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昨夕のNHK総合「シブ5じ」を眺めていたら、『老前整理』という話題が流れていた。
要は『断捨離』のことであろう。
80歳になった時点で、どれだけの物があったらいいのか。
そこらあたりが、ポイントらしい。
もっとも、その時まで生きているのか、元気でいるのか、それは人それぞれの人生である。
既に古希になっているから10年後は80歳。
この歳になると1日が一瞬で終わる。
10年なんてあっという間のことであろう。
うん、『老前整理』。
高齢者の当方らは、老人の部類であろうから・・・老前というより、老中かな。
老中とは江戸幕府を動かす重要な役職。(笑)
それは、ともかく。
今、はやりの『終活』とも関連かな。
で、あるが、このフレーズ、何とも生きる意欲もなくなる言葉である。
要は、後に残った者に迷惑のかからないよう、自分のことは自分で始末して、人生を終わりなさい。
そのために不要な物、ごみのようなものは早々に処分しておきなさい。
と、云うことと理解している・・・けど。
家名を大切にしてきた戦前までの日本人であれば、このような『老前整理』、『断捨離』など改めて考えることもなかったであろう。
核家族化、個人主義、戦後民主主義の弊害、戦後教育の偏りなどでこのような日本人になったのか。
家名を守ること、家族の歴史、祖先を敬う、先人を敬うなどが廃れつつあるのかも・・・。
残された者に迷惑を掛けないよう、終活を迎えるとの考え方。
どこか、一抹の寂しさを覚えた。(咲・夫)
[追 記] ~老前整理のポイント~
・これまでの人生を振り返る
・今後の人生を彩るものは処分しない。
・80歳になったことを想定して整理する。
・アルバム整理で家族の会話の時間を作る。
そして、無理に整理しない、少しずつ継続的に整理する。
これらは、番組に出演の専門家の弁だった。
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