スーパーで私の先を歩く老夫婦、それぞれがカートを支えにして歩いていて出口近くで奥さんがいすに腰掛け休憩をする様だった。 通り過ぎようとすると昔同じ地域に住んでいた知ったご夫婦だった。 旦那さんはほんの数回、出先で見かけ言葉を交わしたことがあったけど、歳を重ねた分体がひと回りほど小さくなっていた。 仲がいいですねと声をかけると奥さんは「仲良くしないと困るんだわ この人なんでもやってくれるから そうでないと私生きていけない 子供いないからね」 旦那さんは「もう少し車には乗ろうと思っているんだ」と話した。 もう80歳はとうに過ぎていると思うけれど、車はやはり貴重な移動手段だ。 寄り添うように生きている、それは微笑ましいというより切実という感じがした。
ニュースでも切ない事件、介護疲れで妻を殺し追って死のうとしたけれど死にきれず逮捕された夫、逮捕後ずっと食事を拒み続け入院先で死亡、身につまされる出来事。 体も暮らしも老いて行くんだと思った。
そして昨日、車の保険屋さんから電話が来た。 私の老いた車、修理をしても15万しか保障が出来ないのでどうしましょうという話。 月額300円程の追加で60万位まで保障出来るという提案。 車検を終えたばかりだから2年は乗るつもり、買い換える予定も余裕もない。 あれやこれや考えると、しみじみと今こうして暮らしている自分を実感した。 他人事ではない老いるショック!だけれど寄り添う人もいない老後の居場所はここっ!だ。
2年後運転やめようかな~ 電動自転車ってどんなんかな~ 興味沸いてきた~~っ!