東京外国語大学大学院・国際協力講座 編『沖縄 暴力論 2007』が送られてきた。昨年の11月10日(土)、11日(日)の二日間、東京外国語大学多摩キャンパスで行われた特別シンポジウム「沖縄・暴力論」の記録である。
私も二日目のシンポジウムにパネリストの一人として参加し、一日目のシンポジウムでも会場から発言した。11月9日が大阪地方裁判所で行われている大江・岩波沖縄戦裁判の本人尋問の日で、原告の . . . 本文を読む
雑誌『解放』2008年2月号が〈軍命は続いている/切り捨てられる沖縄〉という特集を組んでいる。その中に〈教科書検定問題を読み解く〉という一文を書かせてもらった。他に野村浩也氏〈軍命は続いている〉、高嶋伸欣氏〈「集団自決」と沖縄差別〉、新崎盛暉氏〈日本の中の沖縄〉、松本剛史氏〈米軍再編と負担軽減の虚飾〉などのエッセー、評論が載っている。また、〈11万6000人集会の軌跡と波紋〉と題し、沖縄県高 . . . 本文を読む