Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

京都らしい?らしくない?お気に入りの場所

2007-02-15 06:15:11 | 旅行・お出かけ
昨夜はものすごい風の音で目が覚めました。台風並みでしたねぇ。皆さんのお宅のあたりは大丈夫でしたでしょうか?我が家ではゴミバケツが見事に転んでおりました・・・中身が入っているのに倒れるのはかなり珍しいです。それだけすごい風だった、ということね。

昨日は余裕があったので、久々に2度も記事更新しちゃいました。

「別宅」のアルバムに、わんこたちと京都のスナップをアップしましたが、お寺だけじゃない私の好きなものをちょっとご紹介したい。

写りがあまりよくないですが、写真は六角堂通沿いにある会社です。
ここを初めて通りがかったとき、なんともいえないレトロな雰囲気がとてもステキだったのよ。

入口すぐが土間になっていて、大きな石が敷き詰められています。
昔のお店(おたな、って読んでね)で商人(あきんど)が立ち働いていた、あんな風情が残っている会社なんです。
あちらこちらがどんどんビルに変わっていくのは京都も同じなのですが、依然この建物での商売を続けている心意気に感心しちゃうわ

そして、二つ写真が載せられないので後で別宅で見ていただきたいんだけれど、ここは神戸?と思いたくなる素敵な洋館があるんです。

ここは昨日書いた「Miss Daisy」から少し南に行ったところ。どうやら隣のお医者様のご自宅らしいのですが、なんと!京都市の有形文化財なんですって!そう書いたプレートが貼ってあるんですよ。へぇ~~~!
リンク先で調べたら、国の有形文化財でもありました。25番の建物です。

古くても現役、人間もかくありたい、ですね


紅茶だっていただきますわよ

2007-02-14 18:25:51 | 旅行・お出かけ
さて、先週出かけた京都、もう一週間になるんですねぇ。早い早い!
特別拝観についてはお話しましたが、その後のこともちょっと書いておこうかしら

東福寺を出て、鳥羽街道駅から京阪に乗って四条で下車。
どの辺りに出るのかしら?と思ったら、南座の向かい側、鴨川のほとりでした。
そこから四条通沿いに歩き、四条烏丸で北方向に向きを変え、六角堂通りに・・・と思ったら、ちょいと間違えて三条通を歩いてしまったみたい

でも、そのおかげで?脂とり紙で有名なあの「よーじや」の「よーじやカフェ」の前を通ることができました
お土産に買おうと思っていたので、そこで購入。
足も疲れて痛んできたのでそこでお茶したい気持ちもありましたが、お目当ての店へ行く予定だったので、そこはパス。

それにね、よーじやさんのお店の雰囲気、いかにも相方に似合わなくって・・・・・・

三条通から六角堂通に戻って、というより軌道修正して、以前相方が仕事用の鋏を買った「金高刃物老舗」へ。鋏の砥ぎをお願いするためです。
別にわざわざ来なくても、宅配便で送れば済むことなんですけどね。
当然すぐには出来ないので、後日送っていただくことにしてその日は「入院」となりました。

その後、去年たまたま通りかかった紅茶のお店に行きたくて、東へ戻ったのですが・・・あらら、なかなか見つからないわね
二人の曖昧な記憶を頼りに、やっとこさ、そのお店が見つかってやれやれ。あ~しんど・・・・・・

実はそのお店、なんだか素人素人したご夫婦がやっていて、もしかしたら一年のうちに潰れてしまうんじゃないか・・・なんて、相方も私もちょっと心配していたんです。杞憂に終わってよかったわ

そのお店「Miss Daisy」、本当に小ぢんまりとしたお店で、静かな雰囲気が相方のお気に入り。
私はどちらかというとコーヒー党ですが、紅茶も好き。相方はコーヒーがどうも苦手で、紅茶のほうが・・・というタイプ。それも、ハーブティーなんか好きなんですよ。さっきのよーじやカフェじゃないけど、こんなに不似合いなものはない!と断言できます。
でも、好きなものはしかたないわよね

