咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

映画「ビューティフル・マインド」(2001)

2018-07-17 22:03:05 | レビュー

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 16日(月)、NHKBSプレミアムで午後1時から放送されていた映画「ビューティフル・マインド」。
 余りの暑さにG・ゴルフ場には早朝か、夕方でないと行けないもので、何気なく見ていたこの映画、これが思わずとてもいい内容だった。
 
 統合失調症(精神分裂病)に悩みながら、独自の理論を研究する天才数学者の物語だった。
 ノーベル経済学賞を受賞した実在の天才数学者ジョン・ナッシュをモデルに製作された映画らしい。
 主人公の天才数学者ジョン・ナッシュを名優ラッセル・クロウが、素晴しい感性で演じていた。
 難しい数学の公式などを黒板にスラスラと書き込むラッセル・クロウ、さらに台詞も発しなければならないから、きっと大変だったに違いない。
 それをいとも簡単に黒板に書き込み、学生たちに講義していた。
 役になりきるため相当に訓練を積んだのであろう。
 
 大学院に入学し日々研究に没頭。
 周りから変人扱いにされることも・・・。
 将来ノーベル賞受賞につながった画期的な“ゲーム理論”を発見。
 その後、MITのウィーラー研究所に採用され、さらに研究に実を入れていた。
 
 すると、国家機密事項に係る暗号解読作業に組み込まれるが、そのうち様々なことに遭遇し身の危険を感じることも・・・。 
 また、その間に愛するアリシア(ジェニファー・コネリー)と夫婦になることができた。

 ところが、ジョンは徐々に妙な行動をするようになってくる。
 一体、何がどうなっているのか。
 サスペンス風にも描かれていたが、後半から主人公は統合失調症のようであると視聴者にも分かってくる。
 病に悩むジョン。
 それを支えるアリシア。
 過酷な夫婦愛が描かれる。 
 エンディングが近づくと、この映画の素晴らしさが分かってくる。
  
 ところで、アリシアを演じていたジェニファー・コネリー、子役時代の「フェノミナ」が強く印象に残っている。
 実に感動させられるいい映画だった。(咲・夫)

[追 記]~解説~
 1947年9月、プリンストン大学院の数学科に入学を果たしたジョン・ナッシュ。彼の頭にあるのは「この世のすべてを支配する真理を見つけ出したい」という欲求のみ。ひとり研究に没頭するナッシュは次第にクラスメートからも好奇の目で見られるようになる。しかし、ナッシュはついに画期的な“ゲーム理論”を発見する。
 やがて希望するMITのウィーラー研究所に採用され、愛する人と結婚もしたナッシュ。しかし、米ソ冷戦下、彼の類い希な頭脳が暗号解読という極秘任務に利用され、彼の精神は次第に大きなプレッシャーに追いつめられていく・・・・。
(出典:Yahoo!映画 抜粋)


(出典:Yahoo!映画 抜粋)

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コメント (2)
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