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毎週見ている大河ドラマ「光る君へ」、中々に面白い展開になってきた。
関白・藤原道隆(井浦新)が疫病で逝ってしまった前回、死の間際まで嫡男の伊周(三浦翔平)を関白に、関白に任命するよう一条天皇(塩野瑛久)に懇願しつつ逝ってしまった。
その執念たるや並々ならぬものとして描かれていた。
昨夜の第18話「岐路」では、関白は自分であろうと思っていた伊周であったが、一条天皇は道兼(玉置玲央)を関白に命じた。
道兼、道長(柄本佑)兄弟の喜びも束の間のことだった。
民のための政をなすと決意の道兼、何と関白就任の日に倒れてしまった。
わずか、7日の間にこの世を去ってしまった。
いつも汚れ仕事を父・兼家(段田安則)から命じられていた道兼、長兄・道隆が関白になった際に自暴自棄になっていたが、道長の懸命の支えで立ち直りこの度やっと関白の座に就く栄誉を授かった。
弟・道長に感謝しながら、民のための政を推し進めると勇んでいた矢先の病。
それも命取りとなる疫病に侵されていた。
人生の最後、とてもいい漢に生まれ変わって新たな希望を持ちながら、自らの思うところの政をと勢い込んでいたその姿、いささか悲しくなるような展開となっていた。
道兼、道長の時代到来の矢先の出来事だった。
ドラマの終盤、関白は伊周なのか、はたまた道長なのか。
そこに道長の姉で一条天皇の母でもある藤原詮子(吉田羊)が、一条天皇に直訴することで道長を関白へと再検討することとなった。
ところが、道長は関白になると自在に動けないとかで、右大臣に就任し一条天皇を支えながら政に携わることとなった。
遂に道長が権力のトップの座に就くのだった。
道長は、かつてまひろ(吉高由里子)と約束していた民のことを重んじる政を行おうと心に決めていた。
ついにまひろが源氏物語という壮大な物語を創作する題材も整いつつあるけど、そのことについてどの時点で動き出すのであろうか。
我田引水を目論み、思いのほか我儘で気の荒い伊周と道長の確執、今後どのように展開するであろうか。
道長が権力を掌握する座に就いたことで、まひろの父・藤原為時(岸谷五朗)をはじめ一家の生活も変わって来るのだろうか。
まひろが紫式部を名乗るのは、どのあたりからであろうか。
今後の展開に興味津々である。(夫)
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