今回はアフタヌーンティーセットをひとつと単品で紅茶をひとつ注文し、サンドイッチやケーキは二人で仲良く半分こしました。
お味はまずまずでしたが、出てくるまでに時間がかかったことと、さし湯をなかなか出してくれなかったので、2杯目が少々濃くなってしまったのが残念でしたね。
そのときも
「もう少しポットにお湯が残っている状態がよかったのですが・・・残念でした」という言い方で、謝罪ではありませんでした。「申し訳ありませんでした」と言うのが本当ではないかしら?と、これは今になって思うんだけど
後から来たお客様のオーダーに追われていたのでしょうがない、とも言えますけど、何事も「心」を持ってあたること。これが大事よ、やっぱり

40代最後の年はバラ色に♪

2007-02-14 06:28:56 | えとせとら
音を立てて雨が降っていました。今はどうかなぁ?とにかく、今日は全国的に荒れ模様ということです。お気をつけください。
この雨の中、次のバイトの手続きに区役所に行かなくちゃいけませんのよいやだなぁ、もう・・・・・・

全国的にチョコレート戦争(笑)が繰り広げられましたが、今日が本番ですね
チョコレート戦争、ってHEICOが言ったんですよ。売り場はまさしく戦場なんですって。私は近くのケーキ屋さんで調達したので、戦争未体験です。平和主義者?なのでね

そして本日、私ゆきこの49回目の誕生日でもあります

ついこの間40代に突入した、と思ったら、もう最後の一年になっちまった!というのが正直な感想。
大人の女になりたい、などという理想とは裏腹に、オバサン街道まっしぐら!に進んでいる自分って、いったい・・・・・・

この一年を充実したものにして、来るべき50代、いやそれ以降も輝かしいものにしたい!と、ここで決意表明しておこうかしら?
ま、あまり肩に力を入れすぎず・・・楽しくやるのが一番ね

昨日はちょっとした「事故」がありまして、従業員のオジサンが電気バリカンの刃を左手に当てて怪我をしました。
傷が骨まで達しているようですが、時間をかければ治る、ということ。それでも当初はちょっと青ざめた私です
労災や傷害保険の手続きに追われた一日でした。

それでも、一日早いけれど誕生日を祝ったりプレゼントをいただいたり、楽しいこともありましたけどね。

そうそう、昨日ね、相方が仕事していたら女子中学生が3人やってきて(昨日は中学校で仕事だったの)、
「あのう・・・ズボン触らせてもらっていいですか?」って訊くんですって。
仕事中はナイロンヤッケを着用しているんですけど、そんなの触ってどうするんだろう?って彼も思ったらしい。
「いいよ」と許可を出したら、ちょっと躊躇いつつ触って
「・・・・・・よし、これで勇気が出せた」?????

つまり、バレンタインデーのプレゼントを好きな子に渡す勇気を出すための練習だった、というわけなんです。あら、かわいい
きっと片思いなんですねぇ。そんな初々しい時代が私にもあったはず、なんですが・・・・・・今は昔です、はい
皆様もよいバイレンタインデーをお過ごしくださいね!

京の冬の旅’07 東福寺:人生是修行也

2007-02-13 09:39:33 | 旅行・お出かけ
昨日もよい天気でした。明日は春の嵐が襲来するそうなので、今日は嵐の前の静けさ、ってところかしら?

いつもの更新時間帯より3時間ほど遅れています。
別に寝坊したわけでもないのですが、やらねばならないことが多くて・・・
RINGOがバイトに行くときは翌日の記事の下書きを夜のあいた時間に行っていますが、昨夜はそれができませんでした。それなのに、書くことは多いのよ

いつまで京都のことを書いているんだろうか、と自分でも半ば呆れております。いい加減にキリつけないとねぇ

お昼を済ませて、バスで東福寺へ移動。
東福寺も大きなお寺で、バス亭や駅から目的地にはかなりの距離を歩くことになります。足の痛い身にはつらいものがあるわね

ここでの特別拝観は塔頭のひとつ、龍吟庵(りょうぎんあん)・浴室・東司(とうす)の三箇所。

龍吟庵の見どころは重森三玲作の禅庭。禅寺の庭、というのはほとんどが石と砂利で作られた象徴的・抽象的な庭なので、実は、私はあまり好きではありません・・・
でも、ガイドの方の説明を聞きながら見ると、なんだかその石組みもちゃんと龍に見えてくるから不思議ですよね。
龍自体、禅寺では襖絵や天井画によく用いられるモチーフ。去年は妙心寺や相国寺などで龍の絵ばかり観ましたっけ。
なんだか龍、というと、仏より神のイメージが強いので、どうして禅宗寺院に龍がよく用いられるのか、少々納得しがたいなぁ。もっと勉強しなくちゃね

浴室はいわゆるサウナのような蒸し風呂でした。
お風呂に入れるのは4と9のつく日だけだったそうで、たくさんの修行僧を抱えていた東福寺、順番を待つ僧の行列が出来たそうです。
東司はかなり広い共同トイレで、今は穴に瓶を埋めた状態で残っていますが、当時はちゃんと「個室」になっていたそうです。よかったわ~?

