似たもの同士

2016-02-14 05:55:22 | 出来事

数ヶ月ぶりに友と待合わせをして会った。  病み上がりの時は酷く痩せて、更にほとんどの食品に含まれるカリウムの摂取が出来ない血液の病気もあったので凄く心配だったけど、それも改善され元通りの生き生きとした様子になっていて安心した。  

私が、今月はじめに転倒し後頭部強打の話をすると、彼女は先月末にシャッターに鼻をぶつけ、鼻血と喉の中に流れ落ちる血は窒息するのではないかと思うほどの出血だったという話。   私が、頭蓋骨の形が良くてとても綺麗だったと話すと、彼女は腱鞘炎で撮った画像の手が凄く綺麗な手だったと、骨の話で自画自賛。 けれど、久々会った目的はマイナンバー取得の書類に添付する証明写真を撮ることだった。  スーパーの一角にある自動撮影で、ガイダンスに従い割りと簡単に出来たのだけど出来上がりに幻滅  機能がよくなって超肌美人とやらのランクが上のを選択したけれど、酷い写真だった。  コーヒーを飲みながら彼女はびりびりと破ってしまった「千円札を破ってるようなものだね」といながら。 私も家に帰ってから捨てた。  機能の良い方を選んでおきながら、私達の結論は「画像が悪いほうがいいんだわ!」・・・・・・・ 笑っちゃう。  折角そのために行ったのに、写真は紛れもなく自分だし、高いお金も払ったのに、勿体無いしこんな書類に張るだけだからそれで良いのに・・・・とはいかないのだ二人とも。  「こんなの落としたら大変だよ、サービスカウンターに届いてたとしても絶対名乗り出ては行けないよね」 そんな話をして今日の事は笑い話で、なかったことにしようという事にした。  こういう感覚を私は好きだ、そんなのどうでも良いっしょ!とは絶対思わないのだ。  撮った写真を他人が見れば間違いなく自分なのだけれど、その自分が納得出来なければ意味がない。  私は以前、わざわざ写真スタジオまで行って遺影用の写真を撮ったけど、気に入らなくて捨てた事がある。  他人が考えればどう撮っても綺麗に写るわけがないっしょ!という顔、それはそうなんだけど、違うんだよな~~ これは他人には分からない。

私と彼女、体型も顔も性格も全く似ていないのに、昔「似てるね」と時々言われた。  雰囲気なんだろうか、なんか知らないけれど似ている感じがあるようだ。 彼女は綺麗な人だからそういわれると私は嬉しいのだけど。  そんな事で何だか野次喜多珍道中みたいな話だけど楽しかった。  様々な事、歳のせいにせず要は注意力が散漫なんだから気をつけようね言って別れた。