今日の朝は、早かったのです
実は用があって、京都に泊まってました。
泊まっていたのは、カオサン京都シアター。ゲストハウスです。この秋の京都に泊まれるところってそれほどないんだけど、タイミングよく、空きがあってうまくとれました~
錦市場からちょっと歩いたところにあるので、ものすごい便利な場所にあるゲストハウスなのです。外国からの観光客さんが多く利用しているところのようで、スタッフさんもペラペラ~。同じ部屋で寝た他の方も外国の方ばっかりでした。国際色豊か~京都らしいです。
朝起きて、全然知らない外国人のお兄さんと一緒に歯磨きしてでてきました。
今日は朝から行こうと思ってるところがいろいろあるのだ。
まずは、泊まった荷物をJR京都駅のロッカーにあずけて軽くなってから(今日は市バス1日券利用しますよ~)
お天気もいいし、早くから京都にいることもあんまりないことなのでまずは朝ごはん食べないと~。ということで朝ごはんならと、お邪魔したのが「都野菜 賀茂」さん。
前に来てた時は、全然並ばなかったのに、めっちゃ並んでてびっくりでした。京都水族館近くにもできたし、雑誌にもよくでてたので、一気に有名になっちゃったんですね~。もうちょっと早くでてくればよかった~と、後悔しまくり。
ここは、京都で取れた野菜を中心にたぷり食べられるバイキングのお店。朝ごはんは490円でいただけちゃいます。おかわり自由だから、男の人なんかは野菜たっぷり腹一杯でいただけます。女性だっておかわりしますもん。
で、少し並んで無事ありつけました。ここのお粥、好きなのです~。ランチもディナーもバイキングでやっているのでこちらもどうぞ。(でもランチとかは、もっと並びそうだな)
野菜が新鮮なので、食べるとぼりぼり音がでて楽しいですよ。
おなかいっぱいいただいて、出発しましょう~一路、二条城へ。
すでに入城していかれるかたが次々いましたが、まずは、チケット売り場で、この券を購入します。
今日は京都市民大茶会の日。今日は裏千家が担当されるというので、来てみました。当日券も無事にいただいて、すぐ並ばずにバスに乗り直して、北野天満宮へ向かいます~
今日は、25日天神さんの市の日です。弘法さんの市も天神さんの市も百万遍の手作り市も、朝一番じゃないと人が増えて大変なので、早めにきてゆっくりまわるのが一番いいのです。
先にお参りしてからぐるぐる市をさまよいます。
今日は土曜日だし、お天気もいいので朝から大勢来られてました。おいしいにおいもいっぱいしてきたけど、朝ごはんたべたばっかりだったので、さすがに入らない~。
秋なので、柿を売るお店がいっぱい来てました。もうちょっと時期がすぎると干し柿や、すぐきが出てきて、冬になっていくのですが、今はまだやっとこ秋、という感じです。
いつもお邪魔してる、古道具屋さんが今日来ておられなくてちょっとがっかり、いつも学校関係の古道具や文房具の古いものなんかが出ていて面白いものがいっぱいなんですけどね。
古道具は、詳しくないので、「レトロでかわいい」と思うものだけ拝見したり、着物は、正直にかわいいなーと思うものを見せて頂いたりしてしっかり楽しみました。
いつものわらび餅屋さんで、秋の和三盆がでていたので、こちらもいただいてきた~。
途中、平野神社さんにもお邪魔してきました。こちらでも朝市やってるんですよ。
何度となくきているくせに、今日は入ってすぐ右手にある稲荷社をみると、立て看板に「猿田彦社」があるのを知りました。全然しらなかった!
こうみると全く気付きませんが、鳥居をくぐると、右側に参道がでてきます。こんなに見にくく、わかりにくいところに祀られているし、正直とても粗末な感じだし、水はなかったけど明らかに「川」を渡ってお参りする場所にありました。これ高田祟史先生の「QEDシリーズ」読んでた者としては、たまりません。ひどい扱いを受けている負けたものの歴史って感じがします!
