また一つ記憶に残るレースとなりました。
今年の東京都予選は駅伝ではなく1500mを走った6人の合計タイムで争われます。
アップ開始と同時に天候が崩れて雨の選考会となりました。
まずは女子のレース。
6年生のシオリ、ナギサ、5年生のモエミが出場。
スタートからしばらくしてシオリが果敢に先頭に出て、ナギサも先頭グループの後ろにつきます。
シオリが終盤苦しくなってからはナギサが頑張り二人ほぼ同時にゴール。
モエミは足の痛みがあったため少し悔しい走りになりましたが大崩れする事なく最後まで走り切りました。
ナギサ 5分15秒0
シオリ 5分16秒8
モエミ 5分28秒5
直後の男子のレース。
6年生のユウサク、5年生のリュウノスケ、ユウタが出場。
この時点でトップのチームとは15~20秒差。
相手に勝つだけではなくそこからさらに差をつけなければならない難しいレース。
ユウサクがスタートと同時に先頭を突っ走り、リュウノスケとユウタも抜かす事が難しい小さいトラックで必死に前を追い続けました。
ユウサク 4分57秒5
リュウノスケ 5分10秒7
ユウタ 5分12秒1
計31分20秒6
トップのチームとは22秒差。
それでも試合中は可能性を感じるレースでした。
先頭に出た二人の勇気がみんなを引っ張ってくれました。
ユウサクもシオリも最後に抜かれはしましたが順位ではなく挑戦者としてJACが勝つための走りをしてくれました。
6年生の決意を感じました。
ナギサの成長があったからここまでの勝負ができたんだよ。
コウキとアイリも800mでそれぞれ2位になりみんなのこれまでの頑張りが証明されたね。
1位だったKチームは本当に強かったです。
全国でも上位に入って東京都のレベルの高さを見せつけてほしいです。
一ヶ月後の東京都小学生駅伝では全国を経験してもっと手強くなるこのチームに置いていかれないようJACも負けてられません。
この選考会を走った5年生や見ていた後輩たちの心にも強く強く刻まれたと思います。
全国を懸けて走れる舞台なんてこれから先たくさんあるわけじゃない。
この経験そして悔しさを決して忘れずこれから先もみんなで走り続けていきたいです。