倫敦 とっかあた

ロンドン在住チェンバロ、ピアノ弾き のブログ。同居人は、不良猫と宇宙人かもしれないチェリストの旦那。

ヘンデルの生誕地Halleハレ〜ヘンデルフェスティバルでの演奏会

2024年06月18日 | 音楽
ヘンデルの生誕地ハレ。






ベルリンから
(遅延が無ければ😂)電車で2時間弱。
ライプチヒから1時間くらい。
ドイツ🇩🇪語だとHalle Saale と書きます。
毎年6月頃に開催される
ヘンデルフェスティバルで
演奏させて頂いています。






去年は、ソロ1回と
歌手との2回。
パンデミック中キャンセルされた分もあり
3回も弾かせて頂きました。
街中がヘンデルフェスティバル一色になり
音楽家で溢れます。










大きなオペラ公演などが
毎日のようにある上に
古楽系の室内楽や
私達のような小さい演奏会も
盛り沢山。
同時期にあるライプチヒの
バッハフェスティバルの方が
日本では知られているようですが、
ハレの方が規模も大きく
古楽系は多いと思います。


今年はソロの演奏会で
ちょとサプライズな事が。
私の大好きなチェンバロ奏者の1人
バンジャマン・アラールさんが
聴衆の中に!
実は
朝ホテルの朝食で、
私の方から
「貴方の演奏大好き💕です〜!」と
ついつい話かけちゃいました。
翌日の
彼とリコーダー奏者ミシェルさんの演奏会の
ご盛会祈ってます!
などなどと
話が弾んだんですが、
自分のソロを聴きに来て下さるとは
夢にも思わず。




終演後、
「来て良かった!」って言って貰えて
安堵でした。

今年はプログラムの半分が
ラモーだったので
バンジャミンに聴いて貰えたのね!?
と後から
緊張してきましたが。
😂
何気に話も弾み
CD交換。
ゆっくりじっくり
聴かせて貰います!

そして毎年応援に駆けつけてくれる親友夫婦が
今年は御家族まで連れて来てくださりました。
近郊ライプチヒに在住の
フルート奏者の友人も忙しい中駆けつけて
くれました!
良き友に恵まれ感謝歓激❤️







更に
20年近く音信不通になっていた
友人が
なぜか実はベルリン近郊に在住で
終演後にいきなり現れ
嬉しビックリ‼️







まさに音楽は人を繋ぐんですね!
ヘンデルさん
皆さんありがとう!

去年のロンドン国際ヘンデル声楽コンペティションの優勝者フローリアン・Störtz との
コンサートも
無事終了。








来年もソロと歌手との
2回の演奏会を依頼され
感謝で一杯です。
❤️
今回ちょっくらライプチヒにも
立ち寄り
バッハさんと
ゲーテさんに
御挨拶してきました。
お天気にも恵まれ
ストレスフルな
ロンドンライフに戻る前の
束の間の息抜きとなりました。
















ロンドンライフ
なぜこんなストレスフルなんでしょー!?
😂




実はソロの演奏会に出発🛫2日前に
猫殿が2日間入院。






約40万の治療費😱
ソロ演奏会終了→私帰国→
ピアノでバスーンの修士演奏会伴奏→
猫🐈‍⬛倒れる救急へ→猫復活→再びドイツ🇩🇪へ🛫
と目の回る2週間となりました。
お陰様で
猫も元気になり、




帰国後1週間の教えを無事終了した所で
ちょっと風邪🤧でダウン中です。

幸い今日は学校のお仕事が
お休みなので
ゆっくりして
次の演奏会の準備を
始めます!
❤️

追記
結局ソロは裸足で🦶弾きました。
フラットシューズ🥿用意したんだけど
裸足の方が断然コントロール効くんです。
ヘンデルさん許してね。










裸足でステージ

2024年05月27日 | 音楽
早いもので
去年7月、日本でのリサイタルで
ゴルドベルク変奏曲を弾いてから
一年弱となります。
さて
前半ちょっとした
ハプニングがありまして。
時効かなあという事で
大公開致します!
日本語字幕は入力の仕方が分からず断念
すみません🙇‍♀️



こちらはスッキリ裸足で🦶
爽快に弾ききった後半です😁


日曜のコンサートも
裸足🦶で弾きたいけれど
ヘンデルさんの生家ですし
おりこうにちゃんと靴履くつもりです。
😁
あと数日
練習頑張ります。
💪







グレーゾーン

2024年05月04日 | 日記
前日に用意しても
朝必ず一回は忘れ物を取りに戻る。
手袋と傘の紛失が日常。
家計簿がつけられない。
失言多め。
感情のコントロール苦手。

半年程前、
別件でカウンセリングを受けた際
ADHDなのでは?
と。
え!?まさか
私集中力、
記憶力はある、、筈。
でも、あれこれ
調べてみると、
色々腑に落ちます。
💡

