さいきんてあのね

がまぐちの空空商會朝来のだらりな日々書いてます。
お気軽につっこみいれて言って下さい (・_・ゞ-☆

にゅういんしてました

2009年05月30日 | Weblog
どうしよかな、書こうかな、やめとこかな
っと考えましたが。

やっぱり正直に書こうと思ったので。

実は5月中旬から入院してました。
26日に退院したとこです。

一体なにがあったのかっていうと、
前の夜からなんか体の左半分がふわふわして麻酔でも打ったみたいな変な感覚でした。
明日病院いってみよか、程度だったのが次の日朝起きたらちゃんと歩けない。なんとか会社に行って午後からでも休もうかと思って仕事につくと。。
字がかけない(あたし左ききなもんで)
それがわかったとたん、血がすーっとひいたかんじで
会社のおっちゃんも足が変なのは気になるし、すぐ病院行き、って言われたので帰らせてもらいました。
江坂にある総合病院にいったんだけどそこではCTとってもわかんなくて先生の紹介で(財)大阪脳神経外科病院
即タクシーにのせられました。


病院につくと車いすにのっけられて先生のところへ。
改めてCTとったりMRIとったりいろいろして、言われたのが
「脳梗塞になってますね」

のーこーそく。
病気の名前は何度もきいたことあるけど正直自分がなる病気としてはもっと年とってからとかじゃないか程度に
つまり縁遠いものって思ってました。
正直あたしの年代では男性の方がかかりやすいので女性でなるのは珍しいんだけど、と先生もおっしゃってましたが
とにかく、1、2週間は様子みないと、検査もしないといけないし、
「入院ですね」
「にゅういん?ここでですか?」
「そうそう」
「どのくらいですか?」
「1、2週間はいてもらわないと」
「じゃあ、準備してきます」
「いやいやこのまま入院ですよ、帰れませんよ」

とゆわけであっというまの入院でした。
実家に連絡してもらって夜母りょうこが来てくれてそれからばたばたと手続きしてました。
あたしはというと両腕に点滴打たれて寝たまま。

入院て子供の頃の小児喘息以来なので自分で意識しての入院は実質初めて。子供の頃から入院はしてるから病院が怖いということはないけど
なんか
あーあたし大変なことになったかも。。
って思いました。

脳梗塞についてはまだ全然知識がなくて「ミスチルの桜井さんてなったけど復帰したよな」とか結構軽く考えてました。
なにせ動かないのは左手と左足だったから頭は元気。

とにかく派遣会社と今いってる会社に連絡して2週間入院しますと報告してもらったので
「こりゃクビやな」と思いました。
せっかく気楽でいい仕事場だったのにな。
っていうがっくりと利き腕の左が字もかけない状態なのがきつかった

翌日になって個室にいれてもらいました。
おかげで他の人に気を使わなくて住むし、トイレも室内にあるし
夜眠れなくてもテレビつけたり電気つけてていいし
入院中はそういうストレスがなかったのがなによりでした。
看護士さんたちもみんないい方ばっかりで入院中の不安とかは一切なかった。
お食事も特に味がうすいってわけでもなくごはんたっぷりだし。
こんなにたっぷり。

それから右腕からカテーテルをいれて血液をしらべる検査もしました。造影剤っていうのを入れて検査するんだけど
麻酔してても腕になんかはいってくるのはわかるし、造影剤が入ると頭の後ろのほうがずわーっと熱くなるし正直やな検査でした。
でも足からカテーテルをいれてたら検査後安静でトイレも食事も介助してもらわないといけなかったみたい。
腕からだとお医者さんが難しいんだそうです。
でも腕からやってもらうと患者さんは検査後そこだけ数時間うごかせないだけなので食事もトイレも自分でできるから気持ちの負担が全然違うのです。

父てつじは本を買ってきてくれたし、りょうこはなにかと様子みに来てくれたけど、タイミング良く新型インフルエンザが流行りだして
面会自粛と言われてました。
あたしはというと看護士さんに「逆に入院してるほうが安全よ」
と言われながら病院の中で毎日ニュースみてました。

一日中病室にいたんだけどケータイが使えた。
精密機器を使ってなかったので。
そのおかげで友達からメールもらって元気づけてもらえたりしたのが
一番よかったのかもです。
東京の叔母からはお花のお見舞い

毎日ちょっとずつ病室で歩いたり、ノート買ってもらって字を書いたりしてなんとか徐々に動くようになってきた。
検査結果も血液とか他は全く問題がなくて、脳梗塞なだけ(なだけってなんだよ)というのでしばらく血をさらさらにする薬を飲む事に。

