朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

ring そして赤molenへ

2012-01-06 17:43:21 | moreskine


ぎっしりと一年が詰まった。
どっしりと重みが加わった。

分厚く膨らみ、ゴムバンドがかからなくなったその黒い手帳は、そのままずっしりと私の胸の中に抱かれる。
わが子を愛おしく抱きしめるように、その重みを確かめるように、
私は一年の締めくくりと新たな年への光を浴びながら、腕に抱えたこのMOLESKINEを扉のついた棚の中に納めた。
色々なことがあった一年だった。
もちろん楽しいことも、そして辛いことも。
そのすべては、一冊のMOLESKINEの中にすべてを納めて、また、新しい一年を過ごそう。



一年は長い、そして一年は短い。

何を思う間もなく、何をするのでもなく、日々に流されてその日を閉じる。

なのになぜか、その思いと想いは重ね積まれ、
確実な思いと日々の積み重ねがしっかりと刻まれる。

一年を振り返ることはない。
感慨にふける・・・?それもない。
とらわれてしまったら、明日への一歩を踏み出すことができなくなるから。

日々の流れは速い。
私は、前に進む。




気がつけば年を越し、また新たな一年がはじまっている。
環のように、くるくるくるくると日々がめぐる。

同じように流れているようで、同じところをながされているのではない。
一年がめぐり、また一年がめぐる。


新たな1ページがまたはじめるために、私はまた今日もその1ページを文字で埋める。



人生の旅は、その終着駅をしらない。

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