先週は2冊本を購入しました。どちらも暮らしや整理・収納に関する本。
自分で自分に「まだ買うか!?」とツッコミ入れてしまいますが、今度こそこれでやめよう!と思っても買いたくなる本が出てくるもんですね。
そのうちの1冊が、整理収納アドバイザー・Emiさんの「親に寄り添う・実家のちょうどいい片づけ」。
離れて暮らしていても、少しずつ親の今後の人生をよりよくする手助けが出来る、という内容で、著者自身のご両親の家を暮らしやすくしていく
過程や、アンケートから見る実家の片づけなどについて書かれていて、ご両親と同世代の私が読んでもとても参考になること、多し、でした。
Emiさんは整理収納アドバイザーをしていて本もたくさん出しているくらいなので、当然片づけ上手なわけですが、その親もそうだとは限らないわけで。
そのあたりが我が家と似ているなぁ・・・となんだか親近感(笑)。
お父様は家事は全くしたことがなく、お母様は私同様、整理収納などの知識は本など読んで得ているもののうまく活かせていなかったり、
家事に対する思い込みが強くて不便な状態で家事を続けたりしていたそう。
読んでいるとあるある!とうなづくことばかり。
私は親世代なわけですが、同時にまだ義母がいるため、嫁としての立場もあります。
義母が認知症になってから、当然ですが片づけは本当に出来なくなっていきました。
家のあちこちに吊るしたままになった服がたくさんあったため、一度一緒に片づけようとしたけれど、要不要の判断がだんだん出来なくなり、
最後は投げやりになってしまったことがありました。
おそらく認知症でなくても、あまりにたくさんのものの処分を一度にしようとすると、すごく疲れてわけがわからなくなると思います。
そういう義母の様子を見て思ったんです。片づけは少しでも若いうちにしなくては、と。
義母は認知症ですから、そのものが見えなければ存在を忘れてしまうため、衣服に関しては独断でかなり処分を進めています。
結構もののいいのがあったりしましたが、シミが出来ていたり虫食い(ウール100%がかなりありました)もあったりして、あまりためらわずに
処分出来るものが多かったです。
でもねぇ、かなり処分した、と思っていたのに、まだあるか!!というくらい死蔵品があるんですよ。
箪笥がいくつかあってあちこちに分散してしまってあるため、存在を忘れてしまうんですね。
他人のばかりではなく、もちろん自分のものも処分しています。よくひとつ買ったらひとつ捨てるとか言いますが、もっと捨てていいと思う。
実は結婚したときに持ってきたクローゼット本体を処分したいとずっと考えているんですが、さすがにものが大きいので男手がふたり以上は必要で。
中身はかなり減らしたし、義母が使っていたハンガーラックがひとつ遊んでいるので、それに取り替えたいんですよね。
義父母の、もうほぼ使わない箪笥2竿も処分したい・・・でもさすがにそれはちょっと気がひけます。
あちこちガタが来ているこの家にいつまで住めるかわかりません。
いつ引っ越してもいいように、持ちものを減らすことを続けていきたいです。一日一捨以上を目指して!