ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

あ~だこうだ言わずに・・

2015-01-02 16:42:48 | 日々の暮らし・思い出
来客がなければこうしてパソコンに向かう時間はあるし、

夫と二人どちらかがパパの近くに居ればいいし、

うちは介護の暮らしといっても評判のように厳しいものじゃないよ。

肝心のパパは今日なんか寝てばかりだし。

まぁ、私は旅も好きだし人が好きだから出かけるのも好きだけど、

家でなんやらかんやらやることも好きだから、

この暮らしに不満はないんだろうな。

それにパパを一人にして家から出るのは今のところ私が恐いから、

家に居たくて居るしね。

でもいろいろ外で活躍してる人は家族に介護が必要になるとすぐに問題発生だ。

病気の年寄りや最期に近い人を家でみるのが一番というわけじゃない。

人それぞれに事情があって当たり前。

いろんな形があると思う。

様々な折り合いをつけて人は生きて行く。

そういうのも流れに乗るということだと思うなぁ。

それにひとりで抗うのは大変だ。


パパの退院後のここでの生活スタイルを夫と退院前によく考えた。

外の景色が見えるように居間にベッドを置こう・・

けどその部屋は居間でもあるから私たち夫婦のくつろぎの部屋でもある。

今は冬で他の部屋を我々用に暖房するのも経済的にやる気にならないし、

なによりそこに居ればパパの様子がすぐにわかるのがいい・・

けれど、パパが寝た後、灯りをつけたままテレビも見たい・・

本もそこで読みたい・・

でもパパは寝てるんだからまぶしいのは快適じゃないだろう・・・

衝立を置こうか・・でも、うちにある衝立は背が低いし、

藤製だから光をそのまま通してしまう・・・

もう少しましな衝立を買おうか・・・

いや、天井にカーテンレールをつけて病院の大部屋みたいに仕切るか・・・

…こんな感じでこれがいい、いや、それよりこれが・・なんて二人で言ってたけど、

何も買わず、何もしないで、退院を迎えた。

その晩、パパが寝た後も天井灯だけ消して、

テーブルの上のポイント照明は付けたままにしてやってみたら、

パパも前後不覚に眠っているみたいだし、

灯りが気になっている様子はうかがえないので、そのまま。

ちょっと明るいかなと思った日には

藤の衝立に大判のインテリア布を懸けただけで済ませてしまった。

退院するまで、あ~だこうだ言ってたのが全くの無駄だったように思った。

やってみて・・・それが実際どうなのか、見て、次が描けるんだとつくづく思ったよ。

どうなのかはやってみないとわからないのに、

やる前にこっちがいい、それはいまいち、とか言うことは本当にナンセンスだと思ったわ。

考えは何処かに投げて、やってみての実際の姿を見れば自ずと道は見えてくる・・

それに方法とか言う時って私の考えの方が正しい、なんてなりがちだものね。

今回は二人とも自分の考えに自信がなかったからよかったけども。
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年始年末

2015-01-02 10:26:44 | 日々の暮らし・思い出
暮れはなんだかんだで忙しく年賀状を書こうというモードにならなかったよ。

昨朝は多くの友人たちからの年賀状を受け取って嬉しかった。

昨夜一人一人を思い浮かべて書きました。

そうそう、お雑煮もちゃんと昆布とかつおで出しをとって作ったよ。

頂いた美味しい鶏肉と柚子も又頂き物があったのでそれも乗せて。

せっかくの出しにいい加減な味付けをしたのでいつものレシピ通りのよりちょっと味は落ちましたなぁ。

料理下手な私は自己流にやるといけません。

パパにも汁だけ飲んでもらいました。

その出し汁で雑炊を煮たので夜食べてもらうつもり。

2015年のお正月は特別だね。私の人生で。

それなりのお節料理を一つも作らず。

大晦日の夕方にパパ用のポカリやらを買うために行ったスーパーでお節が半額になっていて、

半額シールに弱い私は予定にはなかったんだけど、

自分の食べたい昆布巻きやら花豆やらを買いました。

夫はお節なんぞに元々関心がない人なので自分の好きな物だけ。

昨夜はそれで夕飯。

やはりと言ってなんだが、買った煮しめははっきりと申し上げると

かなり美味くなかったわい。

そうそう、そういえば大晦日の朝目覚める少し前に夢を見ていて、

それがなんとパパが立った夢。

骨折した左脚は動かなかったけど、歩行器のハンドルを手でつかみ右脚だけで立っていた。

パパが嬉しそうな顔だったかは記憶にない。

私はその身体ばかり見ていた。でも嬉しかったよ。

やっぱりパパは怪物だ、と夢のなかで思った。

大晦日の朝方の夢は正夢とは言わないね。

ま、それでもいいか。縁起がいいものね。

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