咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

秋の日本一周・韓国クルーズ ~乗船記~ そのⅢ

2010-01-09 20:22:40 | 旅行
 私たちも席に案内されるが、その席は、一段高い場所の10人掛けのテーブル、右隣のご夫妻・・・・・タキシードと華やかなイブニングドレス、私の左隣も同じ、お向かいのご夫妻は、ご主人がパイロット風な方、“何か場違いのところにいるみたい”“場所変わろうか”とは、家内の弁。





 フルコースは、シェフお任せを注文する。飲み物は、生ビールを左隣の方も同じく生ビール・・・・・・・良かった!!
 その他の方は、ワインとか見たこともないお酒を注文されている。話される内容は、世界一周の話、飛鳥と飛鳥Ⅱの話、こちらは、ひたすら聞き役である。
 パイロット風な方は、ご夫妻で世界一周を三回したとか・・・・・・・すごい
一番良かったのは、アマゾンの奥地まで船が入ったとの話。


 食事が進むうちに、緊張も解けて少しずつ話をするようになった。すると、左隣の方とも仲良く話すうちにその奥さんの旧姓が、何と私たちの姓と同じであるとのこと。

 物凄い数の乗船客なのに、ディナーにそのような方とご一緒とは、不思議なご縁である。
 その後、このご夫妻とは、翌日のオプショナルツアーもご一緒で、写真を撮りあったりして、随分仲良くしていただいた。


 フォーマルによる食事も終わり、例によって船内を散策、イベントを楽しんでいる方々、ライブラリーでゆっくりしている方々、カジノ(日本国籍の船だからお金は掛けられない)で楽しんでいる方々など過ごし方もいろいろ。





 ほろ酔い気分で部屋に帰りホットしていると、家内は、12デッキの大浴場に出かけた。暫くすると素晴らしいお風呂で、とても口では言えないと驚いて帰ってきた。

 私は、その夜お酒に酔っており部屋のバスルームを使い、翌日から、お酒を控えめにして大浴場通い・・・・・・・・夜の大海原、遠くに点々と漁船の明かりを眺めて気持ちいい






 三日目の早朝、最初の寄港地“種子島西之表港”に入港、朝食を済ませて“屋久島1日観光(山コース)”に出発。

 西之表港からジェットフォイルで、片道約50分の屋久島安房港に移動、そこから、バスに乗り紀元杉の観察やヤクスギランド散策へ。
 屋久島では、昨夜お知り合いになったご夫妻とご一緒で、雨にも会わず気持ちの良い一日を過ごすことが出来た。

 ヤクスギランドは、起伏のある30~40分程度の散策コース、様々な種類の苔、いろいろの年代の屋久杉、珍しい木、植物の群落を観察。
 また、紀元杉を見ることができ圧巻であった・・・・・・・感動の連続





 なお、縄文杉は、徒歩で往復10時間コースらしい。さすがに簡単には、見ることが出来ないようである。

 昼食には、屋久島の郷土料理を戴いたが、な・・何とトビウオをぶつ切りにした“姿揚げ“。羽までバリバリと食べてくださいとのこと、鹿肉のタタキも・・・・・・・初めての体験。

 夕方、17時前に飛鳥Ⅱに帰り、大急ぎで着替えて1回目の夕食、食事は毎回メニューが変わり・・・・・・・大満足。
 その後、フォトショップにてヤクスギランドなどの写真を注文、その夜、出来上がった写真を眺めうまく撮れたと安心。
 
 四日目、早朝に佐世保港に入港、米軍と自衛隊のある港町で自衛艦が数隻見えるので、望遠で撮影。こちらでも岸壁で趣向をこらした歓迎セレモニーがあり7デッキから眺めて感激する。
 後日、ここの護衛艦が韓国船と関門海峡で衝突のニュースがあった。





 本日の私たちのオプショナルツアーは、午後のコース“九十九島遊覧”なので、11デッキでティータイムを・・・・・ゆったりとした時間が流れる。
 “九十九島遊覧”のため、観光バスに乗り込み西海パールリゾートへ移動、パールクイーン号という帆船に乗り込み、九十九島を船上から眺めるが、これがまたすばらしい。





 島の数は、九十九どころか二百八とのこと、下船後、海キララ(水族館)に入館し見慣れない海の生き物を観察。
 最後にバスで展開峰に移動し、九十九島を展望し飛鳥Ⅱへ・・・・・・帰った。

 明日は、いよいよ韓国釜山港へ、佐世保を離れる頃からひどい雨になった。(咲・夫)



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