Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

出版関係者に申し上げたき義、是あり

2019-09-01 14:37:42 | 

子どもたちが小学生の頃、PTAの学級委員や役員をしていました。

小学校に縁があったのは9年間ですが、そのほとんどは広報部に所属してPTA新聞を作っていました。

部長にもなったし、広報部付の役員になったこともあったので、特に誤字脱字にはうるさいです。

 

と言いつつ、自分のブログにそれらがひとつもない、とは言い切れませんけど(苦笑)。

 

今でも町内の回覧版で回す書類のチェックを頼まれますが、指摘してもちゃんと直していない場合も多々あって、ちょっとイラッとしたり。

まあ仕方ないです。素人だもん。

 

と、素人には甘くても、これがこと本職、本など出版物やに編集者に関しては厳しめになりがち。

この前も読んでいた本の中に間違いを見つけました。

茶道について書かれたエッセイで、映画化された本の続編になるため話題になったものなので、読んだ方も、その間違いに気づいた方も多いはず。

冬場、お茶の稽古で使われる茶碗の柄に蕪がよく使われる、というくだりで、蕪は春の七草のひとつで「なずな」とも呼ばれる、とあったのですが

蕪は「すずな」、だったのではないかしら?「すずしろ」が大根で。

せっかく季節感を大切にして書かれている本なのに、ものすごく残念で。

作者が間違えたのではなく「す」と「な」の誤植だったのであったとしても、担当編集者や校正担当は何の疑問も抱かなかったのかな。

 

また別の話で、某イラストレーターの方が書いた本。イラストももちろんご自身で描いていたわけですが、その中に、漢字でいくつかの

植物名が書いてあって、そのなかの「百日紅」に「われもこう」とふりがながふってあったのです。

「われもこう」は「吾亦紅」。一番最後の紅の字が同じだったので、誤って認識されていたのかもしれませんが、これにしても編集者が

気づいてもおかしくない。

 

これまた別の事例で、ある雑誌で扱った暮らしのことを再編集した記事のなかに間違いがありました。これも確か季節に関したことだった

ような気がしますが、再編集してもまだ間違いに気がつかないなんて、編集者の怠慢じゃないかと思います。

 

一度出版したら、「お詫びして訂正します」とは簡単に行かないもの。

こうしたことが目につくのは、今出版される本の多くが、ブログやインスタなどSNSで人気のある方やテーマを取り扱えば売れる、という

スタンスで作られているからなんじゃないかな。最近そんな傾向が強いように見受けられ、みんな同じような本ばかりに思えます。

そういうイージーな作り方じゃなくて、魅力的な内容の本や雑誌を出してほしい。おまけが主なんじゃないか、なんてのももうやめにして。

(すごく売れるらしいですけどね、おまけつきの雑誌)

そして、先述のような本が出回らないためにも、編集者さんももっと勉強してほしいなあ。

 

読書好きな私も、新しく出た本を買うことが減りつつあります。先月は人気雑貨店を経営するひとの本でちょっと興味のあるものを

中古で買ってみたりしましたが、中古で充分、という感じでした。印税収入にならなくてごめんなさいだけど(笑)。


募金って、するときなんか照れくさくて・・・

2019-09-01 05:50:44 | えとせとら

9月になりましたね~。昨日は今年初めて、イチモンジセセリ(茶色の蝶々)を見かけました。これが出てくると秋だなぁと思います。

数日前にはギンヤンマが飛んでいるのを見て狂喜乱舞!は大げさだけれど、大好きなトンボなのです。この夏はもう見られないかと思っていたのでなおさら。

夜にはコオロギたちの鳴き声。そういう生き物たちの様子で季節の移ろいがわかる、日本っていいところだと思います。

 

さてもう1か月すると、共同募金が始まります。これは赤い羽根ですが、今はなんだかいろいろな色の羽根の募金があるようですね。

ニュースを読むアナウンサーの方がつけているのを見ると、なにかしらの募金をしているんだなぁとは思うのですが、さて、この色は何?

ということが多いですが、特に調べようともしない私(笑)。

これから年末に向けて、街中で学生さんやボーイまたはガールスカウトの子どもたちが募金箱を手に、「お願いしまーす!」と連呼している

ところに出くわします。

私も財布から小銭を取り出して入れることがありますけど、たくさんの募金箱のうち、どれに入れようか悩んでしまいます。そんなことありません?

全部の箱に少しずつ入れるなんてことも、なかなか出来ないし。

そして入れると同時に大きく元気な声で

「ありがとうございます!」と言われると、なんかものすごーく恥ずかしいというか照れくさいというか・・・

そして、逃げるように立ち去るのが常。

大金入れたわけでもないからせめて普通の音量?で、と思うけれど、もしこれが小さな声だったりやる気のない声だったりしたら、それはそれでむっとするかも(笑)。

 

まぁでも私がそういう募金箱にお金を入れることはあまりないんです。

募金というか寄付するなら、寄付金控除が受けられる団体などへある程度まとまった額で行う、という、せこい主義(苦笑)。

私自身は収入が少ないので出来ませんが、相方の名前でふるさと納税もしていますが、そのうち半分は返礼品のあるもの、残りは災害などの

復旧復興に使ってもらうところを選んでいます。

それも被害が大きいわりにあまり報道されないところを選ぶようにしています。よく報道される自治体には、自然と集まりますから。

娘のからもよく返礼品の話を聞くけれど、災害復旧などの返礼品なしのところへはしているのかなぁ。よその財布のことなので口は出しませんが。

 

募金の話に戻りますが、そんな照れくさがりの私が照れずに、しかも積極的に募金するのが、盲導犬。

買い物に行くアピタにたまに募金集めに来ていますが、ほぼ必ず募金。今は家に犬がいないので、おとなしく寝ている犬を見るだけでもう

気持ちがほっこり♡

あと、リサイクルステーションを利用するときは、カンパも忘れずに。

こういうときにはあまり照れとか恥ずかしさは感じません。相手がひとりかふたり(時に1匹)と少数だからでしょうか。

どんな募金や寄付金にしろ、無駄なく有効に使っていただきたいものです。