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残すところ3回となった大河ドラマ「光る君へ」、来る12月1日(日)では平安時代最大の対外危機と呼ばれた「刀伊の入寇」が描かれるらしい。
壱岐、対馬を侵略した極悪非道の異民族、海賊の如き輩で刀伊とも呼ばれたらしい。
その後、博多湾へ攻め込み九州上陸を目指したとのこと。
その頃、大宰府に大宰権帥(だざいのごんのそち)として赴任していた藤原道長(柄本佑)の兄の子、つまり甥の隆家(竜星涼)は、その刀伊と対峙することとなったようである。
この時既に道長は出家をしており、その翌年の出来事らしい。
「刀伊の入寇」は有名な話らしいけど、今回の大河ドラマにおいては、どのような取り上げ方がされるものかと思っていた。
いつものパターンのナレーションだけで終わるのかとも思っていた。
いくら平安時代の対外危機であっても、取りあえずは京から遠く離れた遠国の出来事、そのため詳細には描かれないであろうと・・・。
すると、脚本家の大石氏は、さすがである、いつもながらこの「光る君へ」の描き方には、様々な趣向を凝らしながら巧みに描かれている。
感動も交えながらのドラマ展開に誘われている。
今回、その平安時代の大きな問題を描くのに主人公・まひろ(藤式部・吉高由里子)を道長と別れさせて旅に赴かせる趣向・・・。
それも最後の旅は、大宰府だった。
夫・藤原宣孝(佐々木蔵之介)の赴任地を見知っておきたいとの思いからであった。
これにより、主人公が現地にいることから、「刀伊の入寇」を描くための物語の広がりも描かれるものと思われる。
もっとも、予告編をちらりと見たのみであるから、どのようなストーリー展開になるものか分からないけど・・・。
いずれにしても歴史に残る藤原隆家の活躍が、心地よく紡がれるものと思っている。
ちょっと、楽しみに待っていたいものである。(夫)
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