躾

今朝、いらした方が、
「下の孫がね、手を突いて『おやすみなさい』って言ったので、同じ格好をして『おやすみなさい』と言ったら、腰が痛くなっての。」
そんな話しをした。


小さいお孫さんが、手を突いて『おやすみなさい』
その光景を思い描く。
なんともほほえましいというのか。
今時、手を突いて日常の挨拶が出来るそのことがびっくり。

当たり前のことが、当たり前でなくなっている世の中。
家の中、家族にさえも、
「おはよう！」
「おやすみなさい」
「いただきます」
「ごちそうさま」
「ただいま」
「おかえりなさい」
そんな会話さえも交わさないようになっている。

常識の基本を、今一度思い出させていただいた、何気ない会話だった。
三つ指ついて、なんてことは言わないが、
せめて当たり前の会話を、しっかりと交わそうと思う。




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