朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

大人の仲間入り

2010-08-05 18:12:57 | 
「どうして、私にみたいに可愛い子に彼がいないの?」
街ゆくカップルを眺めながら、二人の娘は口をそろえて呟く。

「可愛くないから。」
冷静な母は呟く。
それをにやにやしながら流す父親

とにかく暑い!!
街中など買い物に出る馬鹿はいない!!


今月1日、下の娘は二十歳になった。
「お父さん、二十歳になるんだから何か買って~~」
下の子というものは、タイミングをはかりながらおねだりするのがうまいらしい。
「何がほしい?」
聞かなきゃいいのに・・・
「トミーの長財布!!」
やれやれ・・・
「買ってやるよ。」
やめときゃいいのに・・・

ということで、なぜか上の娘も突然(下の娘が電話で『食事いくから、お誕生日だからかえってきて』といらないことを言った)帰省。
帰ってこなくてもいいのに。。。

ということで、家族で買い物にでかけた日曜日。
暑い!!
暑い!!
で、まずは財布。
亭主は靴が・・・
って靴はいらんでしょぅに。。。
私は病気ですから、ムカデのように靴をほしがりますが、何か?
あっちへ、こっちへ連れまわされて、金額と干し芋のが一致しない亭主。
「お洋服みてくるねぇ~~」
と気がつけば亭主と二人にされていた。

「帰ろうか?」
「そうしようか。」

娘たちよ、カラオケでしょ?
と電話をすると。
「カラオケなんて行かない!」
はぁ?またしましたね、喧嘩。
「一緒に帰るよ。」
って今どこよ。

「お昼どうする?」
「どっちでも。」
ってあなた次第なんですが、亭主よ。
「何か買ってかえろうか?お夕飯は外食だし。」
「いいよ。」
あんたには自分の意志ってものはないの?
そんなこんなのやりとり、娘たち合流。

ということで、デパートの地下で買物して、そそくさと帰宅しましたとさ。

クーラーの効いたなかでお昼をたべていると電話。
「義母さんだよ。」
と出なくても相手のわかる電話(そういうのってあるよね)
「何?後で俺がいくよ」
電話にでた亭主は二・三のやりとり。
あぁ、電話とらなくてよかったぁ~~

残りもの(食べきれなかった)をもって、不機嫌に出かける亭主。

「まってね、代わるね。」
って、かわるなよ娘。
続けさまにかかる義母からの電話。
「もう、そろそろ着くころだから、その話もその時にしてね。」
やんわりとやんわりと。。。そこが大事。

おなかが満たされれば、トドのように昼寝に入る娘たち。
月初めだ!!
仕事だ!!
母は再度、暑さのなか車にのり事務所へ。

ヘロヘロになってもどれば
「大変なことになってた。」
八丁まゆげをさらにさげ、亭主困り顔しきり。
「しかじか云々・・かくかく然々」
そんなもんしるか!!
私を巻き込むな!!
とも言えず。。。
次からつぎへと、よくもまぁ~~

まぁいいでしょ。
今日はむすめの誕生日。
楽しく食事へでかけましょう。

はいごちそうさまでした。
「じゃぁ、私たちはカラオケに行ってくるねぇ~~」
っていつの間に仲直りしたんじゃい。

二人にするな!!


そんなこんなの、疲れ切った長い長い日曜日。


めでたく下の娘も二十歳になり、大人の仲間入り?
家族がすべて、選挙権を得ました。




会社の事務所前に植えてある木に、赤い実がひとつだけポツン。





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