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昨夜放送された“Nスぺ”(NHKスペシャル)、思わず見入ってしまった。
最新のデジタル技術の素晴らしさに瞠目。
ナチスによるユダヤ人の大量虐殺、その裏には同じユダヤ人でありながら、ナチスに手を貸していた“裏切者”と呼ばれたユダヤ人特殊部隊「ゾンダーコマンド」が居たとのこと。
さすがに仲間や家族までも裏切って生き延びようとしたことに悔恨の念が禁じえなかったのであろうか、そのゾンダーコマンドの中に密かにメモを残していた者がいたらしい。
自らの役割について、何をしていたのか。
600万人とも云われているガス室送りによる大虐殺。
その実態を事細かくメモに残し、戦後に誰かの目に触れることを望んで、瓶詰などにして地中に埋めたらしい。
アウシュビッツ強制収容所で何がどのように行われ、どのように証拠隠滅が行われていたのかなどを事細かく伝えたかったのであろう。
75年の時を経て、これまで読み取ることのできなかった大量のメモが、最新のデジタル技術によって次々と解読されたとのこと。
それらのメモを詳細に鑑定したところ、3名のゾンダーコマンドにたどり着き、その3名がどのようにして仲間を裏切り、それに対する苦悩をも書き留めたのであろうか。
アウシュビッツ強制収容所の実態をどのような思いで書き残したのだろうか。
驚きの真実が白日の下にさらけ出される。
あまりにも残虐な内容であった。
取り分け、ガス室送りの子供がゾンダーコマンドに残した言葉、番組を見ながら思わず涙してしまう。
ちょっと、いい番組を見ることができた。(夫)
[追 記]~内容~
第二次世界大戦中、ユダヤ人の大量虐殺が行われたアウシュビッツ強制収容所。ガス室跡の地中から“謎のメモ”が見つかった。最新技術で解読したところ、書いたのは同胞をガス室へ誘導する役割や死体処理などを担ったユダヤ人特殊部隊「ゾンダーコマンド」のメンバーだったことがわかった。人類史上類を見ない大量虐殺の陰で“裏切り者”と呼ばれた男たち。密室の中で何が行われていたのか。75年の時を超え、よみがえる真実に迫る
(出典:NHK公式HP 抜粋)
昨日の競馬は、手も足も出ない結果となってガッカリしていたが、思わずいい番組を見ることで気分転換となった。

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