僧にとって、生活の全てが修行。食事・風呂・そして排泄行為も。
一番興味をそそられたのは排泄における手順でした。
紙が貴重品だった当時は「大」は木のへらで始末したらしいです。
その後灰を使ったりして清めて、お湯で洗ったとかで、いわゆるビデみたいなものかしら?
臭い消しに、橘の実を乾燥して粉にしたものを用いたそうで・・・う~ん、なかなか奥ゆかしい。
日本で香、西洋で香水が発達したのは、諸々の悪臭をよい香りで誤魔化すためであったとか。何が文化の発展に寄与するかわかりませんね。

こうしてたくさんの僧侶が修行と共に生み出した?モノは、お百姓さんがお金を払って下肥として持っていったそうです。お寺にとってもいい副収入だし、一石二鳥

たくわんを噛むのにも音をたてないようにしたように、全てが粛々と行われていた当時の僧の日常。
想像すると、厳正ななかにもどこか滑稽に思えてしまう私は不埒なヤツ、ですね。

浴室・東司はセットで拝観になっていましたが、ここを訪れる人はあまり多くありませんでした。龍吟庵のほうはそこそこいたのに。
こういう日常使われたところに、へぇ~、という事実が隠されていたりするのに、と少々残念

この辺りで小雨が降りだしました。時刻は2時40分くらいだったかしら。
寄りたい場所があったため、特別拝観はこれにて終了です。拝観時間が午後4時半、というのはいかにも早いです。せめて5時まで開けてほしいなぁ


なんで京都で居酒屋ランチ、なの?

2007-02-12 06:12:04 | 旅行・お出かけ
少し雲はあるものの、星も見えていました。
昨日は冬型の天気、ということで、時雨雲がこちらまで流れてきて、昼前ぱらっと雨が落ちてきて慌てましたけどね

いつまで続く?京都の旅日記、東寺を出たその後から。

東寺を出たのがお昼をかなりまわってから。さすがにお腹が空きました。
拝観中にお腹がぐうぐう鳴らなくてよかったわ・・・私、よく鳴るんです、腸も胃も。
東福寺に移動する前にお昼を済ませようと思ったのですが、今回下調べが充分でなく、東寺付近の食べ物屋さんがよくわかりません。
バス亭からあまり離れたくなかったので、道の反対側で目についた看板のところへ行ってみました。

京料理、ではなく、どうやら居酒屋さんがランチもやっている、ってところみたい。う~ん、京都で居酒屋ランチか・・・
出来得れば、暖冬とはいえ湯豆腐なんぞ頂きたかったのですけどねぇ。でも、周りを見回してもあまりぱっとしたところはなさそうだし、えぃ!ここでいいや、と妥協。

ところがね、意外にも「当たり」だったのですよ
お手軽ランチというのを注文したのですが、サンマの梅紫蘇フライが二つに野菜やポテトサラダ、お味噌汁、小鉢がついて600円。税込みよ。
京都、って言ったら、おいしいけれど値段が高い、という印象が強かったのですけど、中心部から少し外れたらこんなものなのかしら?

サンマのフライは、サンマを三枚におろしたものに梅と紫蘇を巻いて揚げたもの。
揚げたてであまり油っこくなく、さっぱりおいしくいただけました。
もうひとつ、おいしかったのがテーブルにあった特製ドレッシング。
お持ち帰り可、とあったので、帰りの会計のときお願いしたらちょっと待たされました。
本当に自分のところで作ったのを容器に詰めていたみたいです。
芥子が利いて、どことなく甘くて、お野菜の味を引き立てます。

お店の名前は「団居」(まどい)といいます。このお手軽ランチは平日のみですけどね、きっと他のもおいしいんじゃないかなぁ~