咲とその夫

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 週末にはちょこっと競馬も。
 

ノーベル化学賞・・・・2名の日本人

2010-10-07 22:43:22 | 報道・ニュース
 6日、同時に2名の日本人がノーベル化学賞を授与されるとの明るいニュースが日本中を駆け巡った。

 素晴らしいことである

 この度の快挙は、北海道大学名誉教授の鈴木章氏、米パデュー大特別教授の根岸英一氏のお二方である。

 米デラウェア大名誉教授のリチャード・ヘック氏を含む3氏の受賞理由は、パラジウムを触媒とする「クロスカップリング」と呼ばれる有機合成法の開発で、その後の有機合成化学を大きく発展させるものとなった。

 日本人のノーベル賞は、08年以来で合計18人、化学賞は7人とのこと。


 昨日から、両氏へのお祝いのメッセージが多数メディアを通じて流されており、平素から地道に各分野で研究に勤しんでいる多くの研究者にとって、大いに弾みのつくビッグなプレゼントになったと思われる。


 子供たちが理系の道へ進み、研究者を育てることが大切と受賞の喜びの中で鈴木先生が述べられた言葉の重み・・・・これを契機に子供たちの理科離れを抑えられるといいけど。


 昨年の事業仕分けの中で「・・・・1番でなくても2番ではどうしていけないの・・・・」との発言は、日本中でブーイングの嵐であった。

 資源が乏しい日本であるが故に人材が資源であり、その人材を磨き育てることで技術立国日本を支えてきた・・・・・そうですよね。

 この度の両氏のノーベル賞受賞を契機に、様々な分野で研究に没頭している人材に光を当て、研究が進めやすい環境づくりを行うこと、さらに子供たちが夢を持って理系に進めるよう育むことも国の大きな政策のひとつである。

 
 6日夜、菅直人首相は、両氏が選ばれてことに際し「本当に喜んでいる。若い人に励みになる研究だ。『ノーベル賞を取ろう』と頑張る子供たちが増えてくれればうれしい」とコメント。
 さらに「無名でもしっかり研究している若いドクターらをしっかりフォローしたい」と科学技術政策を充実させる考えを示したとのこと。


 我が国の将来展望の中で、科学技術政策の充実化は避けて通れない重要な課題であり是非ともお願いしたいものである。(咲・夫)



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