JHASには会員だけが読むことのできるメッセージボードというものがあります。
今朝、そのメッセージボードに投稿されていたNさんのメッセージを読んで
久しぶりに声をあげて泣いてしまいました。
講師仲間であるNさんご家族の愛犬「ウェンディ」が7/14・・・13歳2ヶ月と15日で光に戻りました。
・・・という投稿内容でした。
メッセージボードは会員しか読むことができませんがNさんのブログにも
ウェンディの最期の姿やNさんのお気持ちがたくさん綴られています。
何度読ませていただいても涙があふれてしまいます。
老衰でした。
飼っている動物さんが最期・・苦しまずに逝ってくれるというのは
動物さんから飼い主さんへの最高の恩返しなのだそうです。
Nさんのブログはいつもご家族の温もりでいっぱいです。
Nさんが旦那さまのことを心から尊敬し愛していらっしゃること・・ブログからにじみ出ています。
また娘さんや、娘さんの彼やお母さまもよくブログに登場されて・・・家族がとっても仲の良いことが
いっぱいいっぱい伝わってくるのです。
そんな温かな家族の愛の中でウェンディは幸せいっぱいな13年と2ケ月を過ごしたのでしょうね。
Nさんは「私も家族も、これまで自分たちにできる精一杯のことをやらせてもらえたから、
悔いはありませんでした。」
・・・と書いていらっしゃいました。
この半年間ウェンディの老化が急速にすすみ・・・Nさんも毎日、毎晩のヒーリングは
欠かさなかったそうです。
夜中も何度も起きてウェンディの様子を見守ってこられました。
人間でもわんこでもやはり介護は本当に大変なことです。
けれどNさんはウェンディがどんな状態であってもいつも笑顔を忘れることなく
そして「普通の日常」をこころがけて過ごされてきたそうです。
介護を「大変!!」と捉えるのではなく、
「腫瘍と老化のおかげで、ウェンディと過ごす時間をたくさん持つことができて、
いつも、みんな笑顔で、赤ちゃんのようにウェンディに優しく接して、
協力しながら介護に関われたことが幸せだった・・・」と綴ってくださっていました。
Nさんの言葉どおり、Nさんのブログには毎日ほんとうにおいしそ~な家族へのお食事の
写真がUPされています。
人間ついつい疲れてしまうと・・・そういった日常をふつうに過ごすことさえ困難なことも
あるのに・・・でも・・・彼女のブログから伝わってくるのは優しさと愛と笑顔でした。
「精一杯家族でかかわったので悔いはない・・」と書いてくださっていましたが、
ウェンディが最期を迎える瞬間(ウェンディは家族が揃っている時を最期の時として選んでくれたそうです。)
やはり大きな悲しみと喪失感に包まれたそうです。
当然のことでしょう。
ブログに掲載されていたウェンディの写真・・・
毛並みのもつやつやで・・・本当に穏やかな顔をしていて・・・
とても13歳の老犬には見えませんでした。
精一杯生きぬいてくれたことが伝わってきました。
そしてNさんも・・・Nさんご家族も・・・これまで表には見えてこない部分で
たくさんの努力をされてきたのでしょうね・・・。
Nさんの投稿を読み終えて・・・ただただ「ありがとう・・・たくさんの愛を見せてくれてありがとう」
という気持ちに包まれました。
そして・・やはり一番胸に響いたことは
「どんな状況にあっても・・普通の生活をこころがげてきた」というところでした。
特別ではない・・・毎日の何気ない生活をどれだけ感謝してふつうに過ごせるか・・・
いえ・・・ほんとは毎日が・・・この一瞬一瞬が・・・あたりまえではなく・・・奇跡であること・・・
Nさんのメッセージボードやブログを読んで改めて大切なことに気づかせていただきました。
てんてんもそんなふうに生きていきたい・・・。
朝起きて、「おはよ~」が言い合える家族がいてくれること・・・
いただきます~~ごちそうさま~~おいしかったよ~~って言い合える・・・
その前にふつうにご飯が食べられること・・・
テレビを見てバカ笑いする・・・
夫が囲碁の上達度を示すグラフを「見てみて~~たのむし見て~~見てほしいねん!」
と何度も言ってくること・・・
まゆっちの怪しげな寝言・・・
毎日のまりんの散歩・・・
まりんのくしゃみ・・・
まりんの寝息・・・
まりんがふつうにご飯を食べる・・・
そのひとつひとつが奇跡そのものなのだなぁ・・・。
特別なものなんてなにもいらない・・・。
ただ・・・家族がそこにいてくれるだけで・・・それだけで充分・・・
Nさんの姿から改めて思ったことです。
ありがとうね・・・。Nさん・・・。
今日も優しい気持ちにいっぱい包まれた1日でした。