実はあたし血圧が高めだったのです。日ごろから測ってたわけじゃないから知らなかったんだけど。
これは遺伝らしくて栄養士さんから血圧を下げるために気をつける事をお勉強しました。

とにかく塩分を減らす。
減らすと食べ物の味が物足りなくなるけど、お酢やレモン、スパイスなどで味にアクセントをつけながら食べれば大丈夫。
野菜をたっぷりとる。ゆでたりすると量が減るのでたっぷり採れる。
3食食べる。
お肉もお魚も油も適度にはとらないとだめ。
量が足りないときはきのこ、こんにゃく、わかめ、ノリ等でボリュームを出す。
などを教わる。

元々レモンやお酢は好きで酢づけとか作っていたので今までより塩分を減らして作ればいいかな
野菜は入院中の食事がほとんど温野菜だったのでこれを見習って。

そうしてきっちり2週間後退院しました。

最期のおゆうはん
数日休ませていただいたあと無事にお仕事にも復帰できた。
クビにならなかったーよかった。。

退院した日は初めて両親が江坂のうちにやってきました
お昼を一緒に食べてそのまま帰って行きました。
  
江坂にできた「La Dish」さんで。
野菜を中心としたバイキングのお店。さっそくバイキングか。
とはいえ両親には世話いっぱいかけちゃったなあ。

正直退院したけど入院中ほとんど動いてなかったから体力はしっかり落ちちゃってまだ少しなにかしただけでもうくたくた。
左足も動いてるけどなんか感覚がまだ変です。
それでもなんとか戻ってきました。
帰ってきて病気を調べて恐ろしい病気だったんだと改めてわかって
半身不随のまま大変な毎日を過ごされている方が沢山おられるのを知ったまでです。
今回、あたしは早期発見が一番だったみたいです。

お世話になった大阪脳神経外科さんはいろんな方からきくととっても有名な病院で、全国でもトップクラスだそうです。
ここの先生が阪大や済生会なんかに出張されてるそうなので
なにかあったときにはこちらの病院をおすすめします。
ほんとにほんとにお世話になりました。

と、同時に、こうなってみないと元気にすごす毎日って大事だなと
月並みだけど思います。
まだ本格復帰というほどじゃないけど
徐々に無理せず戻して行きたいと思います。

そんな訳で塩分減らし生活開始。
前から作っていたレモン酢漬けとにんじんの甘酢漬け。
レモン酢漬けは塩分をちろっとだけいれただけ。にんじんの方はお酢を使ったので塩分はなし。はちみつの甘さで甘酸っぱく出来上がります。
これを常備食にしました。
 朝はオープンサンド。
きのこたっぷりでおなかいっぱい。トマトとバナナ半分は朝なるべく食べる事にしました。
夜はこんな感じ。
シャケは塩がしてあるので焼いただけ
野菜ときのこは蒸してポン酢+レモンを。
セロリのきんぴらはお醤油を少なめにしてしっかり炒めました

入院中、メールやお見舞いメールなどで元気づけてくれたみなさん
ほんとにありがとうございました。

脳梗塞に効くらくらくレシピ―美味しさいっぱいの食事療法
作田 学,平野 美由紀
法研

このアイテムの詳細を見る

黄金週間にイバラードにて

2009年05月02日 | たのしいおでかけ話
今年もGWは実家茨木にいました。
大阪の茨木ね。☆ヾ(≧▽≦)o

大阪茨木には井上直久さんという画家さんがおられます。
ジブリ作品にも背景で参加されてる方で、とってもファンタジックな絵をかきはります。
井上さんはライフワークとして地元茨木をベースにした「イバラード」という架空世界の絵を描かれてますが、
展覧会の時にはモデルとなった景色が実際に茨木の街角だったりというネタばらしもしてくださいます。
そんな井上さんの小さな展覧会が阪急茨木市駅のギャラリーでやってました。しかも無料!

