ゴミの生産は経済活動に比例し、その処理も比例します。
バランスが問題です。
スエーデンは処理能力が素晴らしいのですが、その燃料が無くなったのです。
また、経済活動は飛躍的に伸びたが、処理能力ゼロに近い支那です。
これも中国の現実、ゴミの中で生きる幼い子供たち—貴州省貴陽市
27日、中国・貴州省貴陽市烏当区東風村のゴミ置き場では、大人に交じり小さな子供たちがゴミの中からお金になりそうなものを探していた。
Livedoorニュースより
ゴミ問題と言えばどこの国でも抱えている環境問題の1つですが、ゴミが増えすぎて困っている国だけかと思いきや、ゴミが少なくて困っている国がありました。
なんとスウェーデンでは他国からゴミを買っているのです。
スウェーデンと言えば一世を風靡したABBA(最も売上枚数の多いアーティスト4位)というシンガーグループで有名ですが、それとは別の新しい記録を作りつつあるようです。
環境先進国のスウェーデンでは廃棄物を利用してエネルギーに変えることに成功しているとのことです。ただしその成功により別の問題も出てきました。
スウェーデンでは、別のエネルギーに変換することで効率がよくなり、埋め立て地に行くゴミは全体のたった4%とのことです。
単純にゴミの量が少なく、エネルギーにするだけのゴミが足りないのです。そこで、年間80万トンの廃棄物を他国から輸入し始めました。
すでにノルウェーはスウェーデンに廃棄物の回収をしてもらうために支払いをしているそうで、将来的には埋め立て地に頼るしかないブルガリア、ルーマニア、イタリアなどからのゴミの輸入も考えているそうです。
ゴミの管理という点では、スウェーデンは世界の先頭に立つ数少ない国のひとつで、廃棄物から生み出したエネルギーにより25万戸へ供給されています。
ちなみにアメリカでは2010年だけで2億5000万トンのゴミが出たそうで、そのうちリサイクルされたものは34%に過ぎません。
将来は資源の不足によりゴミの価値も上がり、売ることも出来るようになるかもしれないと、環境保護局シニア・アドバイザーは伝えています。
まさに捨てる神あれば拾う神ありですね。
Sweden Wants Your Trash
支那には売るゴミばかり。