咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

陸軍登戸研究所の真実・・・父の日プレゼント

2017-07-04 21:33:00 | レビュー

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 昨日、全国的に今夏最高気温の地点も多かったらしい。
 こちらも真夏日を超えるような気温、前夜も昨夜も熱帯夜だった。
 そのような中、午後3時過ぎから「ささふく水辺公園」(鳥取県伯耆町)グラウンド・ゴルフ場に出向いた。
 家内の実兄夫婦と4人連れ・・・。
 到着すると、いつも通っている手角グラウンド・ゴルフ場で、何度かご一緒した方が来ていて声がけしてもらった。 
 遠方にて出会ったものだから・・・双方で驚いた。(笑)

 芝コースを縦横無尽に2台の芝刈り機が稼働中だった。
 3コースの広大なグラウンド・ゴルフ場、6人くらいのプレーヤーが既にプレー中。
 芝刈り機に乗り込んでいる管理人の方たちは、心得たものでプレーの合間を縫って縦横に動いている。
 当方らも、休憩を取りながら4ラウンドを満喫。
 家内を除く3人が1つずつホールインワン。
 義兄が1位2回、義姉が1回、当方が2回・・・義姉と当方が同点1位。(笑)
 前日絶好調の家内は、久々の芝コースでボールが走らなかったため、ガッカリしていた。

 さて、父の日プレゼントの話。
 先日、1冊の本が息子からAmazonを通じて贈られてきた。
 父の日プレゼントらしい。
 題名は「陸軍登戸研究所の真実」という本。
 登戸・・・聞いたことのない名前、読み方すら分からない。
 
 冒頭から読み始めると、なるほど・・・。
 昭和14年設立の登戸研究所は、神奈川県川崎市多摩区生田(現在地)に所在した大日本帝国陸軍所管の研究所とのこと。
 
 陸軍中野学校、関東軍情報部、特務機関などと連携して、生物化学兵器、電波兵器、風船爆弾、中国紙幣の偽札などのさまざまな謀略兵器を開発したとのこと。
 
 この本は、同研究所の所員だった伴繁雄氏の手記が基になっているとのこと。
 「秘密戦」、「謀略戦」などの研究機関でもあり、戦後これらの研究に携わった多くの研究者が、長年口を閉ざしていたからそのような研究所があったことなど分からなかったらしい。
 元所員・伴繁雄氏が克明に記録した手記が、1冊の書籍として復刊したものとのこと。
 
 現在読んでいる「忍びの風」(池波正太郎著作)、甲賀五十三家の二十一家の一つに伴家の忍び一族が出てくる。
 まさかに伴繁雄氏の先祖が、甲賀忍びの伴家ではないであろう。
 偶然の“伴”の名前だったもので、そのようなロマンが駆け巡った。

 川崎在住の息子、研究者という職業についており、この登戸研究所の話には興味があったから、この本を読んでほしいと贈ったらしい。
 登戸研究所の跡地には、明治大学生田キャンパスがあるとのこと、さらに「登戸研究所資料館」(正式名『明治大学平和教育登戸研究所資料館』)も併設されているらしい。
 
 その資料館に息子もいずれ訪ねてみると云っていた。
 この本、時代小説と違っていささか固い本ではあるが、読み始めると結構面白い。
 ひととおり読んで、感想でも云ってやるかな。

 戦前までの多くの秘密研究、軍事研究の大部分は敗戦国日本から連合国の米国にすべてかすめ取られたものと思う。
 北朝鮮が同じようなことを露骨にやっているようであるが、日本が核兵器を本気で開発すればあっという間に作り上げるであろう。
 中国、韓国、北朝鮮などから小馬鹿にされている我が国が情けない。

 憲法改正を考えていた安倍政権も、つまらない案件や軽いノリの自民党議員の失態続出で窮地に追い込まれつつある。
 これでは、憲法改正もままならない。
 忸怩(じくじ)たる思いで安倍政権を見ている。

 「自民党にお灸をすえたい・・」とかで、都議選も惨敗。
 あの民主党が政権を取ったころの流れである。
 ガッカリ。
 都民ファーストの会、素人集団でもあり彼の民主党の二の舞にならねばいいけど。(夫)
 


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