咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

逃げ場がなかった千葉県の女の子・・・

2019-02-06 22:03:15 | 報道・ニュース

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 千葉県の小学4年生の女の子(10)死亡事件。
 報道の内容を見れば、見るほどに可哀そうでたまらなくなる。
 この世に生を受けながら、僅か10年そこそこで命を奪われるとは・・・。
 父親からの暴力的な虐待。
 執拗なものだったようである。
 
 母親は恐ろしくて、手を差し伸べることができなかったとか。
 こちらがやられるからと。
 
 何とも言いようのない両親である。
 まさに鬼畜の所業である。
 鬼畜のような父親、その幼少時代はどうだったのであろう。
 甘やかされて、甘やかされて、思うがままになるよう育てられたのであろうか。
 自らが正しい、自らの思うとおりに物事が動かないと承知できない。
 そのようなことなのだろうか。

 余談ながら、『自らが正しい、自らの思うとおりに物事が動かないと承知できない』とは、隣国の大統領も似たようなものであるけど。

 何とも、理解し難いことである。
 どうして、我が子を虐待し、殺害にまで至るのであろうか。
 
 亡くなった女の子は、父親から虐待され暴力を振るわれており、そのことが誰にも言えない辛さ、どれほどまでのものであったろうか。
 その辛さから脱出するため、どうしたらいいのか、悩んでいたことであろう。

 おととし11月、通っていた小学校でアンケートがあり、『お父さんにぼうりょくを受けています』などと書いていたらしい。
 何とかしてもらいたい、助けてもらいたいと学校に駆け込んだようなもの。

 こともあろうか、その女の子にとっては藁をも掴む覚悟で書いたものであろうが、そのコピーが、市教委を通して父親に渡っていたとのこと。 
 何という愚かなことか。
 これによって、さらに虐待がエスカレートしたことは火を見るより明らかであったことだろう。
 また、児童相談所に保護されたこともあったが、父親から無理やり書かされたと思しき手紙により、自宅に帰えされたとのこと。
 昨日報道されていた案件。
 
 幼い命を自治体が守ってやらねばならないのに・・・。
 真逆の行為で取り返しのつかない結果を招いている。
 
 子どもの虐待、虐待死が後を絶たない。
 一体、我が国はどうなっているのであろうか。

 少子化問題が深刻化している我が国、子供たちがすくすく育つ環境整備、自治体からの支援、地域からの支援・・・。
 国を挙げて本気で取り組むべきであるけど。

 現代こそ昔ながらの日本人らしさ、人と人とのつながりが問われているものと思う。 
 今回の事件も実に痛ましく、残念なことである。(咲・夫)

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