(このシリーズ読むといちいち神社いく度にこういうことが気になり始めますね)そんなことを考えながら、改めて猿田彦社にもお参りしてきました。
ゆっくりと隅々まで拝見したら、再びバスに乗って、またもや二条城に戻ります~
入城するなり「一時間30分待ちですよ~」と言われましたよ。市民大茶会。
場所は二条城内の清流園での開催でした。
今回はこういう催しがあるので、一般の方は入れなくなっていました。待合の席に行って見えると、確かに大勢の方が順番待ちされていました。
見事なお庭をながめながら時間を過ごします。と、ここで恥ずかしいことなんですが今回当日券がとれるかわからなかったので、お茶をいただく用意を全くしてこなかったのでした。懐紙もないし、黒文字もないし~どうしよう。
と、決心して横に座っておられたお姉さんに懐紙多めに持っていたらゆずっていただけるかきいてみたら、なんと黒文字まで下さいました。
よくお茶会に来られる方だそうで、他の方で用意が足りない方も多いからと一応常にもう一人分くらいはあげられるようにしていたんそうです。すごい、見習わないとなあ。
そんなわけで今回の大茶会は、2服いただきます。有名和菓子どころがお菓子を用意されて、景色もしっかり味わって、点心もついてました。これで2000円なのはかえってやすいくらいです。もちろん二条城の入城料も含まれています。のんびり待って、順番に2服頂戴しました。それぞれ違うお部屋に通して頂いていただくのですが、もちろん通常誰でもができる場所ではないのでこれでもかなり貴重です
二条城は初めて来たわけじゃないのに、こちらのお庭ってあまり印象に残っていませんでした。恥ずかしいけどお城や堀に気を取られていました。
お茶会に来られている方は着物の方が多くて眼福でございます。中には、外国の方が来られていました。お連れの方がお茶をされているようで、いただくときはこうします、って教えておられました。
着物も着てはったので、まわりのおばさま方に大人気でした。
今回はどちらもおうすでいただいて、秋のお菓子もおいしくいただきました。
待っている時間の方が長いんだけど、普段入れないところに上がらせていただいて、お茶をいただいてゆっくりとした時間をすごせるのもなかなかいいものですね~。
無事に2服お点前をいただいたら、最後に点心。
点心は、河道屋さんが担当されました。こういう場なのですでにゆでた麺をつかうのが残念だったけど、タレがからめてあるようなおそばが新鮮でした。
どうやら、調理する場所がないので、その場であたためたタレとおそばをお椀いもりつけるだけの状態で持ってきているようでした。これは仕方ないですねえ。もったいないけども。ちゃんと蕎麦湯も出していただいて。お茶会終了。
あとは解散なので、ついでに久しぶりの二条城をのんびり散歩して帰りました。こうやってのんびり歩くと、ほんとに広いなあ~と思います。
修学旅行らしい団体さんもいましたが、人がいっぱいでした。
すれ違う方たちが「今日、着物多くない?」って言いながら歩いてるのがきこえてきました。ぷぷぷ、お茶会やっててんで~って言いたくなっちゃいますなあ。
御殿の中には今回は入らないで帰っちゃいました(入ることもできましたよ)
夜になったらアートアクアリウムが始まるこの二条城。
イベントにこういう場所が使われるのは、何度もおいしいみたいでお得感満載ですね。二条城は門から入るとすぐ右手にいっぱい食べる物や休憩するところが用意されているので1日ぶらぶらすることもできます。
ゆっくり散歩して、再びバスに乗って今度は京都駅に戻ってきました。
次にお邪魔するのは~えきKYOTO 美術館。
ただいま、開催中なのがこれ。奇想天外歌川国芳の世界展。
絵だけなら見たことがある人がたくさんいますね。滑稽図がよく紹介されてます。テーマごとに分かれた展示はぼりゅーむたっぷりでした。
妖怪退治の絵が結構好きです。人間の体つきがすごい。筋肉の盛り上がりとかがとってもリアルで、強そうなんですよね。かっこいい!
そして国芳の描く女性はどの女性もかっこいい。凛と強そうな女性が多いんですよね。冒険物語のヒーローと、ヒロインって感じで、絵自体も躍動感あふれていてわくわくしてきます。
最後に現れるのがみなさんお馴染みの滑稽画。
国芳の猫は、いつみてもかわいいなあ。
擬人化された猫たちに和んだり、だまし絵やかくし絵でじっくり考えたりしながら、最後はやたらに時間を使ってしまいました。
いくつか、かくし絵の答えがわからないものがあって、、
仕方ないのでポストカードで買って帰ることにしました。
ちなみに、このポスターに使われている絵ですけどね、この顔には十二支が描かれているそうなんですが~。イノシシがどこに使われてるのかわからない~
他にも七福神の絵が、わからなくて~結局数枚連れて帰ることになりました。
ふとした時にこれを眺めることができそうです。
国芳展は前期後期で長期間開催されるので、ゆっくり見に行くのをお勧めします~。
ブロガーとして京都ネタをアップすることになりました~。