一昨日の報道には驚いた。某自治体の職員による前代未聞の不祥事、本来は弱い立場の人たちを支えるべき職員が、生活保護費を2年間にわたり横領していたとのこと。
その横領した金額には、ビックリする数字が並んでいる。分かっている総額が、約2億6600万円であるとは・・・いやはや、驚きの数字である。もっとも、最近の横領などの不祥事について、億単位の金額はそれほど驚きに値する数字でもなくなってきているかも・・・。
昨日、「某財団法人の元職員の2人が、約1億8000万円を横領した」との報道もあった。そして、「職員だった平成18年3月から24年4月まで、某財団法人の口座から複数回にわたり横領していた」(出典:msnニュース 抜粋)とのこと。
つまり、6年間にわたる横領が行われていたのであるが、それがまったく露見していなかったとのこと。さらに驚くのは、それを知っていた同僚が、分け前を要求していたというから、一体全体世の中とはいかようになっているものか。
一方、某自治体の職員の横領期間は、09年1月~11年3月の約2年間に約2億6600万円であるとのこと。生活保護受給業務における管理とはどのようになっていたのであろうか、素人判断からしても考えられないことである。
何と言われようとも、自治体職員のお金の取り扱いに関わるシステムが、アマアマ(甘い)であると思われても仕方ない。当方の地域におけるJA職員の横領に関する不祥事は、これまでにも日常茶飯事のようにローカル紙に報道されていた。
その都度、「これを教訓に再発防止に努めます」との、幹部が並んで頭を下げ、記者発表の光景を垣間見る。ところが、舌の根も乾かぬうちに再び不祥事が起きていたから、あきれ返る話である。
これらの不祥事を起こしたこと、考えようによっては、家庭教育、学校教育における本来の教育の根本が成り立たなくなっていることかも知れない。
ただ今、放送されている時代劇、「殺さず、犯さず、貧しきから盗らず」と、盗人の掟の三ヶ条を守り抜いている“雲霧仁左衛門”。その主人公に拍手喝さいを送っている当方らの池波正太郎狂にとって、公金横領の輩にはいささかの同情の余地もない。(夫)
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その横領した金額には、ビックリする数字が並んでいる。分かっている総額が、約2億6600万円であるとは・・・いやはや、驚きの数字である。もっとも、最近の横領などの不祥事について、億単位の金額はそれほど驚きに値する数字でもなくなってきているかも・・・。
昨日、「某財団法人の元職員の2人が、約1億8000万円を横領した」との報道もあった。そして、「職員だった平成18年3月から24年4月まで、某財団法人の口座から複数回にわたり横領していた」(出典:msnニュース 抜粋)とのこと。
つまり、6年間にわたる横領が行われていたのであるが、それがまったく露見していなかったとのこと。さらに驚くのは、それを知っていた同僚が、分け前を要求していたというから、一体全体世の中とはいかようになっているものか。

一方、某自治体の職員の横領期間は、09年1月~11年3月の約2年間に約2億6600万円であるとのこと。生活保護受給業務における管理とはどのようになっていたのであろうか、素人判断からしても考えられないことである。
何と言われようとも、自治体職員のお金の取り扱いに関わるシステムが、アマアマ(甘い)であると思われても仕方ない。当方の地域におけるJA職員の横領に関する不祥事は、これまでにも日常茶飯事のようにローカル紙に報道されていた。
その都度、「これを教訓に再発防止に努めます」との、幹部が並んで頭を下げ、記者発表の光景を垣間見る。ところが、舌の根も乾かぬうちに再び不祥事が起きていたから、あきれ返る話である。
これらの不祥事を起こしたこと、考えようによっては、家庭教育、学校教育における本来の教育の根本が成り立たなくなっていることかも知れない。

ただ今、放送されている時代劇、「殺さず、犯さず、貧しきから盗らず」と、盗人の掟の三ヶ条を守り抜いている“雲霧仁左衛門”。その主人公に拍手喝さいを送っている当方らの池波正太郎狂にとって、公金横領の輩にはいささかの同情の余地もない。(夫)


