ケアマネさんと母と看取りの話&栗名月

2020年10月29日 22時41分56秒 | 介護

 今朝は一度4時10分頃目が覚めたのですが、その後6時45分位まで夢うつつの浅い眠りの中にいました。

そんなに嫌な夢ではなかったのですが、何となく寝起きは爽やかとは言えませんでした。

今朝は昨日とあまり変わりなかったと思うのですが、とても寒くて温かいお味噌汁を飲みたくなり、果物は寒いのでおやつの時間に出すことにしました。

  朝食

お味噌汁をとても丁寧に心を込めて作りましたが、単に寒くて動作が緩慢だっただけかも

中身はお豆腐、人参、さつま芋、白菜、葱、ミョウガ。

食事後、母が今日は体調がよく、小豆の残りと寒天で羊羹を作りました。

小豆が足りなかったので少し薄めです。

 

 その後、9時半から1時間ヘルパーさんが来られました。

私は朝、歩いていませんでしたので、公園に歩きに行きました。

 

教会も開いていました。

  

一番前の席はイエス様とマリア様らしく、御ミサを行っている姿をお2人に見られるのを嫌がられた神父様がお名前を書くのを拒絶されたとか

他の席には聖人方のお名前が書かれてあります。

 

しばらく、陽の光の当たる温かい教会の中で穏やかな祈りの時間を過ごしました。

併設の保育園の育てているお花

 

 

教会のご近所のお宅

山茶花

もう

 

 

公園

紅葉が日に日に進んでいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり、この空き地にお家が建つようです。

もう通り抜けが出来なくなります

我が家のお花

今日はこの二輪だけ。

 

帰るとヘルパーさんがおかずを二品、作りかけて下さっていました。

でも、時間が来ましたので、そのままにして「あとをお願いしま~す」と言われ帰られました。

小規模多機能のヘルパーさんは忙しく分刻みで動いておられます。

 

 11時からは訪問リハビリ。

今日は「暖かいので歩きましょうか」と言われ、私も一緒についていきました。

 

さっきまで雲がなかったのですが、たくさんの雲。

 

イルミネーション準備中のお宅

モミジが綺麗なお宅

 

 

リハビリの方が「亀さんみたいな雲~」と言われて撮りました。

確かに

 

 

公園を1周している時、母が拾った紅葉したカエデの葉っぱ。

 

普段なかなか見る機会のない我が家の北と西の紫陽花

 

母が拾った葉っぱ

今日、この紫芋のパンがひとつありました。

半分こして食べようと割って置いていましたら、母が美味しかったようで「それもいる」と指差します。

昔は職場で頂いたお菓子を食べないで持って帰ってくれたりしていた母ですが、今ではまるで子供のようです。

 

ヘルパーさんが作りかけて下さっていたのを仕上げました。

 

今日の果物

リハビリの方が帰られる時、母の血圧が170になっていて、母は食べてすぐにお薬を飲んで横になりました。

今日は数カ月に1度の自然食のお店にお買い物に行く日だったことを「忘れて歩きに行ってしまった」と後悔していました。

でも、1時間ほど寝たら今日は元気を回復しましたので、お店に送って行きました。

このお店に行くのが母の楽しみであり、体調のバロメーターです。

(ナッツとかシガーフライとかお砂糖を買っていました)

私はその間、友人宅へ行くことにしました。

友人宅のお花

 

 

私よりも3歳年上のクリスチャンのお友達です。

とても上品で優しい奥様だった彼女ですが、リュウマチに罹って痩せて人相まで変わってしまいました。

一時は本当に苦しそうでしたが、今はお薬が合ったようで杖をついて歩けるようになりました。

彼女は若い頃から甲状腺機能低下症にも罹っています。

信仰がとても深い人で、祈りの人でもあります。

なぜこんないい人がこんなに苦しまないといけないのかと思いますが、彼女は苦しみは神様からの賜物であり、また試練でもあるので、乗り切って天国に行くことをひたすら願っています。

「先日、果物を沢山頂いたから」と言われて、お菓子とお庭のお花を下さいました。

母を待たせてしんどくなっていたら困りますので早々に母を迎えに行きました。

母はまだお買い物中でしたので、ほっとしました。

家に帰ると羊羹が出来上がっていました。

 

 その後、お約束通りケアマネさんが3時半から来られましたので、このお羊羹をお出ししました。

今日は今後の選択肢としてどのようなものがあるかお聞きしました。

どこまで小規模多機能施設が関わって下さることが出来るのか等。

「小規模多機能施設では看取りはしていない」と言われました。

ショートステイは週末や2泊はスタッフがいなくて受けられないそうですが、月、金、そして水曜日もたまにはOKとのことでした。

(「事前に早くわかっていれば対応はします」と言われました)

今後のこととして「一人で介護をされている人には私は決して自宅で看取ることは勧めません」と言われました。

「二人でもなかなか大変だけど、二人いるなら是非家で看取りたいと言われるなら協力はします。それでもかなりの覚悟が要ります。本当は三人は必要だと私は思っています。」とおっしゃいました。

今までの体験からそう思っておられるようです。

そして、「使う使わないは別として、施設の申し込みだけはしておいた方がいいと思う」と言われました。

選択肢は多い方がいいということです。

そこへ母が来ました。

一瞬躊躇いましたが、私の気持ちもきちんと伝え、母の意向もきちんと聞いていた方がいいと思いました。

また、ケアマネさんも上手に説明して下さいました。

母はやはり「家で死にたい」と言いました。

「私も出来るなら最後までこの家で暮らさせてあげたいと思っている」と母に伝えました。

そこで、ケアマネさんが母に「お気持ちはわかりますけれど、娘さん一人では無理だと思います。娘さんの方が先に倒れてしまうかもしれない。それは困られるでしょう

「そうですねぇ。どうしたものか・・・」と母。

「今日、結論をださなくてももちろんいいですし、結論を出しても次の日に変わってもいいんですよ」とケアマネさん。

そして、「選択肢のひとつとして急には無理なので、施設のパンフレットを取り寄せてみましょう。また、病院とも相談しましょう。次かその次の土曜日の訪問看護師さんが来られる時に私も来ますから。」とおっしゃって下さいました。

決めていてもその通りになるとはこればかりはわからないことです。

ただ、人間はどのように死ぬか、時期も全部自分自身で決めて来ていると言います。

母がどのように決めてこの世に来たのか。

いずれにしても、結果的にはそれは誰にとってもベストなタイミングのはずです。

母は多分私を想い(もちろん自分のことも考えているでしょうけれども)、その時を決めて来ているはずです。

 夕方から今日は活躍したせいか、母はまたしんどくなって早くからベッドに入りました。

「よろしく頼むよ」と言いましたので、「何を」と聞きましたら「いろいろと」と言いました。

 今夜は「お月様メール」によりますと

「◆今日(10/29)の夜空に見える月は旧暦九月の【十三夜の月】、【後の月】です。
この月は、中秋の名月と並ぶお月見の月で、別名「栗名月」。
この日行われる月見を「後の月見」といいます。」

だそうです。

18時29分の月

コメント (13)
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