京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風ふわふわ日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ
~起こること・・すべては愛~

笑えるお子ちゃまなわたし

2009-09-25 23:07:00 | インポート

今日、卒業生のMさんが結婚をして大阪から茨城県にお引越しされました。

彼女の昨日のブログに「いってきま~す!」と書いてあったのでもうすでに今日は茨城にいるもん

だと思って朝早くに「愛猫ちゃんは電車の中で大丈夫だったか~い?」とメールしたら

「先生~~まだ上新庄にいます~~。おは朝みてま~す。」とメールのお返事をいただきました。

がくぅ~~ ちょっとはやまってしまったようです~。

そして本日夕方無事に愛猫ちゃんと共に茨城県の新居に無事着きましたメールをいただきました。

多分彼女は関東圏に住むのは初めてじゃないかなぁ?

大人といえども初めて足を踏み入れる土地はわくわくもあるけれどちょっぴり馴染むまで時間が

かかるものです。

でも彼女は大学を卒業してからは親元を離れ自分で立派に自立されていたから大丈夫かな?

てんてんは結婚するまで1歩も京都から出たことがなくずっと親元にいたので、新婚生活を

スタートさせた札幌の生活に馴染むまでとても時間がかかりました。

又関西人が一番淋しく思うのは自分以外の人がみんな標準語・・・ということ・・・。

ま・・・夫は関西人ですからね・・・お家では関西弁でお話できるのですが職場なんかでは

ついついつられてしまって標準語らしき話し方になってしまい、時折「あ~~~関西弁でおもいっきり

しゃべりた~い!!」となっておりました。

結婚が決まって、誰もが一度は訪れてみたいと思う北海道に住めるんだ~

と思うとただそれだけで浮かれポンチになっていたのです~。

ちょうどその時働いていた職場の女の子と結婚式の時期がほぼ同じだった為、2人でいつも

浮かれて浮かれて浮かれまくっていたのです~。

みなさん・・・笑わないでね・・・。うそ・・・笑ってもいいよ・・・。だって笑えるもの~。

てんてんはきっとお姫様願望があったのね・・・。

結婚式ではぜ~~~~~~ったい、一生に一度のことだからあのダイアナ妃のような

なが~~~いトレーン(ドレスの裾)のドレスを着たい~っていう夢があったの・・・。

なにかと「こだわり派」のてんてんは一生に一度の晴れ舞台で着るお衣装だから絶対素敵な

お衣装を着たい~~って思っていたのよ・・・。

そして着るなら絶対憧れの桂由美さんのドレス!!と決めていたの。

そんなてんてんの夢を前から知っていた母は当時KBS京都というラジオ番組で毎週ある番組

に出演されていた桂由美さんの愛弟子である「かんべ先生」というブライダルコーディネーター

をされている方のお話を聴いていて、この方ならてんてんの夢を叶えてくれるんじゃないかなぁ~

と思い教えてくれたのでした。

当時の貸衣装屋さんといえば一枚のドレスを何度も何度も着回しをする・・ということがあた

りまえの時代でした。

けれど、かんべ先生は「結婚は一生に一度のもの・・・その大切な時にたくさんの人が着まわした

汚れたものを花嫁さんには着せたくない・・・。いくらレンタルであったとしてもほぼ新品の状態

で着せてあげたい・・。」というこだわりを持っておられたのでした。

ですので、かんべ先生のブライダルサロンではなんと試着は各ドレス、各着物1回のみなのです。

しかもドレスは3人の人が着たら即廃棄する・・・という信念を持たれていたのでした。

てんてんはかんべ先生が一人一人の花婿、花嫁さんのことをとても考えてくださっていることに

感銘を受け、母と2人で先生のいらっしゃるブライダルサロンに足を運んだのでした。

しかしたったひとつちょっぴり不安だったのが「試着が1回のみ」ということです。

もしそのドレスが気にいらなかったらどうなるのだろう・・・。迷ってしまったらどうなるのだろう~

ということでした。

でもその不安はブライダルサロンに着いてすぐに吹っ飛んでしまいました。

先生はてんてんの顔・・・体格をみるなり、助手の方に3着のウェディングドレスを持ってくるように

と指示されました。

そしててんてんの前にその3着をささ~~っと並べられ、少し考えられた後・・・

「あなたにはこれがいいと思うわよ」

とある1点のドレスを指さされたのでした。

てんてんはその瞬間「うわぁ~~~!!」とお目目がキラキラになったのです。

どこからみても・・・どの角度から見てもてんてんが夢にまで見たデザインそのもの!!

