先日の朝、義母がデイサービスに行く前、いつものように頭やら脚がふらふらなど言いつつ、ベッドに横になったりよっこらさと起き上がったり
しているのに付き合って(付き合いたくはないが、送り出さねばならないので仕方なく)いるとき、そのベッドの上にクリアファイルがあるのに
気がつきました。
中に手書きの大きめな文字がちらっと見えて、その感じからすると娘の小学校時代くらいの文集か何かかな?とそのときは思っただけで、
なんとか義母をお迎えに来たデイサービスの職員さんに預けると、そのことはすっかり忘れておりました。
夕方義母が帰宅してしばらくすると、「これってなんだろう?」と言いながら持ってきたのが朝見たクリアファイル。
それ、あんたが持ってきたんだけどねぇ・・・
義母は娘(彼女にとっては孫)が小学校時代の使いかけの鉛筆やノートを再利用していたことがあったので、おそらくそういう中に混じって
いたものだと思われます。
義母にそのまま持たせていると何度も同じ質問をされるのは必至なので(おなじみリピート機能:笑)、預かっとくわ、と受け取りました。
そのあとファイルの中身を確かめると、表紙には「修学旅行記」という大きな文字と、金閣寺らしい建物のざっくりとした絵。
そして裏表紙には六年三組のあとに、なんと、相方の名前が書いてあるじゃありませんか!!
・・・今年62歳の相方、ちょうど半世紀前のもの、だったのです。
その日帰宅した相方にその話をすると、目が点状態に。そりゃそうよね。
いったいどこにしまってあったのか、全くわかりません。50年もの間、ずーーーーーっとあること自体が驚きと謎(苦笑)。
夜になってから、義母にみつからないようにこそこそと見ていた相方。私も呼ばれて一緒に見ましたが、ま、文章力は想像していたとおりの
残念なものだったけれど、そのときの様子や雰囲気は一応伝わってきましたし、見出しの絵などは芋を洗うようなお風呂の様子がとてもよく
描けているなぁ、と。
なんでも捨てる派の私ですが、これは面白いのでとっておこうと思っています。今度子どもたちが遊びに来たら見せるつもり。反応が楽しみだな~。