雨が降る中での、今年最後の畑行きでしたが、到着したお昼ごろには薄日が差し始めて、うっすらと虹がかかりました。
今朝相方が、今年は去年より7日ほど多く畑に行ったと話していましたが、それは多分、去年は天気予報で晴れる日を狙って義母のショートステイを
お願いしていたけれど、私たちの希望日に空きがない場合もあったためだと思われます。
今年はあらかじめ月に2、3度のショートステイを予約しておいたので、出かけた回数こそ増えましたが、天気は選べないので・・・雨降りが
多かった印象があります。
来年はお天気に恵まれるといいのですが。
冬になって作物もうんと少なくなり、畑の様子も寂しくなってきました。冬はハウスなどでないと寒くて凍結してしまうので、プロの農家さんでも
休んでいるところがほとんど。
なので今日は畑の家のなかの話をしようかと思います。
寝泊りと簡単な食事を作れるキッチンにバス・トイレだけの、小ぢんまりとした畑の家。
家のなかのどこにいても、ほぼ全部見渡せてしまいます。
特に食事どき、テーブルにつくと、相方は窓のほうを向いて座るので遠くの山や空が見えますが、向かい合う私はと言うと、狭い部屋の奥にある
キッチンに自然と目が向いてしまいます。
なるべく調理しながら片づけるようにしてはいるのですが、あまり見えて欲しくないタオルなどに目が向いてしまうし、他が木で出来ているのに
流し台だけがクリーム色・・・というのがちょっと異質感が強いような気がします。冷蔵庫もグレーで、周りと不釣り合い。
そこで、そのキッチンから目をそらせる工夫をしようと考えました。
このカレンダーを貼った壁の少し左奥にキッチンがありますが、カレンダーを貼ったことによって、明らかにキッチンから目がそれるようになりました。
セリアで買った安いカレンダーですが、北欧風の色や柄が悪目立ちし過ぎずいい感じ。数字だけのシンプルなものもいいんですが、目を引き付ける
ためにはちょっと色や柄があったほうがいいんじゃないかと思って。
相方はほとんどの時間を畑に費やすのであまり家の中のことに関心がありませんけれど、私はどうしても家の中にいる時間のほうが長い。
なのでその時間を快適に過ごすために、これからも小さな試みは続けようと思っています。
それから、先日遅れに遅れて届いた蜜蝋ラップ。
家で使うと、義母にとんでもないことをされる危険性が高いので、畑の家に持ってきました。
まだ一番大きなものしか使っていませんが、まず最初におにぎりを包んでみました。
木綿の布に蜜蝋を塗ったものなので、表面はちょっとぺたっとした感触ですが、食べ物に影響はなく、布なので通気性もあってよいです。
ただ布どうしがかなりくっつくのと柄の関係で、どこが開けるべきところかが若干わかりにくかったかな。
夕食の鍋の材料を入れたボウルにもかぶせてみました。
手で温めるようにして器に沿わせて包みますが、最初はちょっと手こずったものの、最後にはうまくいきました。
使ったあとは水洗い(お湯だと蜜蝋が溶けてしまう可能性)して乾かしておくだけ。生の肉や魚、酸の強いものなどは適しませんが、思った以上に
使えそうな感じ。
私が選んだものは野菜の線画ですが、もっとカラフルなものあって見た目も楽しいです。中身が見えないことに関しては使い勝手に影響があるかも
しれませんね。
この畑行きも10年目に入ります。
いつまで続けられるのか、老後はどうなるのか、全くもってわかりませんが、ここで過ごす時間が楽しいものにしたい気持ちは、今も昔も変わりませんね。