なのでちゃっかり拝見してきたあたしのGWです。

もちろんあたしの休みなので、当然のごとく食べてます。
  
こちらは以前にも日記に書いた屋台パスタのお店
onion cafeさん。
茨木市には土曜日に来られます。昼間はJR茨木、夜は阪急茨木。
今回は地元のおともだち(といっていいのか、、)はる姉さまとまっぴるまから白ワインとともにいただいてきました。
結構たべた~

で、こちらのおされショップは
中条にあるpain de joujouさん
うちの実家のあるマンションの前を通っている道をずずーっといくとあるパン屋さんで、まわりはただの住宅街でちっともおされじゃない中、しかもお隣は昔からの八百屋なのにいいの?っていうくらい
なんか堀江とか京都とかにありそうなおされなパン屋さんです。

実はうちにはもっとすぐ近くにあるパン屋さんがあるのでこちらを利用することは少ないんですが、今回はこちらでパンを買いました。
たっぷり~
あたしほんとは御飯党なので実家にいく時にこんな感じで買うパン以外はほとんど買いません。☆ヾ(≧▽≦)o
でもおいしいのには弱いです~
実はこの日夜カレーだったのでおうちで食べる用に買いました。

そして今度はこちら。
ケーキ屋さん「春菓」さんです。
こっちの方が実家には近い。
こちらもこんなところにあっていいのか?って言いたくなるような
かわいいケーキ屋さんなのですが、先日叔母たちのお誕生日ケーキもこちらで買いました。おいしいですよ~
奥はカフェになっていてランチもいただけるのです。

実はここではる姉さまたちが作った茨木銘菓を販売してると伺っていってみました。

茨木米(マイ)チュイル
しゃれてる~!!☆ヾ(≧▽≦)o とゆわけで早速お買い上げ。
食べてみるとお米でできたあられを使っているので、香ばしさがしっかりししてる上にほんのりのクッキーっぽい甘さ。
香ばしさがおかきのようで甘さはクッキー、というとっても贅沢な感じなのですが口当たりはとっても軽い。
これは紅茶も珈琲もいいけどお煎茶なんかにもあいそうで、
年令問わずにいけるんちゃうやろか!
もっと全面に押し出して売っていかな!
がんばれ茨木市!地味だぞ茨木市!見山の酒があるじゃないか茨木市!茨木童子がついてるじゃないかー!!

と、ついつい熱くなってしまいました。☆ヾ(≧▽≦)o
ちなみに、はる姉さまはこのチュイルちゃんのキャラクターも書いておられます。どんだけ多才やねん。
そんな人と知り合いってすごいな。あたし(あたしはなんもやってませんけどー)
お休みの日恒例の~
餃子作りもやりましたよ!!
うちの実家特製の手づくり餃子。
戦時中中国で死んだじいちゃん、陣造がおぼえてきた餃子。
うちでは皮から作らないと手づくり餃子とはいいません。
戦後水道橋でラーメン屋をやっていたけど、餃子がまだ日本では受け入れられなくてあまりもうからなかったらしいじいちゃん。
そいえばちびの頃東京の家には寸胴もあって冬は必ずラーメンスープが煮込まれてました。
夏はジャジャ麺を作ってもらってました。
そんなじいちゃんの餃子を受け継いだうちの母りょうこ。
今では父方の家族で唯一りょうことあたしだけが餃子をつくれる人になっちゃいました。

作るときは毎回200個くらいつくってできたてを焼いて食べます。
後は冷凍。お友だちにお分けしたり、うちで食べたりです。
今回はちょと少なめ172個。

焼き立てぎょーざもりもり

もりもりで元気つけて
またがんばろー!




水わく丘―イバラード博物誌〈5〉
井上 直久
架空社

このアイテムの詳細を見る

京都でうなぎ

2009年05月01日 | 京都ぶらり話
おてんきの今日は京都にぶらり
まずはお昼を食べるのに錦市場にきました。

前から食べたかった
のと与」西店さんのうなぎ御膳!
西のお店2階でいただけますよ
これで1890円。高いな~と思いますか?いえいえ。
付きだしにはすっぽんまででてきますよ。お店の川魚佃煮もいただけるし、注文が入ると焼き場でうなぎが焼きはじめられます。
鯉もいただけるのです!おまけにおすましはすっぽん風味(風味ってなんやろねえ☆ヾ(≧▽≦)o)うなぎもおいしいです~

うなぎ丼もいただけるので是非いってみてくださいね~
うなぎの後はチョココロッケ!
大好きなお惣菜屋さんの「井上」さん最近テレビで取り上げられてるので有名になりつつありますチョココロッケ、
結構おいしいんだけどなあ~食べ歩きにぴったりです。
ぐじの唐揚げもおいしいよ~

連休中ですが、学生さんが多いな~と思ったら
みんなどうやら修学旅行生
こんなGW直前に修学旅行って複雑だな~
でもみんな中学生っぽい子がいっぱいで、新京極のおしゃれショップにいちいち反応してかわいかったです。
 
