三年の月日が経ちました

2014-03-11 05:13:54 | 折りに触れ思うこと

昨年末頃から、小泉元総理が表面切って声高に原発ゼロを訴え、そして今年タイミングよく都知事選と云う事になった。  あの時、原発と云うものを本当に真剣に考える最後の機会だろうな~と思った。  でもあっさりと桝添さんが東京都知事になった。 

東日本大震災から3年、福島県の意識調査で復興は進んでいるかと云う問いに「進んでいない」が半数以上を占め、問題点は「原発」と思っている人も半数を占めた様だ。  原発事故は日本だけの問題ではないと思う。  汚染水は海に流れ、地を這い、放射能は大地を覆う。  暮らす事、食べる事、人間の生きていく問題 子供たちの未来、地球の問題だ、そして日本は地震大国。   あれだけの災害に遭いながら学んでいない国だと思えてしょうがない。

復興予算が使い切れず余っているという、人材や物流の不足とか諸々問題はあるのだろうけれど、その反面無駄なお金も随分使っている。  例えると、 犯罪が起こった時の警察の初動捜査、ここを失敗すると事件は長引く。  それに似ている、原発に関しては東電に任せっきりだった。  想定外の・・・・想定外の・・・・ばかりで取り繕っていた。 

昨日、安倍さんがこの先1年で復興を進める旨の計画を数字をあげていっぱい喋っていたけど、あの人は消えた年金の時、3月まできちんと解明しますからと笑いながら、ガタガタ騒ぎなさんな的な事を云った人だから信用は出来ない。  けど望みは2020年の東京オリンピック、復興した福島を日本を世界に見せたいだろうから。  

3年前のテレビに映ったあの目を疑う光景を思い出す。