まずは新馬戦。土曜日阪神5Rの芝1600mはダノンシェネラ、同じく福島5Rの芝1800mはドゥラモンドが勝利。どちらも新種牡馬ドゥラメンテ産駒で、特に前者はセレクトセール1億7千万円の馬でしたから、ノーザンファーム関係者はホッとしたところ。それから、函館5R芝1200mでもカイザーノヴァが勝って、モーリス産駒のJRA初勝利となりました。いや~よかった、良かった。本日と明日、北海道でセレクトセールが開催されますので、何とか間に合ったというところですかね!
でもまぁ言わせて貰えれば、この1か月の2歳戦を見ると、むしろ2年目のキズナ・エピファネイアの種牡馬価値が格段にアップして、ドゥラメンテとモーリスは、ここまでインフレ気味に上がり過ぎていた評価が、いったん冷静に見られるようになったというところ。アフター・ディープ&キンカメの種牡馬競争は、吉田勝己さんの思惑とは別に、横一線で今、始まったということです。月曜日からのセレクトセールは、そのあたりを反映した相場になると思います。
そして、阪神プロキオンS。勝ったのは、帝王賞を除外されて、あえて59㎏で出てきたサンライズノヴァ。この馬は、ハンデ重量よりも、レース間隔が大事なのが良く判りました。このあとも、レース間隔が空いた時のGⅠレースの時は、人気薄になりがちですので狙うべきですね。
次に、福島七夕賞。勝ったクレッシェンドラヴは絶好の位置からの勝ちパターン。福島と中山で、この馬はまた穴をあけてくれるので覚えておきましょう。3着のヴァンケドミンゴは、抜群の福島適性を証明しました。ということは、間違っても、福島以外では買わないことです。気を付けましょう。