そして鴨川~お天気な日はいいですね
今日はちなみに床びらき。鴨川沿いにずらりと床ができあがってました。最近は先斗町だけじゃなくてずずずーっと鴨川に沿ったお店がつくってるんですねえ。なんかありがたみないなあ。☆ヾ(≧▽≦)o

今日はちょっと清水さんまで。
おおこんな可愛い立体サンプル発見
洋食屋さんです。
こんな人がおおそうな日に清水さんになぜわざわざ。。。

それはここに来るため。。
京都極楽堂書店」 
実は今朝の新聞にここが出した「毒まんじゅう」が載ってて、父てつじが「どうせ行くならかってきて」と軽くいいはなったからです。
場所はわかったんだけど~店が開いてない。。
ていうかいつ開いてるのかも全くかかれてない~
新聞でもそれは載ってなくて連絡先だけだった。だめもとで電話したけどつながらずでここまできてあきらめる羽目に。
もう観光客と修学旅行団体だらけでうんざりです~
おまけにご開帳まっただなかでした。。

小学生団体に大ウケのピンクタクシー
もう、参道なんて歩けないし、人混みで。
中でもちょっと気になったのが「舞妓体験」の人達。
観光客のみなさんはわからないのか、わかってても構わない人たちなのか、「あー舞妓さん~」って言いながら
走ってまで彼女たちの写真を撮ってます。。

でも~あれでいいの?
正直こんなまっぴるまからあの格好で歩いてる舞妓ちゃんなんていないし、舞妓体験の子たちの着物みたけどもうぼろぼろ。
かつらもうしろの髷のところはほこりあるしなんかきっちゃないし
それでも体験でやってる子はそういう「気分」が味わえるからいいのかもしれないけど、あれを舞妓ちゃんだと思われたら正直迷惑。
ああいうのは体験をさせる側が「舞妓体験中です」とかって看板もつとかしたほうがいいんじゃないのかなあ。
後ろで「あれ本物なのかしら?」と話しておられたご夫婦がいたので
「本物は今頃お稽古中なのであの格好では歩きませんよ」
って言ったら
「あ~そうなの~」とちょっとがっかりされてたので
上手く行けば夕方~夜にかけて祇園や宮川町あたりを歩かれたら出勤中の舞妓ちゃんにあえるかもしれませんてお話しておきました。
本物の愛らしさにはかないませんよねえ。
あっついのにお化粧がはげかけてる人もいました。
あれ、楽しいか?

と、ちょっと不機嫌になったので八坂の塔側から降りました。
とたんに人が少ない。
八坂の塔も特別拝観中なのに。もったいないなあ。と、休憩したくなって一路「柴洋」さんへ
と思ったら道一本まちがえちゃった。
民家の間をぬけていこうとしたら
おお!すごいかっこいー剥製製作所発見
つくってはんねや~とのぞきたかったんだけど。近所のおばちゃんが「何やこのこ」的な目でみてたのでやめました☆ヾ(≧▽≦)o
で、「柴洋」到着
いちごのスムージーいただきました!
とっても濃厚ないちごのスムージー、つめたくておいしかった~
やはりというか松原通りはほとんどいません。観光客。
のんびりしてていいですねえ。

そんなこんなでやっとこ今日六波羅蜜寺でおみくじをもらってきました。☆ヾ(≧▽≦)o遅っ!
四条まで戻るのはもう裏道ばっかり。

村上重さんのある道とか通って帰ってきました。

疲れた~
でも今日も市バス一日券利用です。
市バス一日券って3回乗ったらもとがとれます。お得でしょ。
でもあたしはいつも朝早く動きだして遅くても4時くらいに帰るような感じなのです。
まだ一日あるのよ。
そゆときは、京都駅でバス路線図を観てるひととか
市バス一日券を買うのに並んでる人とかにあげちゃいます。
あたしは元とってるので、十分得したし、おすそわけ。

時には一回だけ乗ろうとしてた人にだろうし、
誰かと旅行で京都についてこれからでもがんばってまわろう!なんて思ってる人もいるし(でもお寺は4時ごろからまわるには遅いですが)たかが500円でもお茶する分ちょっと得気分じゃないかなあ
なんて思ったりして。
そんなこんなで今日も満足
あ、毒まんじゅう買えなかった。。
ごめんよてつじ。。。

路地裏の京都
甲斐 扶佐義
道出版

このアイテムの詳細を見る