金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【重賞回顧】 七夕賞とプロキオンS

2020-07-13 06:46:26 | 競馬

 まずは新馬戦土曜日阪神5Rの芝1600mはダノンシェネラ、同じく福島5Rの芝1800mはドゥラモンドが勝利。どちらも新種牡馬ドゥラメンテ産駒で、特に前者はセレクトセール1億7千万円の馬でしたから、ノーザンファーム関係者はホッとしたところ。それから、函館5R芝1200mでもカイザーノヴァが勝って、モーリス産駒のJRA初勝利となりました。いや~よかった、良かった。本日と明日、北海道でセレクトセールが開催されますので、何とか間に合ったというところですかね!

 でもまぁ言わせて貰えれば、この1か月の2歳戦を見ると、むしろ2年目のキズナ・エピファネイアの種牡馬価値が格段にアップして、ドゥラメンテとモーリスは、ここまでインフレ気味に上がり過ぎていた評価が、いったん冷静に見られるようになったというところ。アフター・ディープ&キンカメの種牡馬競争は、吉田勝己さんの思惑とは別に、横一線で今、始まったということです。月曜日からのセレクトセールは、そのあたりを反映した相場になると思います。

 そして、阪神プロキオンS勝ったのは、帝王賞を除外されて、あえて59㎏で出てきたサンライズノヴァ。この馬は、ハンデ重量よりも、レース間隔が大事なのが良く判りました。このあとも、レース間隔が空いた時のGⅠレースの時は、人気薄になりがちですので狙うべきですね。

 次に、福島七夕賞勝ったクレッシェンドラヴは絶好の位置からの勝ちパターン。福島と中山で、この馬はまた穴をあけてくれるので覚えておきましょう。3着のヴァンケドミンゴは、抜群の福島適性を証明しました。ということは、間違っても、福島以外では買わないことです。気を付けましょう。


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