気温が20度を超え穏やかな日差しが降り注いだ昨日、お墓参りに行ってきました。
お墓の傍らには何本か桜の木が植えられていますが、まだまだ蕾は固そう。
お墓まで片道1時間ほどかかる道中には桜並木もあるんですが、たいていの場合お彼岸の時分は咲いていてもちらほら程度。満開のときに通るとそれはもう
至福の時間・・・車だとあっという間に終わっちゃいますけどね。そちらも蕾の先からわずかにピンク色が覗いたかな?程度。
最近何かと思います。来年また桜が見られるだろうか、とか、お正月を迎えられるだろうか、など。
古代ローマ人の言葉でしたっけ?「死を思え」という意味のmemento mori。コロナショックの世界中のひとがそう思っているかもしれませんね。
命あるもの必ず迎える死。だからこそ今を大切に生きなくてはと思います。
記録的に早い開花になるかと思われた桜ですが、当地ではまだ開花宣言は出されずにいます。
そして、暖冬だから・・・と一律にすべての花たちが早く開花している、というわけでもありません。
確かにハクモクレンはいつもより早い開花で、もう散り始めてしまいましたが、沈丁花などはほぼ例年通りの開花。
そしてようやく蕾が出始めたチューリップは、ちょうど一年前の今日の写真ではきれいな花を咲かせていましたので、今年は逆に遅めなのか、去年が
早かったのか・・・
さて、明日明後日と畑に出かけてきます。
相方はやることが種々様々あって、どれから手をつけようかで頭の中がごちゃごちゃになっているんだそうな。
やることだらけの相方と裏腹に、私の方はいったい何をしようかしらん・・・と悩まなければならなくて(苦笑)。
でも多分畑のほうも多少春めいていると思うので、まずは土筆やふきのとう探しから、かな?
去年はどちらも時季を逸してしまって味わえなかったんです・・・
そんなふうに、自然に生えているものを味わうのに春はうってつけの季節ですよね。
もしかしたらヤブカンゾウの新芽も出ているかも。ならば辛子酢味噌を持っていかなければ。茹でてぬたでいただくのがおいしいです。
まだまだ先の話ですが、蕨も採れます。何年も通ううち、生えてくる場所の知識が増えてきました。
幸いなことに採ってはだめ!なんて看板もない場所や道端なんですが、一番たくさん採れる場所は以前どなたかが栽培していたところなのかもしれません。
冬の間に草刈りはしてあるので、管理する人がいるにはいるようなのですが・・・誰なのかもわからないし。
いずれにしてもうちの畑の周辺も耕作放棄地が増えてきました。
以前は田植え後の季節の夜にはカエルの合唱が聞こえたものですが、最近は数も少なく遠くから少し聞こえるだけ。
本当は相方、畑ばかりじゃなく米作りもしてみたいと思っているんですよ。でも私が止めています。強行したら離婚問題に発展するからと言って脅して
おります(笑)。
大きなトラクターとかコンバインがあるわけじゃないですもん。とてもとても相方ひとりじゃあれもこれもは無理だって!
なのにそういう困難に立ち向かって行きたがるんですよねぇ。私はそんな無茶は絶対いたしません。こういう真逆なふたりなのでバランスが取れているのかも?
無茶はしないと言いましたが、土筆を採るときどうしましょうねぇ?膝のこともあるのであまりしゃがめないし。
これ以上膝に水が溜まらないように楽しんでこようと思います。ではまた月曜日に。