咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

ローズキングダム・・・・無念

2010-10-25 22:10:10 | スポーツ
 朝から、家の中でバタバタして物を運んでいたら、またしてもちょっと腰をひねり・・・・痛っ、痛っ

 先日の水汲みで痛めてから、ちょっとまずい状態であったのが響いたみたいで、菊花賞は横になりながらの観戦。

 春先のような大事(おおごと)にならないよう、気をつけたいので本日も安静状態。


 その菊花賞、小雨がパラつき始めた淀のターフでレースがスタートした。大方の予想どおり、⑭コスモラピュタが、ポーンと飛び出した⑥ビッグウィークを外から交わし、先頭に躍りでて、3コーナーの坂を上りマイペースに落としながら下って行った。

 鞍上の津村明秀騎手、その前のレースでやはり逃げ馬に騎乗しうまいペースで逃げ切って穴をあけたばかりで、気分も上々なのか他馬を大きく引き離し淡々と逃げている。

 大きく離された、3、4番手にビッグウィーク、⑫ビートブラックなどが追走し、人気の⑩ローズキングダムは、中団を進む⑮トウカイメロディ、①ヒルノダムールを見る形で後方に待機し折り合っていた。

 穴で狙っていた⑧トレイルブレイザーは中団を、⑦ミキノバンジョーは後方を追走。

 2周目の2コーナーから向こう正面では、8馬身以上と他馬を引き離して気持ちよさそうに逃げるコスモラピュタが、2度目の坂越えから下って行く。

 3コーナーから4コーナーの下りを利用して、ビッグウィークが2番手に上がりビートブラックなども詰めてきた。

 内の方では、トレイルブレイザーなども懸命に前を追う、後方にいたローズキングダムなどもラストスパートをかけようと大外から上がってきた。

 直線残り100mくらいまで頑張っていたコスモラピュタが、ビッグウィークに交わされ、さらにビートブラックにも・・・・。


 1番人気のローズキングダムは、4コーナーから直線入り口で内にちょっとよれるようになるが、上がり33秒9の末脚を駆使してゴールを目指すビッグウィークにグイグイ迫るが、0秒2差の1馬身4分の1届かなかった・・・・・バラ一族のクラシック制覇ももう少しのところで。

 掲示板に載った馬がすべて前で競馬した馬たちの中で、唯一後方から一番強い競馬をしたローズキングダムが2着に食い込んでいる。

 津村明秀騎手がコスモラピュタに騎乗し、マイペースの逃げを打ってスローに落した結果、うまく2、3番手を追走した負けん気の強い川田将雅騎手のベスト騎乗が功を奏し、正に馬名と同じ“ビッグウィーク”を飾った・・・・・後方から行くローズキングダムなどには辛い流れだった。

 ローズキングダムを管理している橋口弘次郎師も残念無念、次走は有馬記念とか・・・・・今度こそ。

 トレイルブレイザーは伸びずに8着、ミキノバンジョーは終始後方で16着と力不足であった。(夫)


[追 記]
~レース後のコメント~
1着 ビッグウィーク(川田騎手)
 「この馬にとって一番いいリズムで走らせてあげられればと思っていたので、思い通りでした。逃げ馬の後ろで道中しっかりと我慢してくれて、3コーナー辺りで動いて行くのも思い通りでした。前は捕まえられると思いましたが、最後まで頑張ってくれ、と願いながら追っていました。一戦毎に色々なことを覚えてくれて、使われながら本当に強くなってくれました。本当に偉い馬です。僕もスプリンターズSで応援してくれた人々にご迷惑を掛けてしまったので、これでそのお詫びが出来たかなと思います」

2着 ローズキングダム(武豊騎手)
 「残念ですね…。レースの流れはある程度想定していた範囲内でしたが、ちょっと4コーナーでモタついて、反応が悪くて、内にモタれてしまったのが誤算でした。折り合いは前回よりついて、道中もスムースでしたが、その割に4コーナーでモタついてしまったのが響きました」

(橋口調教師)
 「力は見せてくれました。ロスなく折り合いもついて、いい競馬でした。あと3完歩あったらかわっていたでしょう。一番強い競馬を見せてくれたと思います。次は有馬記念を考えています」
(出典:JRA-VAN NEXT 競馬ニュース速報 抜粋)


コメント
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