「こういうドレスが着たかった~~」というのを見事に先生は見抜いてくださったのでした。

そしてそのドレスを着てみるとてんてんの体型にぴったり!!スゴ~イ!!

苦しくもなければゆるくもない・・・ほんとうに自分の為に仕立てられたかのようにぴったりサイズ

のドレスでした。

しかも噂どおりレンタル商品とは思えないほどまるで新品のように綺麗なお衣装でした。

もうここまで一目惚れしてしまうと他の2点は試着する気にもなれず、なんとてんてんはお店に

入って10分で結婚式できるドレスを決めてしまったのでした。

これと同じ感じで色ドレスも白内掛けもピタリ!とてんてんの好みを当ててくださりやはり1回だけ

の試着ですべてのお衣装が決まったのです。

式の当日は桂由美さんのブライダルショーでヘアメイクを担当されていた方にしていただき

憧れのトレーン4メートルというウェディングドレスを身にまといもう気分は女優~~。

(もう~~笑わんといてって!)

念願のブライダル衣装を着て、、、長いトレーンをひきずって・・・イヤイヤ、、トレーンをひいて

夢のような結婚式、2次会が終わりました。

そしてその日は家族の元には帰らず式をあげたホテルに宿泊し次の日そのまま新居である

札幌に向って出発です。

朝、てんてんの顔はひきつっておりました。

京都駅に着くと家族や親友達がホームに見送りに来てしまいました。

結婚が決まって・・結婚式まで浮かれポンチのまま突っ走ったてんてんはいきなり現実に引き

もどされてしまったのです。(あたりまえや~~)

「札幌???そうやった私これから札幌に住むんや・・・。もうしばらく家族にも大好きな友達にも

会えへんのやぁ~」と思うと一気に淋しさがこみあげてきて、京都駅の新幹線のホームで

「行きたくな~~い!!」「このまま京都にいたい~~~」と叫んでいたのでした。

(だから笑わんといてって・・・)

母が「これ!あんたは・・・何言うてんのや・・・。しっかりしいや。身体に気ぃつけてな・・・。」

と小声で言いました。

出発の時刻が近づき、新幹線がホームに入ってくるとますます身体がぞわぞわして・・・

いよいよみんなとお別れ・・・いつもいつもいっぱい遊んだ友達が涙ぐみながら手を振ってくれて

いる・・・。

新幹線のドアが無常にも閉まる・・・。

てんてんはいっきにこらえていて涙がふきだして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんとここから約1年ホームシックにかかり抜け出せなかったのです。

ホームシックになりながらもてんてんは実は札幌で「ブライダルサロン」でお仕事をしていたのです。

はい!もちろんあのお世話になったかんべ先生のようになりたい!!人の幸せのお手伝いを

させていただきたい!という思いから札幌で一番大きなブライダルサロン会社に求人の募集広告も

出されていないのにてんてんのこの熱き想いを社長宛に手紙に綴り、見事入社の許可を

いただいたのでした~。

このブライダルサロンでは大変なこともいっぱいあったけど、花嫁さんやご家族の本当に

幸せそうな笑顔に何度も何度も立ち会うことができてうれしかったです~。

とてもやりがいのあるお仕事でした。

今日茨城に旅立っていかれたMさんのことを思っていて、、、自分の新婚時代のことをいっぱい

思い出しました~。

今から15年前のことなのだけど・・・まだ15年?というぐらいこの15年の間には本当にたくさんの

ことがあったなぁ~とまりんの散歩をしなら感慨深い想いに浸っておりました。

Mさん・・・これから新天地でMくんと愛猫ちゃんといっぱい愛と幸せをはぐくんでくださいね・・・。

私も茨城県には一度も足を踏み入れたことがないので是非ブログでいっぱい楽しい画像

を見せてください。

それから可愛い猫ちゃんのお写真も待ってま~す。

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