このところ義母の血圧が高いようで、頭も足もふ~らふら・・・ということが多いです。
昨日はデイサービスでの血圧測定の際に高かったので3度も測定したようですが、高いままなので入浴中止。
その前の晩もそして昨夜もふらふらで家のお風呂にも入れないまま。
ひところより暑さも和らいではいますが、なんか臭いそうな気がしてならない。
今日も先ほどデイサービスから戻りましたが、今日は2度目の測定で基準値を下回ったので、無事?お風呂に入れてもらえました。よかった~!
そんなふうに頭や足がふらふら・・・というわりには、おしゃべりのほうは絶好調、いや、舌好調?
特に帰宅してからの彼女は饒舌でして・・・
「今日もうちがどこだとも言わないのに、ちゃんと家の前まで乗せてきて『おい、フミちゃん、着いたぞ』って言うから『ありがとうございました。
またよろしくお願いします』って言うと、『おう、ええぞ』って言うんだわ。わし、後ろ姿しか見えんもんでどんな顔かわからんのだけど。
〇〇さんが『私も乗せて』って言ったんだけども、『ちょっと遠くまで行くからいかん』って言うから、どこへ連れて行かれるんだろう、
困ったなと思ったら、何が何が、ちゃあんと家の前まで乗せてきてくれて。わしのことをフミちゃんって呼んでくれて、わし、うれしいんだわ~」
というような内容で何度となく繰り返します。それも継ぎ目なく。
繰り返すうちに名前などが変わっていて多少のバリエーションはありますが、内容はほぼ同じ。
彼女は昔職場でとか友人から「フミちゃん」と呼ばれていたので、今でも苗字ではなく名前で呼んでもらうのが好きなんですよね。
私が声をかけるときも、子どもたち(義母にとっては孫)がいるときは「ばあちゃん」でよかったのに、今そう呼ぶと返事をしないことも
あるのに、「フミちゃん」だと答えが返ってきたりして。
職員さんにとっては名前を知っているのも当然。普通は苗字で呼ぶけれど、同じ苗字の方が他にもいらっしゃるとかで、名前で呼んでいるだけ。
送迎するのに家を知っているのも当たり前なんですが、義母からしてみれば、ちょっと自分は特別扱いされているように勘違いしているのでしょう。
送迎の運転手さんは、男性のときもありますが女性のときもあるけれど、義母にとってはいつも男性のようです(苦笑)。
このおしゃべりをデイサービスのある日はいつも、最低10回くらいは聞かされます。
その間私はうんうんとうなづいて、時々合いの手?を「そう~」とか「よかったね」とか入れますが・・・耳にタコ、にもなりますわ。
今日もさんざんしゃべった挙句、トイレに行くとか言いつつもまだしゃべり続けようとするので、なんとかトイレに追いやって、あ~やれやれ。
その後ベッドにごろんとなりながら、まだひとりでしゃべり続けておりました。
いつまでこんな日が続くのかなぁ・・・と思うとき、友人の声がよみがえります。
「行く道」
歳を重ねれば、いずれは自分たちもそうなる、ということ。
この友人、本当に仏様のような人で、うちの義母より年上(90過ぎ)のお姑さんと同居しています。
自分の息子より、友人を頼りにしているところがあるみたい。そこはうちとはちょっと違うな。鬼嫁より自分の息子、ですもの。
通っているデイサービスで相方は仕事をさせていただいていますが、いつだかわからないけれど、所長さんに
「いい息子さんですね」と言われたことがあるらしく、ことあるごとにそのことを話します。ちょっと鼻高々なのかも。
意外なことに、他人様に対して私のことを「いい子だよ~」と褒め殺しするんです(笑)。いい子、って、還暦過ぎたおばさんだぞ!
どんな顔していればいいかわからへんわ!!