災害の多し国なり 炎天下
さいがいのおおしくになりえんてんか
火山弾 花火のよふに光りけり
かざんだんはなびのよふにひかりけり
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日本では天応元年、光仁天皇の治世であった781年の今日(7月31日)、記録に残る中では最古の富士山の噴火が観測されました。
この記録が載っているのは菅野真道(すがわらのまみち)らが編纂した、いわゆる「六国史」の2巻目にあたる『続日本紀(しょくにほんぎ)』です。
『続日本紀』には「天応元年の7月31日に駿河国で富士山が噴火し、火山灰が降り注いだ」という旨の記述が載っていますが、残念ながらそれ以上の記述はありません。
しかし、この文献の信頼度が高いこと、そしてそれ以前に噴火の記載がないことから記録上初の噴火として重要視されています。
また、700年代から1000年代の間は比較的多くの噴火が起こっていたようで、大量の溶岩が流出し、富士五湖のうち本栖湖・精進湖・西湖が形づくられた貞観大噴火(864~866年)を含む7回もの噴火が記録に残っています。
そのほか、富士山における有名な噴火といえば1707年の宝永噴火があります。
この時は16日ものあいだ爆発的な噴火が続いたほか、噴火後の富士山山頂から見て南東部に側火山の宝永山が作られました。
この宝永噴火は歴史上最後に起きた噴火としても知られていますが、実はこの噴火の49日前には宝永地震が発生しています。
宝永地震は南海トラフ沿いが震源域と推測されており、宝永の大噴火は地震が引き金となっていたともいわれています。
地震に噴火、はたまた津波と様々な天災が襲いかかる日本に住むものとして、日頃の備えをしっかりとしていきたいですね。
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9月に3.11以上の地震が来るとか言われていますが、何事も無ければ良いのですが。
地震で怖い場所として、東北から北海道にかけての環太平洋の1部分、一昨日の北海道新聞には、道内死者数が最大14万9千人と推計されていました。
富士山も地震により誘発されることもあるのではと心配されています。
火山列島日本は地震列島でもあります。
何とかしたくても人間に回避は難しいですので、対策はしっかりしておいた方がよさそうです。
後は日本の八百万の神々様に回避をお祈りしましょう。
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昨日は久しぶりに25℃を超え、母も帰宅したことでBBQをしました。
昔孫たちがまだ家に居る頃はひと夏に何度もBBQをしていましたが、今は末っ子の中1の孫のみですし、準備と後片づけも大変になってきたのでそう簡単には出来なくなりました。
高齢の母もBBQはどうでもよかったらしく、お肉を数個おにぎりを一つ食べただけで早々に家に入りました。