結局まゆっちは昨夜ほとんど眠ることができませんでした。
可愛そうなほどに身体全体に広がった蕁麻疹・・・。
まゆっち:「痒いよ~痒いよ~」
てん:「大丈夫~~お母ちゃんがついてるから!!」
まゆっち:「お母ちゃんがついてても痒いもんは痒いの!! 」
てん:『そりゃそうだ・・・。』
励まし方をまちがったてんてん・・・。
今日は学校を休ませました。
身体はとっても痒いのだけど、全く元気がないわけではなく、寝転びながら大好きな
ハリーポッターの本を読み時々笑っている。(よかった・・・笑えるならちょっと安心)
午前中は気を紛らすために本を読んだりDVDを見たりしながら過ごした。
けれど夕方に近づくにつれ痒みがピークにきてしまって、まゆっち、、真剣に泣きが入り
ひっさびさにまゆっちが生まれてからずっとお世話になっている小児科に行ってきました。
先生:「お~~まゆかちゃん、久しぶり~。随分身体丈夫になったんやね・・」
ほんとに病院は久しぶりだった。
食欲はあるので、夕食を済ませ後、処方していただいたお薬を飲み、冷やしたタオルで痒い
部分を冷やし、また気を紛らすために愛読書「ちゃお」を読んでいた。
お薬を飲んでしばらくしたら痒みが少しずつひいたようで、
「やった~~~痒くない~~」と笑顔のまゆっち・・。
てん:「よかったね~お薬に感謝やね~」
まゆっち:「うん!お薬さん、ありがとう~」
でも明日ももう1日ゆっくり休んだほうがよさそうだね・・・まゆっち。
ちょとアロマのレッスンのようなお話になるのですが
ホリスティックアロマセラピーは病気を治す療法ではありません。
病気を診断し治療していただくのは病院のお仕事・・・。
では私達セラピストがさせていただくのは・・・あくまでも「予防」のお手伝いなのです。
てんてんも様々な経験を元に「これは自分の免疫力で癒せるな・・」と思うときは
自然療法で癒す・・ということをするけれど、「これはまずい!!病院の診断、治療が必要だ!」
と思ったときは頑なにならずちゃんと病院で診察を受け治療していただきます。
アロマセラピーを含むいわゆる自然療法(=民間療法)を常日頃されている方の中には西洋医学を
強く否定していらっしゃる方も中にはいらっしゃいます。
けれど西洋医学はやはり私達人間にとっていまやなくてはならない存在。
西洋医学が発達しているからこそ助かる命もあるし一時的に辛い痛みや痒みから解放され
一旦楽にならせていただくことができるのです。
以前入学当時は西洋医学に対してとても否定的な気持ちをお持ちの生徒さんがいらっしゃいました。
けれどその方の歯がアロマのレッスン中にものすごい勢いでうずきだしたのでした。
あまりにも辛そうなご様子・・・。
どうやらレッスン続行も不可能なほど痛まれているようでしたので見かねたてんてんは
「私が行きつけの歯科医院なのだけどとても親切で腕のいい先生がいらっしゃるから・・・
すぐに予約の電話入れてあげるわ~。」ともうほとんど何も考えずにすでに指は歯科医院の
電話番号をダイヤルしていたのでした。
生徒さんもあまりの痛みに「思考停止状態」になってしまったのか、あれだけ否定していた
西洋医学の分野である歯科医院に直行されたのでした。
そして翌週・・・生徒さん・・・
生徒I:「先生~~~~薬って・・・あんなにラクにならせてもらえるのですね~~。」
てん:「そうよ~~ありがたいよね~~。」
生徒I:「ええ・・ほんとに・・・。これからは頑なにならず上手に・・必要な時はお世話になります・・・。」
その生徒さんは薬は身体によくないもの・・・と今まで自然療法のみでこられたのだそうですが
この時、初めて西洋医学のありがたさに気付かれたのでした。
自然療法と自分の免疫力で自分を癒す・・・という考えはとても素晴らしいものだと思います。
てんてんもこの身体にも心にもとっても優しい療法が好きで・・・自分に合っていて・・・
アロマセラピーを生活に取り入れているのだと思います。
だけどどんなに素晴らしいことをやっていたとしても「他を強く否定する気持ち・・・」この方は
それが「西洋医学」だったのですが、その「否定する気持ち」から残念なことにいくら「いいこと」を
やっていたとしても病気を呼び寄せてしまうのですね・・・。
病気は「頑な心・・・否定する気持ちetc・・・」ネガティブな思いが大好きなようです。
逆に柔軟な心、、、感謝いっぱいの心・・・そして笑いがどうやら嫌いのようですよ~
はい・・・てんてんも病気さんに好かれない心の持ち方をしていきたいと思っていま~す。