Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

一日一捨以上を目指して

2019-09-16 10:35:35 | 減らしたい・減らせない

先週は2冊本を購入しました。どちらも暮らしや整理・収納に関する本。

自分で自分に「まだ買うか!?」とツッコミ入れてしまいますが、今度こそこれでやめよう!と思っても買いたくなる本が出てくるもんですね。

そのうちの1冊が、整理収納アドバイザー・Emiさんの「親に寄り添う・実家のちょうどいい片づけ」。

離れて暮らしていても、少しずつ親の今後の人生をよりよくする手助けが出来る、という内容で、著者自身のご両親の家を暮らしやすくしていく

過程や、アンケートから見る実家の片づけなどについて書かれていて、ご両親と同世代の私が読んでもとても参考になること、多し、でした。

 

Emiさんは整理収納アドバイザーをしていて本もたくさん出しているくらいなので、当然片づけ上手なわけですが、その親もそうだとは限らないわけで。

そのあたりが我が家と似ているなぁ・・・となんだか親近感(笑)。

お父様は家事は全くしたことがなく、お母様は私同様、整理収納などの知識は本など読んで得ているもののうまく活かせていなかったり、

家事に対する思い込みが強くて不便な状態で家事を続けたりしていたそう。

読んでいるとあるある!とうなづくことばかり。

 

私は親世代なわけですが、同時にまだ義母がいるため、嫁としての立場もあります。

義母が認知症になってから、当然ですが片づけは本当に出来なくなっていきました。

家のあちこちに吊るしたままになった服がたくさんあったため、一度一緒に片づけようとしたけれど、要不要の判断がだんだん出来なくなり、

最後は投げやりになってしまったことがありました。

おそらく認知症でなくても、あまりにたくさんのものの処分を一度にしようとすると、すごく疲れてわけがわからなくなると思います。

 

そういう義母の様子を見て思ったんです。片づけは少しでも若いうちにしなくては、と。

 

義母は認知症ですから、そのものが見えなければ存在を忘れてしまうため、衣服に関しては独断でかなり処分を進めています。

結構もののいいのがあったりしましたが、シミが出来ていたり虫食い(ウール100%がかなりありました)もあったりして、あまりためらわずに

処分出来るものが多かったです。

でもねぇ、かなり処分した、と思っていたのに、まだあるか!!というくらい死蔵品があるんですよ。

箪笥がいくつかあってあちこちに分散してしまってあるため、存在を忘れてしまうんですね。

 

他人のばかりではなく、もちろん自分のものも処分しています。よくひとつ買ったらひとつ捨てるとか言いますが、もっと捨てていいと思う。

実は結婚したときに持ってきたクローゼット本体を処分したいとずっと考えているんですが、さすがにものが大きいので男手がふたり以上は必要で。

中身はかなり減らしたし、義母が使っていたハンガーラックがひとつ遊んでいるので、それに取り替えたいんですよね。

義父母の、もうほぼ使わない箪笥2竿も処分したい・・・でもさすがにそれはちょっと気がひけます。

 

あちこちガタが来ているこの家にいつまで住めるかわかりません。

いつ引っ越してもいいように、持ちものを減らすことを続けていきたいです。一日一捨以上を目指して!


介護愚痴つらつらと

2019-09-16 08:59:29 | 鬼嫁yukinokoの介護日記

義母が一日中家にいる日は、私の不機嫌度を示す針が振り切れそうになることが多い・・・などと書くと敬老の日に相応しくないことこの上ない

ですが(苦笑)。

結婚当初から同居して36年半ほど。そりゃ最初っから鬼嫁じゃありませんよ。と言って、何ごとも仕切っていた義母に面と向かって逆らうことは

全くなかったか、と言うとそうでもないですが、不満があっても我慢していたことは多々ありました。

以前義母と口論になったとき、我慢しているのはお互い様、と言われたことがありました。まあ確かにそうなんでしょうが、彼女から言われると

ムッとしますねぇ~(笑)。

 

要するに、私が反抗心が強いだけのこと。

なので、デイサービスの職員さんに私のことを「いい子だよ~」と言うのを聞くと、身の毛がよだつ思い(苦笑)。

かと思えば、「この子が私のこといじめるもん」と真逆なことを言う。そうそう、こっちのほうが真実。

 

そんなふうにころころと変わる認知症のばあさんのお守りをするのって、本当に面倒くさいんです・・・なのでついつい、相手に対する

言葉遣いに気遣いはなく、つっけんどんに。

 

最近症状が明らかに悪い方に傾いていて、昨日もなにか大声でわめいたなぁと思ったら、どうやら置いてあった(なぜそこにあったかは謎)

紙パンツに対して、自分はそんな赤ん坊じゃない!!とか言って怒っていたみたい。

でもその後、何を思ったかその紙パンツを穿いていた、と相方が言っていました。

昨日彼女がお風呂に入ったあとで洗濯かごを確認すると、ショーツの上に紙パンツを穿いたようで、ショーツはじっとりしておりました・・・

洗濯かごを確認するのは毎晩のことで、最近は滅多に自分で洗濯しなくなりましたが、何度か尿取りパッドや紙パンツを一緒に洗濯されて、

後始末が大変だったことがあったので。

 

ここまで書いたあと、朝食を済ませ義母をデイサービスに送り出し、洗濯機を回して(義母の分)から小学校まで出かけて、学区からの

敬老祝いのどら焼きを貰って帰宅したところ。お昼前には町内からお赤飯も配られるはず。

義母はもうすぐ満87歳になりますが、数え年88歳と99歳のひとには市から祝い金もいただけますが、これも今後高齢者が増えたら

なくなるかもしれませんよね(と書いているうちに民生委員さんが持ってきました)。

 

つまらない愚痴をごちゃごちゃ書いてしまいましたが、こうして吐き出さないとやっていけません。

同じように年寄りと同居している人とは「あるある話」で盛り上がるんですが、同居経験が全くないひとは「大変よねぇ」・・・としか

言いようがないでしょうね。

義母にしてみれば、実の娘はいないし、嫁も私ひとりきり。優しかった義弟の嫁は既に他界しちゃったし、仮に生きていたとしても、義弟の

ところも店がある&自分の親と同居だったので、とてもうちの義母の世話は出来なかったと思います。

そういうところも義母にとっては不幸だったし、他に代わってもらう女手がないのは私にとっても不幸なこと。

そういう現実を受け入れざるを得ないけれど、なかなかそう悟れない愚かな私です。

多分これが赤の他人に対してなら、もう少しは優しく接することも出来ると思うんですけどね。

介護サービスに携わる多くの人に、感謝と尊敬の念を抱くことしか出来ないなぁ・・・