オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
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FMアコースティックフォノEQとコーナーチーニング納品セッティング♪

2016-04-23 16:09:26 | お客さま宅
今回やっと入荷してきたFM122MK2の納品と最近とっても評判のいいコーナーチューニングSFC-HDを納品セッティングしてきました。

まずはFMアコースティック社のFM122MK2というフォノイコライザーです。
電源ユニットはFM155と同じFM102を使用していますが、ヨルマデザインの電源ケーブルに交換しました。


そしてこのFM122MK2の特徴は環境に合わせたかなりシビアなセッティングが出来るのと、なんと言ってもFMクォリティーのサウンドというのが特記すべき点です。
そのセッテイングとはRIAAカーブを調整できます。

一応リストも付属していますので簡単にレコードにあわせることができます。


レコードとは溝を刻んでその刻んだ溝を針で読み取りますが、もちろんそんな1本の針で読み取るとどうなるかというと周波数の反応しやすい帯域とそうじゃない帯域がたくさん出来ますしノイズに弱い帯域もあります。
当たり前のことですが簡単に言うならフルレンジの小さなスピーカーでフラットな低域の音が出ないというのと同じです。
やはり出にくい音は出やすい音にあわせてやってフラットにしてやらないとまともになりませんから。
そのためにフォノイコライザーというイコライジングする必要があってそのRIAAという規格に準じているわけです。
しかし昔のレコードやメーカー、回転数によってRIAA通りに刻まれてないものが多いのです。
要するに、高域のきついレコードや低域が薄いレコード、逆にこもったような高域や低域がうっとうしいレコードなど微妙な録音が色々あるのは経験上ありますね。
なので物凄く簡単に言いますと自分で好きな音に出来るということです!!

で、カードリッジのインピーダンスや容量も合わせてセッティング完了♪






これはもうアナログの世界から抜け出せなくなりますね~~!!
FMワールドでもありますがこれぞ[アナログ」じゃなくて、これぞ[音楽」って感じで音楽に浸れます。

そして同じ録音のCDと比較♪

お客さんが一言[なんでCDも良い音なんだ??]と仰いましたが、確かにCDもかなり良い音に!!!???(゜o゜)

理由は…





コーナーチューニングをリプラスのSFC-HDを最初につけたからでした。(^_^;)


部屋の定在波の多いコーナーに設置するだけなのですが、お客さまのお部屋はちょっと奥まった部分もあります。
その場合のポイントは定在波の多いコーナーもそうですが、部屋の4隅に設置するのも基本です。

こんな感じで奥まってる部分を無視して4隅になる部分に貼ります。
これで音場が広大に構築され一体感が出ます!

今回は久しぶりのFMのフォノサウンドと、コーナーチューニングで空気にストレスのない染みきったお部屋になり、とても良いサウンドになりにやけちゃいました♪

どうもありがとうございました♪