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千葉県の小学4年生の女の子(10)死亡事件。
報道の内容を見れば、見るほどに可哀そうでたまらなくなる。
この世に生を受けながら、僅か10年そこそこで命を奪われるとは・・・。
父親からの暴力的な虐待。
執拗なものだったようである。
母親は恐ろしくて、手を差し伸べることができなかったとか。
こちらがやられるからと。
何とも言いようのない両親である。
まさに鬼畜の所業である。
鬼畜のような父親、その幼少時代はどうだったのであろう。
甘やかされて、甘やかされて、思うがままになるよう育てられたのであろうか。
自らが正しい、自らの思うとおりに物事が動かないと承知できない。
そのようなことなのだろうか。
余談ながら、『自らが正しい、自らの思うとおりに物事が動かないと承知できない』とは、隣国の大統領も似たようなものであるけど。
何とも、理解し難いことである。
どうして、我が子を虐待し、殺害にまで至るのであろうか。
亡くなった女の子は、父親から虐待され暴力を振るわれており、そのことが誰にも言えない辛さ、どれほどまでのものであったろうか。
その辛さから脱出するため、どうしたらいいのか、悩んでいたことであろう。
おととし11月、通っていた小学校でアンケートがあり、『お父さんにぼうりょくを受けています』などと書いていたらしい。
何とかしてもらいたい、助けてもらいたいと学校に駆け込んだようなもの。
こともあろうか、その女の子にとっては藁をも掴む覚悟で書いたものであろうが、そのコピーが、市教委を通して父親に渡っていたとのこと。
何という愚かなことか。
これによって、さらに虐待がエスカレートしたことは火を見るより明らかであったことだろう。
また、児童相談所に保護されたこともあったが、父親から無理やり書かされたと思しき手紙により、自宅に帰えされたとのこと。
昨日報道されていた案件。
幼い命を自治体が守ってやらねばならないのに・・・。
真逆の行為で取り返しのつかない結果を招いている。
子どもの虐待、虐待死が後を絶たない。
一体、我が国はどうなっているのであろうか。
少子化問題が深刻化している我が国、子供たちがすくすく育つ環境整備、自治体からの支援、地域からの支援・・・。
国を挙げて本気で取り組むべきであるけど。
現代こそ昔ながらの日本人らしさ、人と人とのつながりが問われているものと思う。
今回の事件も実に痛ましく、残念なことである。(咲・夫)
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