黄昏色の街を

2009-10-27 05:08:24 | 出来事
日曜日、秋晴れに誘われてドライヴをした。
珍しい事に親に声をかけ、ほんのその辺僅か30分程度の事。

自宅から、道路数本隔てたバス通りも街路樹は銀杏。
私の通勤の道も、その道を少し行き過ぎて交差する一本の道路は、
何処までも続く銀杏並木だ。

この街が、こんなに銀杏の美しい街だったとは、
出歩かない私の新発見だ。
この風景だけは、秋も良いじゃないかと、思いも新た。

季節は黄昏れて、街も黄昏色に輝く中を、
人世の黄昏をささやかに生きる。

季節には春が来る。
それを待つ時間が、覆い被さるように息苦しく長い。