時々
てんで頭に入って来ない項目が
あるのもそれ!?
😂
正式な診断は
とっても高額なのと
一応日常生活に支障が無い
(ややあるんですが😅)、
ので、
まあ診断は保留。
日本語だと
発達障害って言葉を使うんですね。
残酷😱
言葉の暴力の如く
既に劣等なイメージを
与えてしまっています。
英語だと
Neurodiversity のひとつ。
特にネガティブなイメージを
感じません。
まあ確かに
日本に住んでいた頃は
“変わってる“
とよく言われていました。
🤣
何がどう変わっているのか
自覚症状無し。
イギリスで生活するようになったら
もっと変な人達が
一杯いるので、
ますます自覚無しで、
独自の道をまっしぐらです。
という事で、
ありとあらゆる工夫を
試みたけれど
毎度途方に暮れるカオスと
絶望感一杯の
確定申告。


因みに
このファイルも
使わぬまま、
ネット管理も
アップも挫折。
😂
今回はちょっと早めに
始めただけでも
自分凄い👏👏👏
🤣




リサイタル「愛って何?」 偏見と境界線への挑戦

2024年04月15日 | 音楽
世の中の不和や争いって
多くは偏見や先入観から
排他的になり
境界線を引くところから
生まれるのでは?

と、突然大きなことを
言い出しました。
ココで偉そうに世界観を
語るつもりはありません。
失礼しました。
😅
前半がバロックで、後半がモダンって
何よ!?って
猜疑心を抱いていらっしゃる方
抱いていらっしゃらない方も
我慢してお聞き下さい。

この夏の演奏会、
バロックとモダンの音楽の間に
「愛」の橋をかけたいなと
そんな思いを語りたいと思います。
❤️
以前にも
チョロっと書きましたが
チェンバロとピアノを
両立してくるにあたり
裏でも表でも
随分と嫌味や中傷を
受けたわまりました。

でも最近は
私よりもっと知名度のある奏者達が
チェンバロとピアノは勿論
指揮、オルガン、色々ガンガンと
飛ばしていらっしゃるのを知り、
勝手に大きく背中を押された気分です。

個人的には
脱力奏法を身につけ
両方の楽器のタッチの違いと
音楽のスタイルの違いを
しっかり勉強した上でなら
両立は可能だと思います。

💪
そして今更ながら
人生やっぱり
自分のスタイルで
生きたらええやん!と、
思うようになりました。

ここでお知らせ📢
プログラムに変更あり!

→下記に変更




音楽と歌詞が
より良い流れになるように
工夫しました。
「愛って何?」は
ブリテン作曲キャバレーソング集第一曲目
から取ったフレーズです。
とってもラフにまとめると
(ラフ過ぎかも😅)

前半は
愛の喜び→離別→倒錯と悲劇
後半は
官能的な愛→愛の消失→愛って?→愛の多様性

こんな感じです♪
当日は
苦手ながらに
ちょぴりトークも頑張ります。

前半はヘンデルフェスティバルで
後半の曲はベルギーのツアーで
このメンバーで
一緒に演奏したプログラム。
練習していて
ゾクゾクする素敵な曲達です。

より多くの皆様に
様々な驚きや発見を味わいながら
楽しんで頂ければ
幸いです。
名古屋公演の会場は特に
大きくて
マジシャンことKOTOBUKI社の庭瀬さんや
他のベテランスタッフの皆様に
音響効果を調整して頂けます。

エロイーズは
マルセイユのオペラ座で
カルメン役を去年歌い
一世を風靡したばかり。
熱い歌唱も舞台の立ち振る舞いも
眩いばかりの華があり、
サングラス🕶️持参で!と
注意⚠️事項を記したいくらいです。
😂
東京公演は
お席の数が限られていますので
お早めにご予約下さい。

では皆様と
ボーダーレスに
素晴らしい時間を共有できるのを
楽しみに精進して参ります!





晩夏・日本ミニツアーのお知らせ

2024年04月01日 | 音楽
日本の桜🌸の恋しい季節となりました。
お花見したのは
もう何年前のことか(遠い目)

さて、晩夏の日本ミニツアーお知らせ📢です!
2年連続で
チェンバロのソロの演奏会を
させて頂き
有難いことに
大変好評でしたので
今回は
同僚も一緒に
更に豪華な企画で行きます♪
メゾソプラノ歌手のエロイーズとは
ヘンデルコンペティション以来
フランス🇫🇷の音楽祭で
伴奏したり
ベルギー🇧🇪リサイタルツアーを
伴奏したり
長いお付き合いです。
チェリストは
こちらもモダンとバロック両方弾きこなす
ベテラン。
ピアノトリオ以来共演してきました。
詳細は下記のチラシをご覧下さい♪

皆様に楽しんで頂けるよう
3人とも精進して参ります!💪💪💪
こちらは
メゾソプラノ歌手エロイーズ・マスの
動画です: