2008年製作の同名映画、昨日の午後からNHKBSプレミアムにて放送されていた。封切当時、勤め人であったこともあり映画を見る機会もなかった。
閉園の危機にあった日本最北端の動物園「旭山動物園」が、月間入場者数日本一の動物園へと復活したとの大きな話題は、映画が製作される数年前に様々なメディアで取り上げられていた。
北の大地・北海道にすっかり魅せられ、5回も訪れたこともあって同名映画が完成する以前にこの動物園に出向き、とても満足したことを想い出す。釧路空港に降り立って、レンタカーで釧路、知床、網走、旭川をめぐり歩き、この動物園も満喫し旭川空港から飛び立った。
昨日、新聞の番組欄を何気なく見ていたら、この映画が放送されることを知り・・・昼食もそこそこにして見入ってしまった。
1990年初頭、来園者も日増しに減少し滝沢園長(西田敏行)をはじめスタッフも頭を痛めていた。旭川市議会でもお荷物となっている動物園の再興か閉園か、市長提案を待ち望む状況下にあった。
強いリーダーシップを持ち続けていた滝沢園長、ある時、キタキツネが敷地内に侵入したことで、ゴリラがエキノコックス症で死亡する事件が起きた。このことが、マスコミでも大きく取り上げられ、閉園の方向に市長も市議会も大きく舵を切ろうとしていた。
動物園のスタッフや他の動物は、エキノコックス症についてすべて陰性であった。
閉園の危機回避へと滝沢園長を中心にスタッフ全員が、旭川市民へ旭山動物園存続を訴える行動を起こす・・・。
そのうち、市長選がはじまり新しい市長が誕生。滝沢園長たちが全国の主だった動物園や水族館を見学し様々な展示事例を学び、ある一つの大きなアイディアを新市長にぶつける。
それが認められて、悲願であった存続への道が開かれた。「行動展示」という画期的な展示方法を取り入れたことで、来園者が次々と訪れるようになった。そのことが、メディアにも大きく取り上げられるなど大きな相乗効果を生む・・・。
滝沢園長の強いリーダーシップと多くのスタッフの情熱が結実した瞬間である。その間、スタッフにも動物にもさまざまな悲劇も・・・。
この動物園を訪れて、「ほっきょくぐま館」、「あざらし館」、「ペンギン館」など、など、その動物たちの生態を身近に見ることができた・・・これには感動。
先日の「奇跡のリンゴ」の主人公・木村さんといい、旭山動物園の小菅園長(映画では滝沢園長)の強い意志と誰にも負けない信念を教えてもらった。
なお、この映画では、津川雅彦さんがマキノ雅彦さんとして監督を務めており、兄の故長門裕之さんの名演技も光っていた。何といっても、園長役の西田敏行さんがコメディタッチな演技を封印した名演が・・・観客や視聴者を唸らせる。
いい映画を観て、旭山動物園を想い出した。(咲・夫)
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
[追 記]~あらすじ~
革新的な展示方法で日本一の入場者数を誇る旭山動物園が、いかにして閉園の危機を乗り越え人気動物園へと成長したのか、園長ほか飼育係たちの奮闘を実話に基づいて描く。閑古鳥が鳴く旭山動物園に、人づきあいが苦手な新人飼育員がやってくる。園長たちは彼を温かく迎え、集客のため創意工夫を凝らしてさまざまなアイデアを形にしていくが、状況は厳しくなるばかりだった。マキノ雅彦としてメガホンをとるのは俳優の津川雅彦。
(出典:NHK公式HP 抜粋)
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閉園の危機にあった日本最北端の動物園「旭山動物園」が、月間入場者数日本一の動物園へと復活したとの大きな話題は、映画が製作される数年前に様々なメディアで取り上げられていた。
北の大地・北海道にすっかり魅せられ、5回も訪れたこともあって同名映画が完成する以前にこの動物園に出向き、とても満足したことを想い出す。釧路空港に降り立って、レンタカーで釧路、知床、網走、旭川をめぐり歩き、この動物園も満喫し旭川空港から飛び立った。
昨日、新聞の番組欄を何気なく見ていたら、この映画が放送されることを知り・・・昼食もそこそこにして見入ってしまった。
1990年初頭、来園者も日増しに減少し滝沢園長(西田敏行)をはじめスタッフも頭を痛めていた。旭川市議会でもお荷物となっている動物園の再興か閉園か、市長提案を待ち望む状況下にあった。
強いリーダーシップを持ち続けていた滝沢園長、ある時、キタキツネが敷地内に侵入したことで、ゴリラがエキノコックス症で死亡する事件が起きた。このことが、マスコミでも大きく取り上げられ、閉園の方向に市長も市議会も大きく舵を切ろうとしていた。
動物園のスタッフや他の動物は、エキノコックス症についてすべて陰性であった。
閉園の危機回避へと滝沢園長を中心にスタッフ全員が、旭川市民へ旭山動物園存続を訴える行動を起こす・・・。
そのうち、市長選がはじまり新しい市長が誕生。滝沢園長たちが全国の主だった動物園や水族館を見学し様々な展示事例を学び、ある一つの大きなアイディアを新市長にぶつける。
それが認められて、悲願であった存続への道が開かれた。「行動展示」という画期的な展示方法を取り入れたことで、来園者が次々と訪れるようになった。そのことが、メディアにも大きく取り上げられるなど大きな相乗効果を生む・・・。
滝沢園長の強いリーダーシップと多くのスタッフの情熱が結実した瞬間である。その間、スタッフにも動物にもさまざまな悲劇も・・・。
この動物園を訪れて、「ほっきょくぐま館」、「あざらし館」、「ペンギン館」など、など、その動物たちの生態を身近に見ることができた・・・これには感動。
先日の「奇跡のリンゴ」の主人公・木村さんといい、旭山動物園の小菅園長(映画では滝沢園長)の強い意志と誰にも負けない信念を教えてもらった。
なお、この映画では、津川雅彦さんがマキノ雅彦さんとして監督を務めており、兄の故長門裕之さんの名演技も光っていた。何といっても、園長役の西田敏行さんがコメディタッチな演技を封印した名演が・・・観客や視聴者を唸らせる。
いい映画を観て、旭山動物園を想い出した。(咲・夫)
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
[追 記]~あらすじ~
革新的な展示方法で日本一の入場者数を誇る旭山動物園が、いかにして閉園の危機を乗り越え人気動物園へと成長したのか、園長ほか飼育係たちの奮闘を実話に基づいて描く。閑古鳥が鳴く旭山動物園に、人づきあいが苦手な新人飼育員がやってくる。園長たちは彼を温かく迎え、集客のため創意工夫を凝らしてさまざまなアイデアを形にしていくが、状況は厳しくなるばかりだった。マキノ雅彦としてメガホンをとるのは俳優の津川雅彦。
(出典:NHK公式HP 抜粋)
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