朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

止まらない時間

2006-12-25 12:53:40 | 徒然に
木の上に棲む猫は、時間の割れ目を探す。 入り込むことができるのは、迷う込むことを恐れないものだけ。 小さな石ころに、つまずくことばかり。 石ころをけりながら、道を歩くことを忘れた。 砂利道の中では、どれが自分の石ころなのかを、 判別するころすら不可能で、 見失った石ころを、日が暮れるまで探す。 真っ暗な夜道に、ふと顔を上げれば、 小さな台所の灯が、ぽつりぽつりと灯りだす。 軒下に入り込む野 . . . 本文を読む