京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風ふわふわ日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ
~起こること・・すべては愛~

ディプロマ試験の思い出

2009-09-10 23:30:23 | インポート

11月、浜松本校で行われるJHASディプロマ試験(実技試験)に向けて今3名の生徒さんが

トリートメント最終段階のレッスンに入ってまいりました。

今日はそのうちのお2人のレッスンでした。

お2人は同じマンションに住まわれるとても仲の良いお友達同士。

この2年間・・・ほんとうにがんばってレッスンに通ってくださいました。

研究科・上級のレッスンでは実際プロとして活躍していく際のトリートメント技術を習得していただきます。

最初はなかなか手順が覚えられなかった○さんも今日のレッスンでは見違えるほどしっかりと

手順も覚えられ、とても丁寧な施術をされていました。

もうお1人の☆さんもとても丁寧な施術をされ、更にはぽろ・・ぽろ・・と涙を流しなが

らの施術をされていました。

きっとお相手のお友達のことを「ほんとうに愛しい・・・」という想いが自然とこみあげていらっし

ゃったのでしょうね・・・。

今朝は朝から気温がとっても低く、トリートメントルームの室温も最初はかなり低かったのですが、

お2人のエネルギーが高まっていくにつれどんどんお部屋の温度も上昇し、Aさんはタンクトップ

姿で施術に臨まれたほどでした。

一生懸命なお2人の姿を見ていると9年前にてんてん自身が受けさせていただいたディプロマ試験

のことがふと頭をよぎりました。

JHASのディプロマ試験は本当に厳しくて一発合格の方というのはほとんど出ないのです。

何がそんなに厳しいのか?簡単にが合格できないのか・・最後のほうで少し触れてみたいと思います。

てんてんも一度目の試験は見事なまでの不合格でした。

そして1ケ月後のディプロマ追試験の日のこと。

ディプロマ試験の試験官はスクールが設立されて以来ずっと代表のゆりあ先生がされてきました。

ですが、そのてんてんのディプロマ追試日・・・部屋に入ってこられたのはゆりあ先生

ではなく旦那様である広海先生でした。

広海先生:「実はこれからディプロマ試験の担当は僕がさせていただくことになりました。

今日がその最初の日です。本来なら試験の時は受験者の皆様がペアを組んで施術を

し合っていただくのですが、今日は僕自身皆さんの技術、、、そしてエネルギーをしっかりと

自分の身体で感じて合否を決めさせていただきたいと思いますので今日のクライアイント役は

僕です。ですから受験生の全ての方は僕に施術をしていただきます。」

というあまりにも突然すぎる発表がなされたのでした。

てんてん:『ぎょえ~~~~~!!!広海先生に施術をさせていただくの??!!w|;゜ロ゜|w 』

この『ぎょえ~~~!!!』の大絶叫は広海先生が怖いから・・・とか・・・ではなくて・・・

広海先生はてんてんがこのアロマに入学した基本課・初級~研究課・中級のレッスンを

担当してくださった恩師なのでした。

広海先生は本当に名前どおり、広い海のように器がでっかくて、年齢はてんてんより

一回りだけ上なのですが、まるでもう一人の父親のような・・・あ・・・父親は先生に失礼ですね・・

そう・・・ほんとにアニキのような存在だったのです。

今やJHASは全国に1000人以上もの生徒や会員がいるのですがそんな大きなスクールの

代表だけど、ぜんぜ~~~~~~~ん、気取ったとこがなくて、、、

えらそうなところなんてぜんぜ~~~~~んなくて、

それどころかめ~~~~~~~っちゃ、おもしろくて、、ただのおもしろいじゃなくて

スーパースペシャルにおもしろくて・・・その上とってもハートが熱くて、、、

失敗した姿なんかも飾らず、隠さずちゃんと見せてくださいます。

先生はてんてんが生徒の頃、決して余計な口出しはされませんでした。

自分で大事なことに気付けるまではほんとに何も言わずそっと見守ってくださっていました。

でも・・・てんてんが何かとっても大事なことに気付けたときや・・・絶対乗り越えられない!!

と思っていたことを乗り越えたとき・・・まるで自分のことのように一緒に喜んでくださいました。

「てんてん、よくがんばったね~~!!エライ!!」ってね・・・。

そんな先生の大きくて温かな器の中で生徒達は1歩1歩成長していくことができたのです。

「僕が今日はクライアント役です。」・・・の言葉を聴いた瞬間から・・・泣き虫てんてんは

「あ・・・だめだ・・・」ともうすでに泣きが入ってしまっていたのでした。

いよいよてんてんの施術の順番がやってきました。

ビーカーのアロマオイルを手にとって最大限に自分のエネルギーを高めます。

そしていよいよ先生の背中にそっとヒーリングから入っていくのですが、、、、

その瞬間、、、、涙が、、、びゃぁ~~~~!!!!!!!!!!と前に飛び散ったのです。

皆さん・・・必死で想像してくださいね・・・。

しくしく・・・とか・・・うるうる・・・とか・・・はらはら・・・とかそんな可愛らしいもんじゃないのです、、、

ほんとにびゃぁ~~~!!という表現しかないのですが、下に落ちる涙でなく前にびゃっ!!っと

噴出してしまったのです。

さぁ~~~もうこうなったらどうにも止まらない!!!

先生への感謝が溢れて・・溢れて・・嗚咽はでるわ・・・先生の背中に鼻水と涙の水たまりを

作るわ、、、もう大変~~。

でも両手は施術中でふさがってるし・・・・涙ふけないし・・・鼻かめないし・・・

あまりに大量の自分の鼻水と涙で鼻の穴がふさがり窒息しそうになるほどした・・・ほんとに・・・。

まぁ、、、きっと悲惨なお顔で施術していたのでしょうね・・・。

でも・・・たったひとつだけ・・・素晴らしいことがおきまして・・・

てんてんのその時の手の熱さは、今までに体験したことのないほどまるで熱・熱ホッカイロのように

温かい・・・を通りこして熱くなっていたのでした。

感謝の想いはそれだけ自分の内側から出るエネルギーを最大限に高めることができるのでしょうね・・・。

結果はこのときめでたく合格をいただきました。

JHASのプロのセラピストは・・ただ手技が上手なだけでは決して合格はいたしません。

例え初対面のクライアントであってもその出逢いに心から感謝し、

その方の悲しみ・・・痛み・・・苦しみにそっと寄り添い、、、その方を愛しく思う心、、、

温かく、、、温かく、、、すべてを包み込み施術・・・。

そんな果てしなく優しくて、、、温かくて、、、大きな施術・・・。

手技はどんな人でも練習すればいくらでも上達いたします。。。

でも上記に書かせていただいたような愛溢れる施術は練習では絶対に修得できるもので

はないのです。

愛に溢れた施術・・・それは施術者の生き方そのものなのですから・・・。

ですからJHASのトリートメントはある意味一生進化し続け、一生をかけて修得していくのだと

思うのです・・・。

ディプロマ試験に臨まれる、WKのお2人・・・そして金曜日クラスのMさん・・・

ほんとうに3名はここまでがんばってこられました。

ほんとにがんばってきた3名だと思います。

そんな素晴らしい自分に自信と誇りを持って・・・ありのままの姿でディプロマ試験に臨

まれてくださいね。

残り少なくなったレッスンもはりきっていきましょう~。

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