率が約70%、個人事業主とその家族・従業員ほかの比率が約30%、ここに理由があると思います。コロナ騒動で取りあえず、収入は減っても生活に困らない人が7割、生きるか死ぬかに追い込まれる人が3割、ということ。

 このままだと、観光業や飲食店といった業界では、個人事業および実質的に個人事業の延長線にある中小企業は、秋以降にバタバタと破綻していきます。それを救うための方法が、GO TO キャンペーンだったと理解していましたが、国民への説明があまりに足りなかったと思います。国民が趣旨を理解していれば、今の状況はもう少し違っていたのではないか?

 「自分さえよければ‥」というのが世論が行き着きやすい場所これを「感染防止」と「経済延命」の両立へ誘導できるかが、政治のパワー。今は、あまり機能しているとは言い難い。


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