咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

これは面白い・・・軍師 官兵衛

2014-01-08 21:56:12 | レビュー
 5日(日)、午後8時00分から今年の大河ドラマ「軍師 官兵衛」がはじまった。
 ドラマの冒頭、豊臣秀吉(竹中直人)が宿敵北条一族の小田原城を攻めるところからスタート。
 名家北条一族が秀吉の軍門に下る。
 秀吉が、ここに念願の天下統一を成す。

 その小田原攻めの最中(さなか)、秀吉の軍師である黒田官兵衛(岡田准一)が颯爽と登場。
 単身、小田原城へ向かった官兵衛が、降伏を迫る場面。
 これから1年間の長丁場、大河ドラマのスタートを決める最高のカット。
 これはイケル・・・と、思った。

 民放でも正月映画として「のぼうの城」が、放送されていた。
 その時代こそ、秀吉の小田原攻めの戦の一つである。

 場面は一転、官兵衛の幼少時代へ遡った。
 官兵衛の父・黒田職隆(柴田恭兵)は、小寺政職(片岡鶴太郎)に仕えている。
 ところが、敵対する赤松政秀(団時朗)に寝返るよういろいろと勧誘がある。
 謀略の渦の中に誘い込まれるが、間一髪嫡男の万吉(若山耀人)(後の官兵衛)の機転で助かる。

 一方、職隆の妻いわ(戸田菜穂)は、万吉の願いもむなしく病気(労咳)で亡くなる。
 政職は職隆の実直で豪胆な器量を見ぬいており、小寺家から離れないよう再び妻(後妻)をめとらせる。


(出典:NHK 公式HP 抜粋)

 ところで、片岡鶴太郎さん演じる小寺政職について、

 「『仁義ない戦い』の金子信雄さんのようなイメージで演じてくれ・・」と、監督に言われたらしい。

 そのことに納得しながら見ると・・・なぁ~るほど。
 この話を聞くほどで、今回のドラマへの興味がそそられる。

 あのヤクザ映画の大ヒットの陰には、金子信雄さん演じる親分と菅原文太さん演じる子分との関係、関わりが最高であったからであろう。
 耳に心地よい広島弁の飛び交うその映画、封切後も何度も観たものである。

 さて、ドラマの方、官兵衛の幼少時代が描かれたことで、黒田家の置かれている立場が良くわかってきた。
 第1回「生き残りの掟」は、60分拡大版で放送された。
 時を同じくして、織田信長(江口洋介)は、木下藤吉郎(竹中直人)を家来に従えて、桶狭間で今川義元を打ち滅ぼし、天下取りに動きつつあった。

 その翌年、万吉は16歳で元服。
 名を官兵衛孝高(かんべいよしたか)と改めた。

 ところで、二三苦言を云うなら・・ 
 “信長役”について、江口洋介さんでは、イメージが湧かない。
 ちょっと、軽い感じがするもので、時代劇より現代劇が似合う俳優さんである。

 今回のナレーションについて、我が家では、誰だろう・・・「岸田今日子?」と。
 ドラマ終了後、ナレーションが藤村志保さんと判明。
 それにしても、ちょっと聞きづらいナレーション、それが名女優の藤村さんと分かり、いささか驚いた。

 と、言いながらも、戦国時代でもあり、さまざまな合戦の模様も描かれている。
 各地でのロケ、スタジオ収録、最新CGを駆使した映像。
 戦国の英雄も出てくるから、見ごたえタップリ・・・。
 毎週、日曜日の放送が楽しみになってくる。(夫)


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2 コメント

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Unknown ()
2014-01-11 14:57:21
>片岡鶴太郎さん演じる小寺政職について、
 「『仁義ない戦い』の金子信雄さんのようなイメージで演じてくれ・・」と、監督に言われたらしい。

そうだったのですか。
何か拘りのある演技に違和感を感じましたが、そういうことでしたら納得できますね。


・信長役の江口洋介さん
・ナレーションの藤村志保さん

まったく同感です。

ドラマとしては、今後、面白くなりそうですね。
楽しみです。
返信する
そうなのですよ (咲とその夫)
2014-01-11 15:41:11
 ブログにアクセスいただきありがとうございます。

 片岡鶴太郎さんの話は、このドラマがスタートする前に出演者が出てPRする番組が放送されていました。

 その際に鼻の頭も赤くしているのも、顔つきとか雰囲気は金子信雄さんのように・・・と、言われて演じています。
 と、おっしゃっていました。(笑)

 主役の岡田准一さんの演技がいいもので、ミスキャストなども帳消しになっています。

 これからが、楽しみです。
 アクセス宜しくお願いします。

 
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