オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
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ハイエンド電源タップ比較試聴♪

2010-03-09 12:36:44 | ハイエンド試聴

今回お客様からご注文いただきました、オーディオリプラス社のMQP-2-SIGというマスター電源タップ。
お客さまのご意向により、納品前に当方で比較試聴チェック&エージングです。
この機種の特徴は、まず2個口。
インレットとアウトレットにルテニウム。
内部配線にBYBEE素子使用。
筐体は超弩級TrianglePower6-SIGを継承した筐体。

今回は、当方のリファレンスの一つ、同社のSBT-4SZ/HG-SIGという限定モデルとの比較。
価格はほぼ同価格帯です。

なので、非常に興味深い比較なのですが、
2個口と4個口という違いもあって、正当な比較が出来ませんので、
機器をシンプルに構成。
CDPがアンサンブル社DIRONDO、アンプはヘーゲルH2AMK2でパッシブATTを使ってるので、2個口で足りるシステムです。


まずは、エージングも完璧に完了しているリファレンスのSBT-4SZ/HG-SIG。
これの利点は1台でセパレート効果があるんです。
CDPとパワーアンプを別々のコンセントから取ればノイズ干渉が防げる完全セパレート。
今回はこちらが有利な状況。


こちらはMQP-2-SIGの新品。なのでエージングなし状態。。
これは1台ではセパレート構造にはならないので、
こちらは不利な状況。


で、結果は!!

現段階では難しい判断です。(^_^;)
どちらも良さがあります。
互角って感じです。
それにしてもMQP-2-SIGと互角だなんて
正直SBT-4SZ/HG-SIGのセパレート効果は凄い貢献度だと驚きます。

しかし誤解しないで欲しいのですが、
MQP-2-SIGはマスタータップなのでCDPとアンプを同時に繋ぐことを推奨してません。
なので、この段階で互角ならばMQP-2-SIGの方が圧倒的に有利になってきそうです。
ご注文いただいたお客さまは、このマスタータップからはDACとアンプを取ってもらい、
カベコンから直接CDトランポを給電することでセパレート化が実現できますので
圧倒的なパフォーマンスを発揮すると思われます。

でも、エージングが進んでる現段階、
ブログを書きながら耳に入ってくる音は、
ちょっと只者ではない空気を感じています。(@_@)

MQP-2-SIGは使い方を極めると恐ろしい能力を持ってることが容易に想像できます。(*^_^*)