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今日はお客さまのご要望によりFMアコースティック社FM155とFM255のプリアンプの比較試聴をしました。
お客さまはFM155と同社F10Bをお持ちなので、パワーアンプも持ち込んでの比較試聴です。
↓見た目は結構大きさが違いますね。
価格は3倍ほど違います。(^_^;)
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本来F10BもFM411もFMのパワーアンプはバランス入力のみ。
FM155のプリアンプだけが、何故かアンバランス出力のみ。
ということで、当方が加工したFM専用のアンバランス→バランスケーブルを使用していますが、FM255だと、完全バランス接続になるので、パワーアンプの真価が発揮できることになります。
↓上がF10Bで下がFM411。
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結果は、当たり前なのですがFM255は凄いプリアンプです。(*^_^*)
位相が更にピタリと揃うので全帯域においてエネルギーに揺らぎがない。
しかも、音色幅は凄く広く、芸術的領域のサウンドになります。
あたかもパワーアンプを上位機種にしたかのようです。
元々、考え方的には、プリアンプはパワーアンプを駆動するものということなので、プリアンプの特性が良くなればドライブ力は増すんです。(^^)v
パワーアンプがスピーカーを駆動するのと同じですね♪
FMアコースティックは、プリアンプが有名で他社と比べてもプリアンプだけは土俵違いで相手が見つかりません。
その位、精度の高いプリアンプなんです。
一日10時間使用で365日使ったとして、平均寿命36年とカタログに記載してます。
また、MILのパーツや1000mのケーブルを使用しても位相の狂いがほとんど生じないと。
これだけ精度高く駆動できるプリアンプは他にはなく、聴いてみるとその凄さが一瞬にして納得できるんです。
さて、FM255、今はMK2になって価格も500万近くしますが、ほとんど変更のないFM255なのでさらに中古価格から考えると大変お買い得!!謎笑
当方の試聴ルームのリファレンスにしたいと思っていたのですが、お嫁に行くのも時間の問題か…(^_^;)
もしお嫁に行ったとしても、ホント大切に可愛がって欲しいです。(^^ゞ