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猛暑の続いた日本列島、高校野球・夏の甲子園が盛り上がっていた。
取り分け、決勝に進出した『秋田県立金足農業高校』の勢いは、メディアを虜にしていた。
昨日、地元金足農業高校体育館は、満員の応援団だったとの報道。
東北勢初の悲願の優勝か・・・。
ここまでエースの吉田輝星投手は、秋田大会から甲子園の決勝まで1人で投げぬいてきたとのこと。
ただ、その球数は多く、何でも1試合平均で約150球だったとか。
それでも、昨日の決勝では、吉田投手が大阪桐蔭の春秋2度目の制覇の新記録の前に立ちはだかるものと思われていた。
自身も絶対に大阪桐蔭の強打者を抑えてやる、優勝旗を東北の地に持ち帰るとの強い気持ち・・・。
気負いが強すぎたのだろうか。
1回裏、2死から3点を獲られたことで、吉田投手の心のどこかにスキが見られたのだろうか。
こんなはずでは・・・。
ところが、気負いもあってリキむことも。
平成最後の怪物と云われた吉田投手、思いもよらない5回12失点で降板となった。
今夏の暑さは近年になく、列島が熱湯風呂に押し込められたような猛暑・酷暑だった。
格別に暑い甲子園。
秋田大会から甲子園決勝戦まで1人で投げぬいた吉田投手、目に見えない蓄積疲労と責任感の重圧・・・。
5回12失点降板、ついに『刀折れ矢尽きる』の心境だったことであろう。
本当にお疲れさま、よ~くやった。
人生における一つの大きな経験、きっとこれからの人生に生かされることであろう。
そのように思えた。(夫)
[追 記]~金足農VS大阪桐蔭~
◇第100回全国高校野球選手権大会 決勝 金足農2―13大阪桐蔭(2018年8月21日 甲子園)
東北勢悲願の初優勝は叶わなかった。初めて決勝に進出した金足農(秋田)は史上初の2度目となる春夏連覇が懸かっていた大阪桐蔭(北大阪)に敗れ、準優勝となった。準決勝まで1人で投げ抜いてきた剛腕・吉田は5回12失点で降板。「全く歯がたちませんでした」と号泣し、悔しさを隠さなかった。
8日の1回戦から前日20日の準決勝まで1人で全5試合、計45回を完投した右腕がついにマウンドを譲った。5回12失点。12安打を浴び、「全く歯がたちませんでした。決勝で勝ちきれず悔しいです」と人目をはばからず号泣した。
秋田大会から甲子園の準決勝まで1400球近くを投げていた蓄積疲労に、気温33度の猛暑が追い打ちをかけた。「4回くらいから足が動かなくなった」。それでも「周りの励ましの言葉のおかげでここまでこれた。甲子園は自分たちを強くしてくれた」と“平成最後の怪物”は甲子園に感謝した。
(出典:Yahoo! ニュース 抜粋)
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