今日もまゆっちと陸上部の話になった。
どうやら陸上部のコーチはめちゃめちゃ厳しいらしい。
「おまえら、ほんま考えが甘いしこすいねん(ズルイという意味)!!
そんなんではこれから社会に出ていって通用せえへんぞ!!
俺が面接官やったら全員不合格にする!!」
「俺は絶対自分からおまえらを見捨てへん。そやからおまえらも自分から絶対俺の手をはなすな!」
「誰にでも同じように接しろ!!人によって自分の態度を変えるな!裏表のない人間になれ!」
まゆっちから今日、聴かせてもらったコーチの数々の言葉。
てんてん:「いいコーチやなぁ~。お母ちゃん惚れ惚れするわ~。
コーチのいうとおりや!今度「よろしくお願いします!」
って挨拶にいかなあかんなぁ~。」
てんてんらが学生時代には体当たりでぶつかってきてくれる熱い先生って
結構いてくださったように思うのだけど、最近はめっきりお会いする機会が少なくなった中、
まゆっちは小学校でこのような愛のある厳しいコーチに巡り合えてよかったなぁ~と思う。
まゆっち:「まゆかも厳しく言われた瞬間はぐさっ!!ってくるけど、
でも言ってもらえるってほんまありがたいことやと思う。
だって・・言ってもらわんとわからんこといっぱいあるもんな。」
てんてん:「エライ!!あんたいつのまにそんなことが言えるようになったんや!
そのとおりやで。 コーチはきっとちゃんと聴ける人にしか厳しく言わらへんと思うわ。
コーチがもうな~~んにも言わらへんようなったらおしまいやで。
こいつは言うてもあかんわ・・・ってな。厳しく言ってもらえるうちが花やで。」
まゆっち:「そうそう・・コーチもそう言うたはる。俺は聴けるやつにしか言わへん!!って・・。
そやからまゆか、コーチが厳しいこと言わはるとき、ドキってするけど、なんかわからんけど
すごくうれしくなってくる。」
ほっほーーーーまゆっち・・・脱力系ぼへ~~人間だと思っていたけど、
ほんとはかなりの隠れ熱血スポ根タイプだったのね。
てんてんも昔、たった一度だけだけど優しい優しいゆりあ先生から
思いっきり全身全霊で叱っていただいたことがあります。
先生はほんと~~に優しい方なので、本来はこのような厳しい波動を出すのは
とても苦手な方なのですが、てんてんがあまりにも・・・あまりにも・・・傲慢になって
道をはずれそうになっていたので、先生は身体を震わしながら叱ってくださったのです。
先生の言葉はとてもとても厳しいものでした。
でも・・・あの時の感覚・・・今でもはっきりと覚えています。
自分の身体が眩しいばかりの光で包まれていて・・・とても・・とても温かかったのです。
それは厳しさの中にある先生の愛を全身で感じていたからでした。
そして「なんてありがたいのだろう・・・」と思いました。
てんてんはあの時ほど子供のように泣きじゃくったことはありませんでした。
先生の全身全霊の厳しい愛のおかげで、てんてんの傲慢な殻がパカっ!!と割れた瞬間でした。
全身全霊で・・愛の中ぶつかってくださる人がいてくれるって・・・本当に幸せなことですね。
まゆっちも小6でそのような師と出逢えたこと・・・
ほんとに幸せなことだと思います。
密かに熱く燃えるまゆっち・・・がんばれ!!