情けない大人

「自分の意志はしっかりともって、目標を見定めて生きていかないと、おじちゃんのように情けない大人になちゃうぞ！お誕生日おめでとう！」

そんな内容のメールが、娘のところに昨夜入った。
私の弟から。

いい大人になっても、自分の生き方をみつけられない。自分の生き方を見定めることの難しさに辛苦している。彼は、そういいながら彼なりにしっかりと自分を見つめているからこそ、娘に対してそうコメントしてくるのだろう。確かにおとんぼっ子で、今だに甘えているよな奴なのだが。

今朝のメールチェックで、ハワイにいる友達からは、
『日本人の誇り』について入っていた。
海外で暮らす日本人が、日本人としての誇りをもって生活しているとよく耳にすると。
彼女曰く、自分が育ってきた環境の中で、学校教育においても、日本人としての誇りを持てと言われたことはないような気がすると。いったい日本人としての誇りってなんなんだ？と。

日本人としてというよりは、人としての常識を踏まえた人間としていきていたいと常々考える。
人の道にはずれたことはしないように。じゃあ人としての道ってなんなんだと言われそうだが、それは個人の解釈によって違う。
が、自分のプライドをくずすような生き方はしたくはない。プライドを保つため、プライドを持ちつづけるために、生きているのだから。
『誇り』ってプライドなのかな。